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太古の記憶

神流町恐竜センター

恐竜時代

 猛暑が続くある夏の日。前々から、いつか行きたい予定リストに入っていた、群馬県にある神流町恐竜センターへ行きました。


 本館の建物に入ると、もうすぐライブシアターが始まるとのことで、まずはそちらの部屋へ移動。映像を流すだけなのかと思っていたらそうではなく、モンゴルの恐竜時代を動く模型を使って再現・解説したもので、けっこう迫力があって面白かったです。
 収蔵物でとくに印象に残ったのは、見上げるほどの巨大な足(大腿骨?)の骨と、それと対比するように展示された翼のある恐竜の今にも折れてしまいそうな細い骨。

 本館と別館の間にあるスペースにはティラノサウルス・レックスが発見された現場を再現したものがありました。こんな形で地中から出てきたらすごいです。


 別館はこの神流(かんな)町の化石、そして、モンゴルの恐竜が展示されていて、地層の出来方や骨格標本などいろいろと堪能しました。食堂の料理も美味しかったです。

恐竜センターの外にある模型。

夏の空。にわか雨が降りました。

波と足跡の化石

 帰り道で恐竜センター設立のきっかけとなったという、波と恐竜の足跡の化石を見に行きました。行きにも車でここを通っていて、変な岩があるなとは思っていたのですが、岩の表面は凸凹に波打っていて、中央の下部から右上に向かうものと、左上の深いくぼみが恐竜の足跡だそうです。
 ちなみにこの道路は埼玉の秩父から続く国道なのですが、峠越え(山越え?)の道で途中車1台が通るのがやっとではないかと思うような箇所もあり、久々に遭遇した酷道でした。
  
波と恐竜の足跡の化石

 恐竜の博物館へ行ったものの、そもそも恐竜の時代とはいつの頃なのだかよく理解していなかったので、地質年代を見てみればいいのかと家に帰ってからネットで検索してみると、いろいろと表がヒットしました。
 冥王代ってなに? アノマロカリスはいつ頃の生物だったのか? 恐竜はこのあたりに生存していたのかふむふむと思う一方、なんと人類の歴史の浅いこと。ひとくくりに恐竜というのもおかしいと思いますが、大ざっぱに恐竜の時代は約1.5億年(?)続いたようですが、人類の歴史は500万年くらいだそうで、地球の46億年の歴史を積み上げていくと、紙1枚分の厚さくらいもないようでした。
 ところで、地球の誕生が46億年前で、宇宙の誕生が138億年前。数字だけを見ると、宇宙ができて92億年後と、それほど時間が経たないうちに地球ができたように感じるのですが、どうなのだろう。


 それにしても今年は(も?)いつまで経っても暑いです。お盆も過ぎれば朝晩はもう少し涼しくなってもよさそうなものですが、なかなか気温が下がりませんね。恐竜センターにいた時でも暑いと思っていましたが、家に帰ったら暑さの質が違い、やっぱり自然に囲まれてると多少はましなのかと感じます。


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