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11月, 2010の投稿を表示しています

秩父三十四観音霊場巡礼(3度目)

 埼玉県の秩父地方にある、秩父三十四観音霊場の札所巡礼を今年もまた始めました。一昨年から始めて今回で3度目。今回は三十四番から逆にお参りをしていくことにしました。納経は重ね印です。(一昨年の様子はホームページに載せています)  空は雲に覆われていましたが、これまでの12月とは違いずいぶん暖かかったです。いつもと雰囲気が違ったせいか、周囲の様子に気をとられて観音経をすっかり忘れてしまったり(間違えやすい“念彼観音力”のところ)、もう少しで写経とお札を納め忘れそうになったりとありましたが、来週には秩父の夜祭も行われ、年も暮れになってきた感じがしています。  紅葉は盛りを過ぎている様子でしたが、茶色の多い渋い紅葉が綺麗でした。

秋の日

 白い雲と青い空がとても綺麗でした。公園の木ももうすぐで紅葉が終わりです。  久しぶりに一眼レフを出してきて、すぐなくなってしまう電池と相談しながら何枚か撮りました。写真は露出オーバーと露出アンダーのものの合成です。空を出そうとすると木々は真っ黒になり、木を出そうとすると空は真っ白になってしまい、今のデジカメではこれらを一緒に撮るのは難しい(無理?)ので、合成しています。ハイダイナミックレンジ(HDR)というのでしょうか。  カメラの電池はもう一度充電しなおしたらなんとかなったようです(?)。ニッケル水素電池なのに…と思っていたけど、やっぱり使う直前には充電した方がいいのかも。

秋の二日

 穏やかに晴れた小春日和の秋のふた日。空気が冷たく澄んできて、干し柿もだいぶ出来てきて、やっと秋が深まってきたのを感じます。でももうすぐ年越しだとは思えません。

秋色

 秋も深まり公園の木々ももう葉を落としています。  今年は渋柿がちゃんと手に入ったので、また干し柿を作りました。渋いうちはヒヨドリが食べに来ないのが不思議です。

立冬

 空をあまり見ていないせいか、季節の移ろいを感じられないままに、いつの間にか立冬になりました。今週には渋柿がお店に並ぶそうで、朝晩は涼しくなってきたし、今年は干し柿が作れそうです。

心の中の華

 阿字観のあと、関東三十六不動尊霊場のお参りへ。今日は総武線に乗って平井駅で降ります。車窓からは飛行船の飛ぶ東京スカイツリーが見えています。  平井駅から歩いて10分くらい(?)、19番の目黄不動尊へ。お堂の前には蓮の鉢がたくさん並べられていて、夏には綺麗に咲いていることでしょう。こちらではお堂の中でお参りをさせていただきました。大きなお不動さまとその他の仏さまの前で般若心経とご真言を。  お寺のすぐ近くが土手になっていて、階段を上がると荒川と少年野球が、来た方を振り返ると東京スカイツリーが見えました。  ふたたび平井駅に戻り、今度は総武線で浅草橋駅へ。駅から南へ10分くらい(?)で、ビルの間に21番の薬研堀不動尊がありました。階段には菊の花が飾られ、秋なんだなと実感します。  朝から快晴で、暖かくなった秋の一日。  私の持っている納経帳には『心華一輪』という言葉が書いてあるのですが、これは不動尊霊場巡りを始めたきっかけとなった最初のお寺で書いていただいたものです。心の中に持っている華を美しい大輪に咲かせるのも、またしおれて枯れさせてしまうのも、すべて自分の責任。それならば、小さくてもいいから美しい、また元気な花を咲かせられるように努力していこうと思う、そんな秋の日でした。 関東三十六不動霊場のwebサイトがあります。

羽田へ!世界へ!

 品川の高輪口にある(あった)ホテルパシフィック東京が閉館し、今はこんな電光掲示板みたくなっています。  絵柄も変えているようで、せっかくなら電車を赤くすれば京急っぽいのに、と思っていたら、なんと赤くなっていました!

ふたたび西へ(その3)

 京都の東寺より南へ、南へ、奈良の中心部を通り抜け、南へ。そしてふたたび吉野の金峯山寺へ。  雨の吉野の山は霧に覆われ、来る前から思い描いていたのとちょうど同じような景色でした。蔵王堂の中では3体の金剛蔵王権現さまの前でしばらくお参りをしていました。また前回と違って法螺貝を吹いてくださり、より強く印象に残りました。  5時を告げるチャイム(?)では、録音したと思われる吉野三郎のような鐘の音も流れていました。  参拝する人のいなくなったお堂の中ではお勤めが行われ、外からお参りをしていましたが、観音経が終わった頃にはいつの間にかあたりは真っ暗になり、般若心経の音の響きを耳にしながらお堂をあとにしました。  吉野からの帰り道は真っ暗な雨の中。高速道路でも激しく雨が降り続き、仮眠をとったサービスエリアでは激しい雷雨になりました。  夜が明け、家に帰ってくる頃には青空が広がり、今回もまた高速道路という産道を通り抜けてきた、胎内巡りをしてきたような感じがしています。帰りは雷雨だったので難産なのか、と。 (おわり)

ふたたび西へ(その2)

 比叡山に行った次の日は京都の東寺へ。琵琶湖と京都がこんなに近いとは思っていませんでした。大津から車で30分くらいでした。  五重塔が見えてくると何だかわくわくします。東寺の一画だけ平安時代を偲ばせるといわれるのも分かる気がしました。  先月行った高野山とここ東寺でお参りをし、やっと一区切りついた気がします。今は秋の特別公開で、金堂・講堂だけでなく、五重塔(初層)・宝物館・観智院も拝観できます。  金堂は大きな薬師如来さま、講堂の大日如来さまを中心にした立体曼荼羅は、ぜひ一度お参りに行って損はないと思います。御影堂へも。  また東寺ではずっと欲しいと思っていた金剛界・胎蔵の曼荼羅ポスターを買いました。曼荼羅下敷きは修学旅行で行っていれば絶対買ったと思います。またお寺のあちらこちらで漂ってくるいい香りのお香も買いました。  お昼前になり雨がぽつぽつ降り出してきました。まだまだ見たいところはたくさんありましたが、東寺をあとに向かったのは…(つぎの記事へ)

ふたたび西へ(その1)

 先月、高野山、奈良の吉野から帰ってきてから、台風が接近している中ふたたび西へ行きました。今回は滋賀の比叡山、京都の東寺、そしてそのあとの予定はまだこの時点では決めてはいませんでした。  夜の高速道路は雨が降り、風も強くなっていました。浜名湖SAで仮眠をとり朝を迎えましたが、まだ雨は降っていました。  さらに西へ、琵琶湖まで来ると雨はやみ、うっすらと青空が見えているところがありました。そして琵琶湖のほとりから写真の左の方、比叡山へ上ります。  比叡山は、東塔(とうどう)・西塔(さいとう)・横川(よかわ)という3つの地区からなっています。  それぞれいろいろなお堂などがあります。あるところではお坊さんがお勤めをされていて、その方は20年間山を下りていないという話をあとから聞きました。また12年間、伝教大師(最澄)の御廟に籠もってお勤めをされている方もいらっしゃるそうです。  比叡山の山を下り、狭い道を通って、比叡山の麓にある飯室不動堂へお参りに行きました。ここは千日回峰行を二度も満行された酒井大阿闍梨のお寺です。阿闍梨様はいらっしゃらないようでしたが、お堂に上がらせてもらいお参りをしてきました。