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7月, 2008の投稿を表示しています

夏の終わり

 まだまだ夏真っ盛りですが、夜になり少し涼しい風が吹いてくると、ああ、毎年こうやって夏も終わっていくんだったなと、人のいなくなった浜辺のイメージを頭に浮かべながら、思います。ミュージックは『稲村ジェーン』の「真夏の果実」でしょうか。

7月29日の夕方~…その2

 あたりがすっかり暗くなった頃、稲光が何度も何度も光っていました。外へ出てみると、音はあまり聞こえてこないものの、先ほど見た入道雲とはまた別の方向に雲が厚く重なり、稲光が光るたびに雲の輪郭がはっきりと見えていました。そしてその雲の間を何本もの稲妻が縦に横に走っていました。  そして流星群が見えるどころか、真夜中には激しい雨になり、雨がほてった地面をなでて流れていきます。

7月29日の夕方~…その1

 夕方の空、巨大な入道雲がたちまちに空高く何かを探し求めるように広がり(最初はこの写真の1/3程でした)、夕日を反射して橙色に染まったかと思えば、あたりが暗くなるにしたがいだんだんと赤く色付いてきました。  急激に発達した巨大な入道雲、その下はおそらく荒れた天気になっているのでしょう。  今夜は晴れれば南の方の空に流星群が見える予想です・・・・・(その2へ続く)

碧空

 大気が不安定で、久方ぶりに見る深い綺麗な青い空、そして太陽の光をほとんど反射しているような真っ白な雲。にわか雨も降ったり変わりやすい天気でしたが、今日も夕焼けになっていました。  北陸や関西の方では豪雨で被害が出ているとか。行方不明の方が一刻も早く救助されることをお祈りします。

Thunder / Lightning

 日中から雷が鳴り続き、夕方の遠くの空では雷が何本も落ち、そして何度か大きな雷が空を這うように広がっていました。(写真はビデオで撮ったものを合成しています)  強いオレンジ色の光を放っていた夕日が沈んだ後には、どこかで花火が打ち上がり、そしてその音に紛れてまた雷が光っていました。

猛暑日

 昨晩からとても暑い一日でした。少しくらい雨が降ってくれるかと期待していましたが、涼しく感じる北風は吹いてきたものの、雨粒は一滴も落ちてきません。  終わってしまうと短い夏が続きます。

アナログ

 テレビのスイッチを入れると、右上に「アナログ」の文字が映っていました。すぐに慣れるのでしょうが、今はちょっと気になります。完全にデジタルになってしまえば、そんな時代もあったかと思い出す日が来るのでしょう。  ヒグラシの声を聞いた夕方の空を見上げてみると、澄んだ薄い青空に消えてしまいそうな淡い雲、何だか懐かしい空が広がっていました。  真夜中には東北でまた大きな地震。被害に遭われた方々に、お見舞い申し上げます。

NAKBA

 明日23日(水)の22:50~NHK教育『視点・論点』でジャーナリストの広河隆一氏が出演されます。  「パレスチナ60年」と題して、NAKBA(大惨事)というイスラエルが建国されたことにより土地を追われキャンプ生活を強いられているパレスチナ難民の話をされるそうです。かつての村は地図から消し去られ、歴史からも消し去られようとしている…。ご興味のある方はぜひご覧下さい。  またこの『NAKBA』は広河さんの撮影されたフィルムにより映画も公開されていて、近いうちに観に行く予定です。

ホテル・ルワンダ

 以前から気になっていた映画『ホテル・ルワンダ』を見ました。  1994年にフツ族とツチ族の対立から、100日で100万人が虐殺されたとも言われるルワンダ紛争。そんな中にあり1200人以上の人間を自分の働くホテルにかくまい、そして難民キャンプへと逃れることが出来たという実話を基にした映画です。フツ族の主人公ポール・ルセサバギナは最初からこれほど多くの人を助けようとしていたのではなく、ただツチ族の妻や子供たちを守ろうとした流れの中で、もう後戻りをすることは出来なくなり、そしてまたポール自身もそれを望んではいなかったのかもしれません。ホテルの外では多くの人が殺害され、絶望的な状況の中にありながら、大勢の彼らと自分を同一視していたからこそ湧き上がってきた行動なのではないかと思います。  映画の中で現地取材に来ていたジャーナリスト、カメラマンたちは虐殺のスクープ映像を世界へ流しますが、「ただ可哀想と思うだけで、何も変わらないかもしれない」という言葉通りに世界の反応は冷たく感じ、またホテルを警護している国連軍も含めて、当時のルワンダという国に対する世界の国々の思惑をひしひしと感じました。  ポール一家は難民キャンプへ逃れることが出来ますが、そこにはポール達と同様に逃れてきた大勢の人達がいて、孤児となった子供達がいて、紛争と同時に、また新たな問題が生じていました。  この映画は日本での公開予定はなかったそうですが、地道な署名活動により上映されることになったそうです。

7月20日

 今日はちょうど日曜日、休日なので、今日を本当の“海の日”、明日を振替え休日だと思うことにしました。  午前中にはお盆のお墓参りへ。休日のためか普段より多くの人達が来ていました。強い日差しが肌を貫き、蚊さえも飛ばないお墓の石の前、風に吹かれて線香の煙だけがたゆたっていました。  午後からは平和展の講演を聴きに行きました。「中東―イラク戦争から5年」と題された、東京外国語大学・大塚和夫先生のお話です。  2008年はイラク戦争から5年、9.11とアフガニスタン攻撃から7年、イスラエル建国60年という年です。またオスマン帝国の敗戦から90年ということで(配布された資料より)、オスマン帝国の時代から、現在に至るまでの中東周辺の時代背景を説明していただきましたが、いろいろな国や政治や有力者や多種多様な宗教・宗派が複雑に絡み合って、釣りで言う“お祭”にさらに他の人の仕掛けや針や糸が絡まって、大きなボールにまでなってしまっている映像が頭に浮かんできましたが、それらの糸を一本一本ほぐしていこうと努力なさっているのが、大塚先生のような研究者の方達なのだろうと思います。  これらのことを大まかにでも理解しておかないと、イラク、パレスチナ、イスラエル、アフガニスタン等々の問題を正しく見ることが出来ないのだろうと思います。  平和展では他にも「私の八月十五日展」というギャラリーが展示され、漫画家や作家の方たちが終戦を迎えた日の事を、絵と文章で表現されています。ブラジルでの勝ち組・負け組の話ではありませんが、当時の人たちの反応は実に様々だったことがよく伝わり、少なからぬ子供にとっては『嬉しかった』というのが正直な感情だったのかもしれません。  その他の展示としては、原爆のパネル展示、沖縄・米軍基地問題のパネル展示、そして地雷・クラスター爆弾の廃絶を訴えたコーナーには、それらの兵器の実物や模型が展示され、模型であるとは分かっていても、手で触れるだけで爆発するおもちゃのようなものや足が引っ掛かると起爆するものなどには、出来れば近付きたくないというのが率直な感想です。日本もクラスター爆弾の廃絶(一部を除く?)に取組む「オスロ宣言」を採択したことは、記憶に新しいです。

地震と梅雨明け

 正午前の地震が起きた時には図書館にいましたが、地震の揺れが始まると同時に棚がみしみしと音を立て、心なしか前後にふらついているように見え、書籍もずりずりと動いている気がしました。大きな地震が来れば、図書館は結構危険な場所なのかもしれません。  気象庁から日本全国の梅雨明けが宣言されました。今日も1日暑くなり、コンクリートの床が眩しく、名実共に夏になりました。

ミズスマシ

 少し雷雨になった後は霧に包まれ、本で読んだシャーロックホームズのロンドンの霧はこんなものだろうかなどと思っていました。そして足が水に浸かっているような湿度の高さ。  明日から晴れが続くようですが、梅雨明けはまだでしょうか。

月夜

 梅雨の終わり、まるで海の上にいるかのように湿った空気を持った南風が吹き、夜空は晴れ、月と木星が明るく輝いていましたが、天気予報に合わせたように、しだいに流れてきた雲に覆われ、再び明日の梅雨空へと戻っていくようでした。

水の事故を減らすために…

 今日は西日本や近畿で梅雨が明けたそうです。週間天気予報を見ていると雨が降る日はなくなりそうで、関東の方ももうすぐ梅雨明けでしょうか。  梅雨が明けて夏が本番になると、海や川へ遊びに行く方も多いと思いますが、残念なことに毎年水の事故が起きてしまいます。  以前、水での人命救助の講習を受けた時に言われたことは、「溺れている人を素人が助ける事はとても困難だ」ということです。パニックになっている人の近くへ泳いでいけば、体にしがみつかれて身動きが取れなくなってしまうそうで、服を着ていればなおさら。泳ぎが上手でもそれは別の話のようです。  しかしだからと言って何も出来ないのかというとそうではなく、人が溺れている時に役立つかもしれないのが2リットルのペットボトル。中を空にして溺れている人の所へ投げれば、仮に頭や体へ当たったとしても怪我をすることもなく、そして予想以上の浮力があるので、とりあえずこれへつかまれば安心できるそうです。浮き輪があればいいのですが、魚釣りや海水浴など、ペットボトルを持ってきている人は1人くらいはいるのではないでしょうか。  ペットボトルの他には、ビニール袋に空気を入れて口を結んだものや、クーラーボックスなどとにかく浮くものを探して、それにつかまってもらうと溺れていた人も安心し、救助しやすくなるそうです。服に空気を溜めて浮きの代わりにも出来ますがこれは溺れている人には難しいでしょう。  テトラポッド、離岸流、河口、川の淵などに注意して、楽しい夏をお過ごし下さい。 ※(追記)ペットボトルの中に少し水を入れると、狙った方向に投げやすくなるそうです。

島国

 油の値段の高騰が激しく、全国で20万隻もの漁船が船を出さなかったそうですが、四方を海に囲まれたこの日本で、漁が出来ないということは、一体どういうことなのだろう。船を出さなければ魚介類は獲れないが、かと言って必ず獲れるわけでもなく、常に危険と隣り合わせ、油は減るばかり。こんなにも油と食料が密接に関わっているなんて…。  まだ梅雨は明けていないそうですが、夜中や明け方に蝉が鳴き始めました。

オゾン層

 ここ最近ほとんど耳にしなくなった“オゾンホール”。もうすでに問題でない程度までに回復したのかと思ってちょっと調べてみたら、実はオゾンホールは依然として大きい状態で存在するそうで(成層圏)、またこれに関連して地球に届く紫外線の量も増加傾向にあるそうです。  対流圏のオゾンはそれ自体が温室効果ガスでもあり、光化学スモッグの原因でもあるそうです。 (気象庁のサイトより)

ゲド戦記

 ジブリ映画『ゲド戦記』を見ました。映画『風の谷のナウシカ』や文庫『シュナの旅』を感じる映画でした。どちらかというと『シュナの旅』の方でしょうか。  龍の存在がいまいちよく分からず、話のつながりもよく分からないところがありましたが、これまでのジブリ映画にはなかったような、全体を覆っている暗いイメージ、街や風景の描写(色使い?)も素晴らしいと思いましたし、夜の草原を風が渡っていく風景などとても印象的でした。  映画の最中、何故だか本を読んでいるように見ている自分に気付き、途中で適度に間を置きながら見る観賞方法が自分には合っているような気がしました。例えばテレビでの30分枠の連載になっていれば多分毎週見るのではと思いました。  『ゲド戦記』は原作とはまた違った映画になっているそうですが、原作の方も読んでみたいです。  同じくジブリ映画の『猫の恩返し』も見ましたが、こちらは製作者が楽しんで作っている雰囲気が伝わってくるような明るい作品でした。『耳をすませば』の続編?だったんですね。  新作映画『崖の上のポニョ』はどんな内容なのか全然知りませんでしたが、予告編を見ていると面白そうですね。

梅雨の1日

 午前中は真夏の暑さになり、正午を挟んで風が凪いだかと思うと、突然南風が強くなり、激しい雷雨に。夕方にかけて入道雲が見えたり、夕焼けになったり、そして夜ふたたび雨が降り、とても変わりやすい天気の一日。  今月末と来月の半ばに流星群が見えるそうです。(アストロアーツより。)  ☆彡7/29夜ごろ極大…みずがめ座δ流星群(やぎ座流星群というのもあるそうです)  ☆彡8/12夜ごろ極大…ペルセウス座流星群  日にちは前後しても見えるかもしれません。

入道雲

 日中晴れた空からにわか雨が降り、夕方の空、北の方で入道雲が湧き上がってきていました。湿度が高く蒸し暑い日が続きそうです。  夏山登山の始まっている富士山。晴れた夜に三ツ峠からのライブカメラ(→なくなりました)を見てみると、お山の形は分かりませんが、登山道に沿って山小屋などの明かりが見えています。夏ならではですね。

雨粒

 湿った夜風に当たっていると肌寒く感じます。一晩中鳴いているセミもまだ生まれず、外からはバッタの声も聞こえてくるので、夏の終わりのような気がしてしまいますが、明日からは気温も上り、夏はもうすぐそこです。

雨のしずく

 梅雨のどんよりした空が広がり、プランターに蒔いたミニダリアの黄色い花が咲き始め、草むらではジージーというバッタの声を聞くようになりました。  今年はこれまで暑い日があまり無く、梅雨が明けると同時にセミの声を一斉に聞くようになるのでしょうか。

夜空

 ここ数日、日中は雲が多かったり雨が降っていたりしても、夕方から夜中にかけて空が晴れてくることが多いような気がします。南の空には木星が輝いていました。  今月の真夜中には“ボアッティーニ彗星”という彗星が東の空に見えているそうです。双眼鏡でないとちょっと見えないそうですが、夏の間中見えているそうなので、今だと梅雨の明ける頃が狙い目でしょうか。(『アストロアーツ』の記事)

七夕 3 (彦星)

 七夕の彦星(牽牛)である、わし座のアルタイルはずっと雲の中でしたが、パソコンで大体の位置を確認ししばらく待っていると、何だかぼんやりと淡く光るものがあり、とりあえずシャッターを切って表示された画面には、彦星がちゃんと写っていました。  だんだんと雲が薄くなり、彦星とその上のタラゼドという星の姿を見ることが出来ました。  織姫と彦星が同時に見える時もあり、天の川は見えないものの、七夕の夜に星を眺めるなんてめったに無いことだろうなと、北から流れてきた雲に覆われた空を見上げながら思っていました。

七夕 2 (織姫星)

 梅雨真っ只中、七月七日の七夕の夜。星なんて見えないだろうと外に出てみると、雲はゆっくりと流れその隙間からは夜空が覗き、頭上の方にはベガが淡く輝いていました。七夕の織姫はこのこと座のベガだそうです。  しばらく待っていると雲が途切れる時間があり、こと座の姿を見ることが出来ました。写真の右下の方には天の川が流れ、その先には彦星があるはずですが、厚い雲に覆われていました。(つづく)

七夕 1

 昨日、公園を歩いていて見つけた七夕飾り。大きな笹(竹?)に飾り付けがされていましたが、真っ赤な短冊に「世界平和」と書かれているものもありました。スーパーには動物の形をした飾りも売っていました。曇った空へ向かって伸びる七夕飾り。

初ゼミ

 2日続けての真夏日。体力を奪われていくような太陽の熱を浴びながら、今年初めてのアブラゼミの声を聞きました。  大気が不安定だと空の表情も変わりやすいのか、とてもいい空が広がっていました。