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心の中の華

 阿字観のあと、関東三十六不動尊霊場のお参りへ。今日は総武線に乗って平井駅で降ります。車窓からは飛行船の飛ぶ東京スカイツリーが見えています。

 平井駅から歩いて10分くらい(?)、19番の目黄不動尊へ。お堂の前には蓮の鉢がたくさん並べられていて、夏には綺麗に咲いていることでしょう。こちらではお堂の中でお参りをさせていただきました。大きなお不動さまとその他の仏さまの前で般若心経とご真言を。
 お寺のすぐ近くが土手になっていて、階段を上がると荒川と少年野球が、来た方を振り返ると東京スカイツリーが見えました。

 ふたたび平井駅に戻り、今度は総武線で浅草橋駅へ。駅から南へ10分くらい(?)で、ビルの間に21番の薬研堀不動尊がありました。階段には菊の花が飾られ、秋なんだなと実感します。

 朝から快晴で、暖かくなった秋の一日。
 私の持っている納経帳には『心華一輪』という言葉が書いてあるのですが、これは不動尊霊場巡りを始めたきっかけとなった最初のお寺で書いていただいたものです。心の中に持っている華を美しい大輪に咲かせるのも、またしおれて枯れさせてしまうのも、すべて自分の責任。それならば、小さくてもいいから美しい、また元気な花を咲かせられるように努力していこうと思う、そんな秋の日でした。


関東三十六不動霊場のwebサイトがあります。

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