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モールス信号

モールス信号とコオロギの声  少し前の話。モールス信号を聞くことがあり、ツー・ツツツ ツ・ツー・ツツ ツ・ツ・ツー ツ、などというのが頭に染み込んでしまい、コオロギの声がモールス信号に聞こえてしまうということがありました。  それはそれとして、今、ツツツ ツー・ツ・ツー ツー・ツ・ツーツー、と書いていて、このツとツーの文字を見ているとゲシュタルト崩壊を起こしそうです。 (ちなみに、前者は「BLUE」、後者は「SKY」のモールス信号です)  ところで、モールス信号は宮崎駿監督のアニメでよく出てきますが、それぞれ意味のある信号になっているそうです。  そういえば、昨日投稿した彼岸花は咲いていますが、そういえば今年はまだ金木犀のにおいはかいでません。まだ咲かないのか、そもそも行動圏内に木がないのか。

ハチの巣駆除

アシナガバチの巣の駆除 ハチの巣発見  町を歩いているとハチが飛んでいるのをよく見るのですが、これから涼しくなるとハチが増えるんだろうなと思っていた矢先、玄関の扉の上の方に黄色いハチが止まっていました。刺激しないようにハチを見ながらそっと扉を開けようとすると、視界の上、奥の軒下の排水パイプに巣があり数匹のハチがいました。そして別の角度から見てみるとパイプの裏に手のひらサイズのハチの巣が出来ていました。その巣は穴が空いているところや白いものが詰まっているように見えるところがあり、10匹以上のハチが巣の上で足を動かしたりして、世話をしているようでした。  ハチはキイロスズメバチだったらいやだなと思いつつネットで調べてみましたが、アシナガバチとの違いがよく分からず、けれど巣で調べてみた限りではどうやらアシナガバチのようでした。  物陰から巣を見ていると、ハチが甲斐甲斐しく巣を世話しているようで、その様子だけを見ているとかわいいのですが、玄関で人の出入りがあり刺されたら嫌なので駆除することにしました。刺さなければ放っておくのですが、過去に刺されているのでそういうわけにもいかず…。 ハチの巣の駆除  ハチの巣駆除はシルバー人材センターで行っているとのことで、さっそく依頼。ハチはアシナガバチとのことでした。作業は2人で10分もかからず終了。アシナガバチにしては大きいとのことでした。巣は取ったけれど、外に出ているハチが戻ってくることがあるため数日間は注意が必要とのことでした。  外から戻ってきて巣がなかったら途方に暮れるよな、その後そいつはどうするんだろうな、などと感情移入をしつつ、巣を作られないように気を付けようと思ったのでした。

昭和へ逆戻り

新宿点描  とある月末の金曜日、夜の帳が下りてしばらく経った東新宿。  新型コロナが5類になってからというもの、歌舞伎町のあたりには外国人が多く行き交うようになり、歩道はそんな彼らでいっぱいで歩きにくいほどだった。 東新宿、歌舞伎町(コロナ前の2015年)  そして、靖国通りの信号待ちをする人々のなかに、おそらく同じ職場の人間だろうと思われる日本人6、7人が輪になって騒いでいた。 年配の男が言う「次どこ行くー?」 これまた年配の女が言う「わたしキャバクラ行ってみたい! キャハハハ!」 男「お前なー! アッハッハッハ!」 女「だって行ったことないんだもん!」 久しぶりにこんな猥雑なやりとりを見ていると、コロナ前を通り越して昭和の時代に逆戻りしたのではないかと錯覚してしまった。そしてアニメlainの雑然とした雰囲気を思い出した。

コロナのキロク

あれは3年前 いや、およそ3年半も前の4月半ばのこと。 いつもなら21時を過ぎてもまだまだ帰宅する人たちでにぎわっているはずのJR品川駅の構内は、行き交う人もまばらで、 JR品川駅 JR品川駅 JR品川駅 プラットフォームに降りると、時間通りにやって来た山手線は窓が大きく開け放たれ、シートはガラガラ、主要な駅に着いても乗る人は少なく、ひと車両に数人しかいなかったほど。  そして、ブルーインパルスが都心を飛び、 ブルーインパルス ロックダウンの象徴としてレインボーブリッジが赤く照らされたり、 赤く照らされたレインボーブリッジ 今からするとまったくもって異様な状況で、まるで間違えて異界に足を踏み込んでしまったのではなかったかと感じてしまう。  それまでの日常はあっという間に非日常へと変わり、それを経験したあととなっては、もはやその記憶をなかったことにするわけにもいかず、異界の名残りを感じながら生きていくことになるのだろう。そんなことを思うのと同時に、今いる日常も!異界とは常に隣り合わせであり、明日と言わず、ふとしたきっかけで、あるいは今この瞬間から何が起こるかわからない、そして一度軌道を逸れた日常は、それまでのものから大きくはずれて、いいにしろ悪いにしろあらぬ結果をもたらすことになるのかもしれない。そしてそんな不安定な場所に立ち続けざるを得ないのが人の日常ということなのだろうか。

さようなら夏

涼しい夜  ずいぶんと久しぶりに、涼しい、というより肌寒く感じる夜。  夏になる前は部屋が30℃になっているとうんざりしていたけれど、酷暑を経験した後だと、同じ30℃でもこの程度かと感じていたりして、人間はこうやって気候に慣れていくのだろうか。いや、慣れるしかないというか…。  そういえば、何年か前に聞いた、とても寒い国に行っていたという人の話。冬はマイナス30℃などになり、そこで数年過ごしたあと日本に帰ってきたら、真冬なのに暑くて半袖でいたかったけれど、恥ずかしいからあえて長袖を着ていたとか。この話を聞いた時から、人間の体は時間をかければ暑さ寒さに対してかなりの適応力があるんだなと思うようになった。  これからもまだ暑くなる日もあるようで、季節の移ろいをゆっくり感じることがなくなってきたのかもしれないけれど、ここでひとまず、 さようなら、今年の夏。

お彼岸

暑さ寒さも彼岸まで  いつもこの言葉を信じて、夏の暑さももう少しの辛抱だと自分に言い聞かせているのですが、今日は夜から雨も降り−多少降り過ぎな感じもしますが−気温がずいぶん下がってきました。  暑さ寒さも彼岸までとはよくいった言葉だなぁと思いながら、一方で、お彼岸を過ぎても真夏日などになるような年が来るなら、それこそ地球温暖化が極まってきたのかと思うようになるのかもしれません。  また、昼間外を歩いていると、紅い彼岸花も咲いていました。ひと昔前は、彼岸花の頃は長袖を着てもいいくらいの気温で、空が高く、秋の気配が漂っていた記憶があるのですが、今年はそんな秋が来るのはもう少し先でしょうか。  季節の変わり目、今年は特に猛暑が長く続いたので、その疲れが一気に出てくることが多いのではないかと思われますので、がっくりと来ないようにしたいです。みなさまもくれぐれもお気を付けください。 巣鴨のお地蔵さま  先日、おそらく初めて巣鴨に行きました。おばあちゃんの銀座?などと呼ばれているあの巣鴨です。  用事を済ませたあとはもう日が傾き、あたりは薄暗くなり始めていたのですが、お地蔵さまの前では、通る人たちが門の前でお辞儀をしていて、最近はこんな光景を見ることもなくなったので、地元で慕われているお地蔵さまなのだろうと、なんだかしみじみ思いました。  ところで、巣鴨にはおいしいお団子屋があると聞いていたのですが、調べてみると数年前にお店をたたんでしまっていたらしく、とても残念です。 巣鴨地蔵通商店街 巣鴨のお地蔵さま

Raspberry Piで電子ペーパー

Raspberry Pi Zero WHで電子ペーパー 電子ペーパー  AmazonのKindleなどに使われている電子ペーパー(e-paper)。省電力なので、今日の天気とか、なにかトピックとかを表示させておけば面白そうだなと思っていたのですが、先日、秋葉原に寄ったときに運良くパーツを見付け、即買いました。大きさはいろいろありますが、今回は値段重視で2.13インチのものにしました。今回使う、Raspberry Pi(ラズパイ) Zero WHとほぼ同じ大きさ。  waveshareというメーカーの2.13インチで、赤白黒の3色(赤黒の2色?)が表示できるもの。ラズパイのGPIOに対応しているので、差し込むだけで簡単に使えるというもの。  電子ペーパーは、最近はスーパーやドラッグストアなどでも値札に使われているのを見るようになりました。中古で買ったKindle Paperwhiteも、長い間充電せずに放置していても、気づいたときにまだまだバッテリーが残っている、というくらい省電力です。  さっそくラズパイと繋いで、メーカーのサイトに書いてある手順に従ってデモを試してみることにしました。…が、プログラムは途中でエラーが出て当然のことながら何も表示されず。もう一度、もう一度とやってみましたが、手順通りにやっているはずだと思っているにも関わらず一向にエラーは解消されず、ネットの情報を見たり、chatGPTに聞いてもconfigの修正が必要だとかでうまくいかず、かなり心折れそうになっていました。  ラズパイZeroじゃ使えないのかとか、OSの再インストールからやってみようかと思っていたところ、日を改めて手順に従いながらもう一度やり直したら、これまでと違う挙動を示し、なんだか動きそうな気配。これはいけそうだとやっていると、なんとかデモが動かせました。そもそもこんなところでつまずいて、先が思いやられますが…。 電子ペーパーで画像を表示  サンプルのプログラムを元にして、自分で作ったビットマップ(拡張子bmp)画像を表示させてみました。赤と黒が表示できるので、同じ大きさの画像を2枚用意して、1枚は黒用、もう1枚は赤用として、2枚を重ね合わせる感じでしょうか。文字や図形を表示させることもできますが、今回は画像として表示させました。  ひとつはただ単に文字だけの画像と星だけの画像を用

太古の記憶

神流町恐竜センター 恐竜時代  猛暑が続くある夏の日。前々から、いつか行きたい予定リストに入っていた、群馬県にある神流町恐竜センターへ行きました。  本館の建物に入ると、もうすぐライブシアターが始まるとのことで、まずはそちらの部屋へ移動。映像を流すだけなのかと思っていたらそうではなく、モンゴルの恐竜時代を動く模型を使って再現・解説したもので、けっこう迫力があって面白かったです。  収蔵物でとくに印象に残ったのは、見上げるほどの巨大な足(大腿骨?)の骨と、それと対比するように展示された翼のある恐竜の今にも折れてしまいそうな細い骨。  本館と別館の間にあるスペースにはティラノサウルス・レックスが発見された現場を再現したものがありました。こんな形で地中から出てきたらすごいです。  別館はこの神流 (かんな) 町の化石、そして、モンゴルの恐竜が展示されていて、地層の出来方や骨格標本などいろいろと堪能しました。食堂の料理も美味しかったです。 恐竜センターの外にある模型。 夏の空。にわか雨が降りました。 波と足跡の化石  帰り道で恐竜センター設立のきっかけとなったという、波と恐竜の足跡の化石を見に行きました。行きにも車でここを通っていて、変な岩があるなとは思っていたのですが、岩の表面は凸凹に波打っていて、中央の下部から右上に向かうものと、左上の深いくぼみが恐竜の足跡だそうです。  ちなみにこの道路は埼玉の秩父から続く国道なのですが、峠越え(山越え?)の道で途中車1台が通るのがやっとではないかと思うような箇所もあり、久々に遭遇した酷道でした。    波と恐竜の足跡の化石  恐竜の博物館へ行ったものの、そもそも恐竜の時代とはいつの頃なのだかよく理解していなかったので、地質年代を見てみればいいのかと家に帰ってからネットで検索してみると、いろいろと表がヒットしました。  冥王代ってなに? アノマロカリスはいつ頃の生物だったのか? 恐竜はこのあたりに生存していたのかふむふむと思う一方、なんと人類の歴史の浅いこと。ひとくくりに恐竜 というのもおかしいと思いますが、大ざっぱに恐竜の時代は約1.5億年(?)続いたようですが、人類の歴史は500万年くらいだそうで、地球の46億年の歴史を積み上げていくと、紙1枚分の厚さくらいもないようでした。  ところで、地球の誕生が46億年

『神々の山嶺』を読んで

『神々の山嶺』(漫画)を読んで 前回の投稿からあっという間に3ヶ月ほども経ってしまい、いつものことながら時間が経つのが早すぎるとしみじみ感じています…。 そんななか、『神々の山嶺 (いただき) 』の漫画を読みました。夢枕獏さんの小説は2018年にネパールに行く前に読んでいましたが、その後、漫画があることを知り買い集めていたものの、流し読みしかしておらず、今回やっとちゃんと読みました。文庫版で全5巻。 エヴェレスト街道から遠くにエベレストを眺める ストーリーは忘れているところが多く、ああこんなこともあったなと思い出しながら読んでいました。ネパールの埃っぽさやカトマンドゥを充たしている独特なニオイを思い出しました。 それにしても、谷口ジローさんの描く山とクライマーの描写がすごいの一言に尽きます。額に入れて飾っておきたいほど。 自分はエベレストはもちろんのこと、富士山と同じくらいの標高より高いところへ登ったことはなく、壁もやったことはありませんが、主人公たちの攀 (よ) じる山の、その空気感、高度感、息苦しさ、岩肌の冷たさ、緊張感、恐怖感、焦燥感、山頂に出た時の開放感、そしてその後に待ち受ける絶望感などがとてもリアルに伝わってきました。

Raspberry PiでHello,World!!

Raspberry Piお試しキット Lチカからの続き  Raspberry Pi(ラズパイ)の電子工作、というより電子工作用の初心者お試しキットを使ってみよう、の続きですが、ボタンを押してLEDをON/OFFしたり、ブザーを鳴らしてみたりしつつ、サンプルプログラムのコピペで微妙にエラーが出たりするのでどうなってるのか見てみたり(といってもカッコが抜けていたりするだけですが)しながら、やっと次は見た目に分かりやすいものに進みます。 ボタン(LEDの右上の黒いポッチ)でLEDをON/OFF 液晶画面での文字表示(英数のみ)  液晶画面に文字を表示させてみよう、ということでサンプルプログラムをコピペして動かしてみたのですが、画面は明るくなるものの何も表示されず…。配線は間違えてないし、いきなり液晶を壊してしまったのかとか、もうドツボにハマってしまったのかなどと思いながらネットでいろいろ見ていて原因が判明。コントラスト?の調整が必要のようでした(写真の灰色の十字のダイヤルをどちらかに回して調整)。 コントラスト(?)調整  やっと文字の表示ができるようになったので、サンプルプログラムの文字の所を変えて、お決まりの「Hello, World!!」と2段目に「(^-^)/」の顔文字。このサンプルではあらかじめ用意してある文字を表示するだけですが(文字数制限あり)、時間が経つと次の2段の画面が表示されるので、そちらも文字を変えてみたり。次の画面には「Today is a Beautiful Day!!」 と思いついたものを表示させてみましたが、今あらためて日本語にすると、本日は晴天なり、もしくは日々是好日といったところでしょうか。  プログラムによって電車の電光掲示板のように文字が流れたり点滅したりするのも可能なのでは?! 液晶画面でHello, World!! 本日は晴天なり、または、日々是好日?  ということで、見た目に分かりやすく、達成感もある液晶画面の文字表示でした。

Raspberry PiでLチカ(続き)

先日のRaspberry Piを使った電子工作の続きです。 LEDを片側の端から1つずつ順番に点灯させ、もう片側まで行ったら逆の順番で点灯させるもの。 右端の赤いLEDから順番に点灯させて、5番目の白いLEDが点灯したところ 消えているLEDをだんだん明るくして、最大の明るさになったら、次にだんだん暗くして消すもの。 LEDを明るくしたり暗くしたり どちらも写真ではよくわかりませんね…。 〈余談〉 それにしても、ここ数日は月が綺麗に見えるはずなのですが、(おそらく)花粉が夜空に大量に漂いぼんやりとしか見えず、今までここまでは意識したことはなかったのですが、黄砂がひどい時やヨーロッパのサハラ砂漠の砂などもこんな感じなのかと思ったりしてしまいます。

Raspberry PiでLチカ

電子工作  何年か前に買ったRaspberry Pi Zero WH(小型のコンピュータ)は、ライブカメラみたく使えないかなとネットの情報を見ながらしばらくやっていましたが、途中で配信が止まってしまうため他の方法に切り替え、そちらもやめてしまったため、Raspberry Piはそのまま日の目を見ることなく箱の中にしまわれ、いくつ夏を越したことやら…。  実用性を考えるなら、おそらく中古のパソコンを買ってくるというのが正解なのでしょうが、それはそれとして、もう少しまじめに工作してみたいとRaspberry Pi用に電子工作キットを買いました。 Lチカ  電子工作キットの中にはいろんなパーツが入っていていろいろできるようなのですが、とりあえず、簡単で初心者が最初によくやるらしいLチカ、LEDを光らせるというのをやってみました。  Raspberry Pi(ラズパイ)本体とブレッドボードというものをワイヤで繋いで、LEDと抵抗を差し込んで、ラズパイ上でPythonのプログラムを走らせて(サンプルをコピペ)…おぉ、点滅した!  挿す場所を変えてみたり、点滅時間の数値を変えてみたり、これだけでも十分面白いです。やってみたいことはいろいろあるのですが、はたしてどこまで続けられることやら。 Raspberry PiでLEDを光らせる

銀河鉄道999とともに

果てしのない旅を 車掌さん(JR小倉駅)  星と星の間を走る銀河鉄道999。その列車に乗っていた松本零士さんが先にどこかの停車駅で降りたのか、それとも彼を乗せた999は相変わらず走り続け、自分が先にどこかの停車駅で降りたのか…。いずれにしてもこれからは松本零士さんのいない世界を歩むことになり、人の生きる時の流れを感じざるをえません。 鉄郎とメーテル(JR小倉駅)  天文が好きになったりクロノ時計が好きになったりしたのは、やはり銀河鉄道999の影響もあるのだろうと思います。それに今思うと記憶に残っている初めて触れたSFなのかもしれません。その漫画の愛蔵版を一冊一冊買って楽しみに読んでいたのは遠い日の記憶。その後、いろんな作品を買い漁っていた時期がありましたが、先の愛蔵版とともに今ではほとんど手放してしまい、手元にあるのは、999の好きな話が載っている、愛蔵版とは別に探して買った単行本くらい。 メーテルのマンホール(JR小倉駅近くで)  残ったのはやはり思い入れのある銀河鉄道999でした。 車掌さん(西武池袋線大泉学園駅)  こうして思い返していると、やはり自分の方が先に列車を降り、その停車駅の町に留まるか、それとも別の列車に乗り換えるか優柔不断に決めかねているのではないかという気になり、そして人の時間の縛りから開放された松本零士さんは、走り続ける列車の中で、流れ行く星々の輝きを横目にしながら、今も果てしのない旅を続けているのではないかと思うのです。アンドロメダよりも先に宇宙は限りなく広がっているのですから。  「えー、次の停車駅は……」

Daisy, Daisy...

ハルの歌った歌 Daisy Bell  昨日の『2001年宇宙の旅』に関連して、ハル(HAL 9000)が記憶を抜かれて?いく時に、「デイジー、デイジー…」と歌を歌っていますが、現実世界でコンピューターが初めて歌った(今でいうボカロ?)のが、この『デイジー・ベル(Daisy Bell)』という曲だそうで、それでこの曲をハルにも歌わせたのでしょうか?  ちなみにハルが作られたのは1月12日だと言っていたので、もうすぐ誕生日ですね…。何にしてもHALは不気味ですが…。 宇宙開発  昨日書き忘れましたが、これからの現実世界の宇宙開発は、このままいくと、ここで描かれたような進化をたどっていくのかなと漠然と思いました。正当進化とでもいうのでしょうか。  あとひょっとして当事は、21世紀になれば宇宙旅行は普通ではないにしろ、そこそこ行われていると想像されていたのではないかと思ったりして、だとすると、現実世界の宇宙開発のスピードは少し遅いのかと思ったり…。ですが、2025年の有人月面着陸に向けて、ブレイクスルーとなるような、かなり画期的なことが行われる(行われている?)のではないかと期待しているのでとても楽しみです。  モノリスが発見されたらブレイクスルーどころではありませんが。 またどこかで…  なにはともあれ、ハルの歌ったデイジーの曲。『2001年宇宙の旅』が宇宙開発に影響を与えるかぎり、またどこかで聞く機会があったりして…でもそれは破滅を意味するのか…いやその先にある人類の新しい夜明けを意味するのか…?!

Stop, Dave

『2001年宇宙の旅』 『2001年宇宙の旅』を久々に見たくなって、DVDを引っ張り出してきました。  内容はほとんど忘れていて、ヒトザルのシーンはこんなに長かったのかと、いきなり思ってしまいました。そしてハルとデイブのやりとりの後、木星とモノリスが出てくるあたりからは完全に理解が追いつかず、いつのまにポッドに乗っていたのかや、白い部屋ではもうお手上げなのですが(しかも装飾も何もないただの真っ白な部屋だと記憶違いをしていたり)、この理解のできなさは、自分がいるこの世界より、より高い次元の世界を認識できないとはこういうことなのかと思ってしまうほどでした…。  ダンボールからアーサー・C・クラークの小説を探し出し、ぱらぱらと見直していると、映画の理解できなかったところを小説を読んで補完していたのを思い出しました。といっても久々に映画を見てこのざまではありますが…。とにかく、映画を見てより深く知りたいと思うのなら、小説はお勧めです。 『2001年宇宙の旅』は、映画には映画の良さがあり、小説には小説の良さがあり、久しぶりにどちらも触れて、やっぱりそれぞれとても面白く、なぜか気力を少し注入されたような、そんな気になりました。ヒトザルが道具を使えるようになって人間になり、そして宇宙に進出できるようになり(今の世の中はこの初期のステージ?)、さらに次の段階へ進化できる希望のようなものをみたからでしょうか。 ところで、サルからヒトへという進化論のようなものは、進化論を否定している国々ではどう捉えられているのだろうというのが新たな疑問になりました…。

魚三昧の日

久しぶりの魚の日 最近はどんな魚がいるのだろうと、久しぶりに朝から魚屋へ行ってきました。 店は開いたばかりですがすでにけっこうな人の数。 鮮魚(魚介類)を思い出してみると、マダイ、マサバ、イナダ、マイワシ、マアジ、クロムツ、ノドグロ、イトヨリ、タチウオ、キンキ、カマス、ウスバハギ、マトウダイ、ナメタガレイ(マコガレイ?)、スルメイカ、ケンサキイカ、タラバガニ、ズワイガニ、ツブガイ、マガキ、タイラギなどが並んでいました。 今日もまたマアジを買いそうになりましたが、我慢してイナダ(450円)にしました。そして作りおき用にマイワシ(50円×6尾)とマサバ切身(500円)。サンマはもうシーズンが終わってしまったようですが、冷凍物は形も値段もそこそこで、ちょっと心惹かれました。 イナダの刺身 イナダはブリの幼魚で、口先から尻尾の先まで入れた全長は40cmほどでした。 頭を落とし内臓を取り、三枚におろして皮をはぎ骨を抜き刺身に。ウロコはちゃんと取ったつもりが、細かいものがけっこう残っていたので次からはもう少し気を付けよう。 シーズン的なものなのか大きさ的なものなのか、刺身は脂ぎっているということもなく、けっこうあっさりとして美味しかったです。 イナダ イナダの刺身 マイワシの蒲焼 1尾50円(!)のマイワシは蒲焼風にして作りおき。全長は20cmほど。頭を包丁で落とし、あとは手開きをし、背骨と尻尾を取ります。お腹の骨が意外としっかりしていたので、もうちょっと取った方がよかったかもしれません。 片栗粉をまぶし油で両面を焼き、酒、みりん、醤油、砂糖の調味料を加えてからめます。冷まして1尾ずつラップにくるんで冷凍庫へ。 マアジ マアジの蒲焼風 マサバの竜田揚げ マサバも作りおき。切身をパックから出し、さて皮だけはいで適当な大きさに切ろうとして見ると、そこには立派な骨があり、魚は二枚におろしてあるだけの状態でした…。それもそのはず、塩焼きなどにする場合は、骨なんて取らなくていいんですよね…。 気を取り直して、背骨とお腹の骨と身の骨(?)を取り、酒、みりん、醤油、生姜の調味料に漬け、そのあと片栗粉をまぶして揚げ焼きをしました。おうちゃくをして焼き方を失敗したので見た目は悪いですが、味はそこそこだと思います。 マサバの竜田揚げ

ゲームの話:STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)

想定科学アドベンチャー STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)シリーズ シュタインズ・ゲートの舞台:秋葉原(駅前)  ずいぶん前に書こうと思って書きそびれていたゲームの話です。  “シュタインズ・ゲート”という名前はなんとなく聞いたことがあり、けれどどんなものなのかよく知らず、ずっと気になっていたのですが、どうやら元はゲームで、アニメにもなっているらしいというところまでわかりました。そんなことが頭の片隅にあるときに、ちょうど、SONY PSPの中古ソフトが500円で売っていたので、とりあえずやってみようということで、ほぼモンハンと初音ミクの専用機となっていたPSPを引っ張り出してきて、まずは充電をし、日付を入れ直したりして、カセットを入れて起動。 ↑この中古です。  このゲーム「STEINS;GATE(シュタインズ・ゲート)」はいわゆるノベルゲームで、基本的には話を読み進めていくだけのものですが(会話は声優が演じてます)、たまに話の分岐点となる選択肢が出てきて、選んだ内容によってその後の話が変わっていきます。シュタインズ・ゲートの場合は携帯電話(当時スマホはなかった)が重要な役割を果たします。分岐した話は木の根っこ(ルート)のように広がっていき、いくつものエンディングを迎えます。  ゲームにはヒロインが何人か出てきますが、それぞれのヒロインにそれぞれのルートがあるというような感じでしょうか。しかし、それぞれのルートの話は他のルートの話とも複雑に絡み合い……すべてがネタバレになってしまうような気がして、いろいろと書くのがためらわれてしまうのですが、現実の世界とは微妙に異なる並行世界があり、その世界線という概念を中心にして物語は進んでいきます。時間SFや恋愛ストーリーが好きな人は楽しめるはずです。ルートによってはとてもシリアスな展開にもなります。ただ、2ちゃんねる、厨二病的な要素がふんだんに盛り込まれているので、それらを受け入れられないとやり進めていくのに抵抗があるかもしれません。  ゲームをやったあとにアニメを一気に見ました。アニメはゲームのひとつのルートを中心にして再編成されたもので、よくこれだけうまくまとめられるものだと感心して見ていましたが、ゲームをじっくりやると、アニメをより深く味わえるので、もしアニメで物足りなさを感じたらゲームもお勧めします。ゲーム

カマスの塩焼き

カマスの塩焼き 腹わたと鰓を取って冷蔵庫に入れていたカマスは、シンプルに塩焼きに。ちなみに300円/尾でした。 ホクホクとした白身がとても美味でした。ニシンと違って骨も少なく、また身離れもよく、とても食べやすいです。 カマス カマスの塩焼き

ニシンとアジ、たまにクジラ

ニシンの塩焼きとアジの刺身 久しぶりに魚屋に行き、目に付いたのは、マアジ、カマス、マトウダイ、ニシン、マサバ、サンマ、カンパチ、マガキ、ヒイカ(?)などなど。いろいろ悩みながら、ニシン、カマス、そしてあとからマアジも追加で買ってきました。マトウダイはかなり惹かれたのですが…。 買ってきた魚はだいたいどれも30cmオーバーのサイズでした。 骨が多いのが玉にキズだけど… ニシンは迷わず塩焼きに。淡白な身で美味しいです。細かい骨が多いのが少し気になりますが、背骨を身から外したときに、一緒に細い骨も大方取れるので、たったこれだけをいとうことで食べないのはもったいないです。 …とはいうものの、足が早いのと、骨が多いのもあって加工品にされやすいのかなとも思ったりします。 ニシンは安いのが嬉しいところ。今日は2尾で350円でした。 ニシン ニシンの塩焼き アジは刺身に アジは買うつもりはなかったのですが、昼食用のお寿司を見ていたら刺身も食べたくなったので、さばく練習も兼ねて買いました。1尾200円です。今日はまあまあうまくさばけた方かなと思いますが、まだまだ時間がかかるので、それをどうにかしたいですね。 味は安定の美味しさです。 マアジ(だと思います…) アジの刺身 クジラの刺身 ちょうどクジラが気になっていたところに、ニタリクジラの刺身というものが売っていたので、久しぶりにクジラでも食べてみようと手に取りました。ニタリクジラを食べるのは初めてかもしれません。 付いていたタレは生姜の効いた少し甘めのもので、肉にからめて口の中へ入れると、何となくレバーのような風味を感じましたが、柔らかくほとんどクセがない肉でした。ナガスクジラなどのヒゲクジラ類の肉にはバレニンというものが含まれているそうで、体にいいのだとか?! ニタリクジラの刺身 いろんな魚が売っていても、値段が気になったりしてしまい、結局は好きなアジばかり選びがちなので、たまには趣向を変えてクジラも食べてみようかなと思ったりしました。

ブイヤベース

ブイヤベースはフランス料理 ブイヤベース 昨日、ブイヤベース用の魚介のセットというものを買ってきていました。エビ、カニ、貝、魚のセットです。 ブイヤベース用の魚介セット(右上の魚はミシマオコゼ?) ブイヤベースがフランス料理だというのを初めて(?)知りました。何となくイタリア料理なのかと思っていました。カタカナで言われると何か特別な感じがしますが、海鮮鍋のトマトスープ味という感じでしょうか。 今日の料理は具材に塩をふったり油で炒めるといった手伝い程度で、あとはひとにお任せです。 ブイヤベース トマトの酸味が魚介によく合い、美味しいです。最後に鍋の中に残ったスープと炊いたお米を入れひと煮立ちさせると、とてもおいしいおじやが出来上がります。体も暖まります。 涼しくなるにつれ、ますます鍋の美味しい季節になってきました。