スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

3月, 2024の投稿を表示しています

G検定受験記

G検定受験のこと G検定とは  前回受験したITパスポート試験に続いて、G検定を受験しました。  G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL)とは、AIやディープラーニングに関する基礎知識があるかどうかについての検定試験で、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA、 https://www.jdla.org/ )が主催しています。 Di-Lite  ところで、ビジネスに関わる全員がデジタルを使うようになる人材を目指そう( デジタルリテラシー協議会 )という取り組みが官民連携で行われており、その入口としてDi-Liteというデジタル分野の共通リテラシーが整備されています。これはウェブサイトでは、 「デジタルを使う人材」であるために、全てのビジネスパーソンが、共通して身につけるべきデジタルリテラシー範囲です。(ウェブサイトより引用) とされていて、“G検定”は、“ITパスポート試験”、“DS検定★” ※ とともに、この“Di-Lite”の推奨資格試験になっています。 ※ “DS検定★”は、世の中に溢れているデータを有効活用するのに必要な基礎知識に関する検定試験です。 受験のきっかけ  “G検定”と“DS検定★”はITパスポート試験のウェブサイトにロゴが表示されていて存在を知りました。ITパスポート試験で多少触れた、AIやディープラーニングなどについて興味を持ったのもありますが、そうでなくても昨今話題のこれらは一体どういう仕組みや技術なのか知りたいという興味もありました。  そしてまた、今回のG検定にしても、ただ関連の本を読んだだけでは断片的な知識しか身に付かないような気がして、ある程度の基準が設定されている検定を受けることで、基礎知識を勉強したというひとつの目安になりそうだと思ったのがきっかけです。  今は生成AIがいろいろと話題ですが、確率で文章を生成するなどとは思っていませんでしたし、なぜGPUを使うのかとか、機械学習にもいろいろな種類があるのだとか、研究の歴史とか、俯瞰的に知ることが出来た、はずです。情報が多すぎて何から手を付けたらいいかわからず結果何もできなくなるというフレーム問題は、人間でも起こり得ることだと思ったり、機械を知ることは人間を知ることにも繋がるように思います。 勉強方法  ITパスポート試験の時と同じく、参考書と

焼きそばの麺にひと工夫

焼きそばの麺にひと工夫を施して 麺だけを炒める  焼きそばを作るときは、まず、肉や野菜を炒めて、そこへ麺を入れて(水や酒を入れ蓋をして蒸し)ほぐし、ソース(粉末や液体)をかけて仕上げる、というのが普通ではないかと思います。  自分もこの作り方でずっとやってきましたが、麺だけを別に炒めておくと、かた焼きそばっぽくなり、とてもおいしいことに気付きました。  まず麺がくっつかないように、フライパンに少し油を入れ(テフロンなどなら油は不要?)、弱火で温めておき、焼きそばの麺を袋から出しそのまま投入。弱火のまま炒めていると麺がほぐれてくるので、箸でさらにほぐし全体的に炒めたら皿に取っておきます。炒め加減はお好みですが、焦がさないようにだけ気を付けます。 焼きそばの麺だけ炒める  麺を炒めている間に野菜や肉を切っておけば時間の有効利用(?)になります。  野菜や肉を麺を取り出したフライパンに油を入れて炒め、麺をフライパンに戻して、ソースをかけて出来上がり。全体的にふんわりした仕上がりになり、麺も香ばしく、とてもおいしいです。  また、ソースを使わず、野菜と肉を中華風に味付けし水溶き片栗粉であんかけにして麺に乗せて食べてみましたが、これもおいしかったです。  焼きそばは安い時には3玉入って100円くらいで売っていたりしますが、ひと手間かけるといつもと違った料理のようになり、新鮮な感覚でしかもおいしいのでおすすめです。

八ヶ岳の絶景ポイントと展望の山

八ヶ岳の絶景ビューポイントと展望の山 平沢峠  山梨県の清里の北東にあり、また長野県の野辺山天文台のすぐ近くにある平沢峠。  初めて来たのはもうどれくらいに前なるのか。確かまだ情報の少なかったネットで見付けて、地図で道を探し、この雄大な八ヶ岳の景色を見た時にはものすごく感動しました。 平沢峠からの八ヶ岳  春、夏、秋、冬と、ここへは何度も来ており、時には天気が悪く山が隠れて見えない時もありましたが、ここからの八ヶ岳の山並みは、いつまで見ていても見飽きることがありません。  ちなみにここは日本海と太平洋の分水嶺だそうで、峠はそういう場所に位置しています。 飯盛山  平沢峠の後ろ(東側)にある山で、“めしもりやま”と読みます。福島県の会津若松にも白虎隊で有名な飯盛山がありますが、こちらは“いいもりやま”です。  この山は清里からも登れるそうですが、まだ平沢峠からしか登ったことはありません。この平沢峠からのコースは特に危険なところもなく、山頂までは1時間ほどの行程です。そして天気が良ければ、山頂では360度の大パノラマが広がります。  今回は入口からずっと雪が積もっていましたが、踏み跡もしっかりあり、アイゼンははめず、結局そのまま登って降りてきました。軽アイゼンがあると滑らず安心だと思います。 雪に覆われた登山道  木々の間を登っていくと、そのうち開けた斜面になり、振り返ると八ヶ岳があります。峠から少し登っただけなのに見え方がけっこう変わります。  山の北側の林の道を登るようになると、近くの野辺山天文台のパラボラアンテナや、その奥の浅間山が見えます。浅間山は下の方まで白くなっていました。  そして分岐の標識で、右(南西)の飯盛山方面に行くと、すぐに視界が開け、正面に南アルプスや鳳凰三山の山々、左に視線を移すと、富士山と目指す飯盛山の山頂を一望できます。  三角形の飯盛山の山頂は、雪に覆われ白くなっています。 南アルプス(正面)と富士山や目指す飯盛山山頂(左)を一望する  日当たりのよい場所では、雪が溶け、ぬかるみ始めている所もありました。気温は低いものの、このあたりは風も弱く、日差しが暖かいです。それにしても太陽の光がまぶしく、サングラスなしには歩けません。 飯盛山が近くなってきた  そしてピラミッドのような山容が特徴の、飯盛山の山頂に着きました。山頂はさすがに風が強いで

セツブンソウの群落

セツブンソウの群落 秩父から見た武甲山や遠くに見えた両神山は雪で白くなっていた。 そこから秩父鉄道の線路に沿うように車を走らせ、途中から北上へと進路を変え、秩父盆地の西側に当たる小鹿野町へ向かう。 ギザギザといくつもの峰が連なる両神山の登山口のひとつ、そこへ向かう途中に節分草が群生して咲く一角がある。 晴れてはいるが車を降りると風が強く、そして冷たい。 道路を隔てた林の斜面が保護地区になっていた。 節分草園 受付で入園料(整備協力金)を支払い足を踏み入れると、茶色く乾いた落ち葉が舞う、岩混じりの斜面に、セツブンソウが咲いていた。 草丈は短く、親指と人差指でその長さを測れるほど。 地面から茶色い茎が一本、すーっと伸びた先に切れ込みばかりの深い緑色の葉が付き、ぱっと開いた5枚の白い花弁の中で、青い花芯を黄色い小さな星がまあるく取り囲んでいる。 セツブンソウ 青い花芯が大きいもの、白い花弁の多いもの、淡い桃色の花弁のもの、葉の色や形が違うものなど、いろいろと変わったものもあるようだった。 花芯が赤紫になった花を近くで見ていると、子供の頃に食べたような、砂糖をまぶしたゼリーのお菓子を思い出した。 足元で可憐に咲き、間違えると踏んでしまいそうな花だが、目が慣れてくると、早春の日の光に照らされて、白く群生しているのが見えてきた。 冷たい強い風に吹かれ、そのたびに花も揺れている。 数日前には雪も積もったそうで、この長い茎は、雪を割って地上へ出てくるためのものなのかと思ったりもした。