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10月, 2008の投稿を表示しています

秋の空

 空が曇っていると、それだけで普段より気温が低く感じます。星空もどこかへ消えてしまいました。けれどもお花の写真を撮るのには、曇っている方が光のメリハリが弱いだけ、優しい雰囲気になるような気がします。少しの雨ならば雨粒も綺麗ですね。  本日、ダライ・ラマ法王が来日されました。福岡と東京で講演会が催されます。

寒気

 ずいぶん冷え込んできたなと思っていたら、10度近くまで下がってきました。高い山では雪が積もり始めているそうですが、それでも例年より遅いそうですね。

Bokeh:ボケ

 最近ボケという言葉を耳にすると、お笑いの“ボケとツッコミ”を連想してしまいますが、写真などで使うこの『ボケ』という言葉、「ボケ味」とか「綺麗にボケてますね~」とか普通の会話でも口にしますが、この『ボケ』という日本語はそのまま英語でも通用するんだそうです。  英語の綴りは『BOKEH』。どれほど知られているのか分かりませんが、試しにFlickrで“bokeh”と検索してみると、いろいろにボケた写真が37万件ほどヒットしました。  光が多角形にボケたり、円形にボケたり、レンズによっては星のような形にボケたり、ドーナツのようなリング状にボケたりしますが、ハート型はフィルターなどのアクセサリーでしょうか?  街がイルミネーションで飾られるようになってくると、素敵なBOKEH写真もあふれてきそうです。 (参考)  Wikipedia - Bokeh  Wikipedia - ボケ(写真)

忍び足

 北の方からは雪の便りが聞こえてきました。  夜空は風が強いようで、雲が速く流れてゆき、澄んだ深い群青色の空に秋の忍び足を感じます。暗さに目が慣れてくると星がひとつ、そしてまたひとつと増えてゆきます。

秋晴れ

 雲ひとつ無い青空が広がっていました。これなら星もよく見えるだろうと思っていましたが、ひとつもありませんでした…。  朝晩の気温は低くなり、人家の垣根のサザンカが咲き始めています。

曇り空から

 大きなヘリコプターの音に空を見上げると、ヘリコプターが22機、大きなヘリコプターが3機、大体3機ずつのまとまりとなって、西の方へ飛んでいきました。自衛隊か米軍か分かりませんが、こんなにまとまって飛んでいるのを見たのは初めてです。その後にも何機か、双眼鏡があれば人が確認できそうな低さで飛んでいました。  最近は夜に旅客機の飛ぶ位置も変わってきているようで、米軍との関係で飛べなかった空を飛べるようになったというニュースが前にありましたが、その関係なのでしょうか。

ブランド志向?

 先日久しぶりにMacintosh専門店に立ち寄ってみると、新しいアルミニウムMacBookが美しい輝きを放っていて、その後にずらっと並んだ新品・中古のMacBook、iMac、MacProを見ていると、高級自動車のディーラーに来たような感覚になりました。  そして今度はカメラ屋にて、中古コンパクトデジタルカメラのガラスケースの向こうに並べられた、シルバーの国産カメラ達。その中にまぎれて小さい赤丸の中に白く“Leica”の文字の書かれた黒いカメラ、そして見たことの無かった白いモデルまでもが異彩を放っていました。国産のものと性能はほぼ同じで絵作りが違うようですが、見た目はずいぶん開きがあると感じられます。値段もかなり開きがありますが…。  変わりやすい天気の秋の一日。

風と共に

 雨がとても激しく降り、突然青空が見え隠れしたと思ったら、今度は強い風と共に激しく降り、そして空気の綺麗なことを感じる夜空。  カシオペアが見えていましたが、また雲に覆い隠されてしまいました。風と共に雲が去って、風と共にオリオン座が現われて、オリオン座流星群の名残りが見えないかな。

遠くのパソコンをリモート操作!

 WindowsやLinuxやOSXの動いているパソコンを、遠く離れた場所からリモート操作!リモート・デスクトップというそうです。  今回は家庭内LANに繋がっているふたつのパソコンをお互いに操作してみました。  ◆使ったソフトは…RealVNC  ◆使用するパソコンは…   1) WindowsXP(デスクトップパソコン)   2) Ubuntu8.04(ノートパソコン)  ◆参考にさせていただいたサイトは『リモートマニア』さん。 ★まず最初にWindows上でUbuntuをリモート操作。  Windowsの設定  リモート・デスクトップのソフトはいろいろあるようですが、今回はRealVNCというソフトをvectorのサイトよりダウンロード。“すべてインストール”を選び、“追加タスクの設定”はふたつともチェックを外し、インストール。  次にUbuntuの設定は…特にありません。  〔システム〕→〔設定〕→〔リモート・デスクトップ〕を開くと、設定画面が開き、パスワードなどを設定します(安全のため)。  そしてWindowsで先ほどインストールしたRealVNCのVNCビューワを起動。“サーバ”の欄にIPアドレスを入力します。(例123.456.78.9…IPアドレスはこんな数字の組み合わせです。)  IPアドレスの確認は、Ubuntu8.04だとパネル上のアイコン〔ネットワーク接続〕プロパティの〔サポート情報〕に〔IP-アドレス〕として表示されています。(このIPアドレスはそれぞれのパソコンに振り分けられているもので、インターネット上のグローバルIPアドレスとは異なります。)  必要であればUbuntuで設定したパスワードを入力すると、以下のようにWindowsXP上にUbuntuの窓が開き操作することが出来ます。 (WindowsXP上でUbuntu8.04をリモート操作) ★今度はUbuntuからWindowsXPを操作。  Windowsですることは、インストールしたRealVNCのVNCサーバ(ユーザモード)を起動。パスワードなどを設定。  そしてUbuntuでは〔アプリケーション〕→〔インターネット〕→〔リモートデスクトップビューワ〕を起動。〔接続〕ボタンをクリックし、ホスト名にWindows側のIPアドレスを入力。“ポート番号”はそのまま。  私のWin

無償の愛

 先週から2回にわたって放送された歌手、美輪明宏さんの出演された番組SONGS。  一度美輪さんのコンサートで聴き、もう一度聴きたいと思っていた『ミロール』にまた出合えました。まさかという感じです。そしてこれもまた「喝采」という銀巴里でのライブCDで何度も聴き、コンサートでも聴くことが出来た『ボンボヤージュ』。最後には言わずもがなの『愛の賛歌』。  美輪さんはテレビで歌うことはあまりありませんが、コンサートに行くとやっぱり素晴しい歌手だなということを全身で感じます。美輪さんはいろいろとご活躍されていますが、私にとってはシャンソン歌手という肩書きが一番ぴったりしていると思います。歌によって歌い方は七色に変わり、またその声量にも圧倒されます。  『ミロール』ではレンガ造りの運河の町並みが、『ボンボヤージュ』では二人で働いている店の中の情景が頭に浮かび、『愛の賛歌』はあえてフランス語で歌っていらっしゃいますが、歌詞の意味を知らなくても胸に迫ってくるものがあると思います。  美輪さんの歌われていた銀巴里はもう何年も前に無くなっていますが、せめて一度は近くで美輪さんの歌を聞きたかった。とても残念です。「喝采」のCDで雰囲気は十分味わえますけれど…。  番組の第一回目に放送された『ヨイトマケの唄』の入っている「白呪」というCDは、とてもいいアルバムだと思っているのですが、何故か私の周囲からは反応がなく…。『亡霊たちの行進』を生で聴いた時にはその迫力に固まってしまいました。A面は反戦や弱者への歌、B面は愛の歌で、その表と裏の音楽のギャップは何なのだろうとずっと思っていましたが、どちらも同じ愛の歌なんですね。インターネットで検索すると試聴出来るサイトがあるのでぜひ聴いてみてください。  美輪さんと言えば、淡谷のり子さんの歌が聴きたくなり、YouTubeで『別れのブルース』『バラ色の人生』『枯葉』『愛の賛歌』などを聴いていたのですが、やっぱり本当に歌の上手な人の歌はいいですね。また戦時中の慰問先で淡谷さんの歌を聞いた兵士達はどんな心境だったのだろうかと思います。

秋の空の青さを忘れてしまったのでは。

 気温は高く、空はもやっとすっきり晴れず、今夜も薄雲に覆われているようで、星さえ見えず…。どれだけスーパーコンピューターを使っても、天気予報はなかなかどうして難しいんですね。「今日はすっきり晴れて青空が」って、そんなに晴れたの?と気象予報士に疑問を抱きつつ、これから晴れてオリオン座流星群が見られることに期待します。  歌舞伎座がもうすぐ改修されるそうで、それまでに幕見ででも何か見てみたいですね。出来れば菊五郎さんの演じる姿が見てみたいです。(幕見にはまだ行った事はありませんが、大体一つの演目だけで、いろいろ制約がありますが、ほぼ1,000円以内で見ることが出来るので、雰囲気を味わうにはいいと思います。双眼鏡は必須ですね。)

秋の桜

 桜の葉は色付いて落ちるものもあり、まだ青いものもあり、幹が黒く締まって、ピンク色の春、黄緑色の夏、そしてこの季節の桜も好きです。  青空は抜けが悪く、春のようで、そして暖かいと思っていたら、セミが鳴いていました。ただ何のセミだったのかは、全く記憶から消えてしまいました。  今夜は晴れて、ひょっとしたらオリオン座流星群☆彡が見られるでしょうか。

インド仏教徒の先頭に立つ日本人

 以前にも記事にしたことがありますが、仏教の生まれたインドで、一億と言われる仏教徒たちの先頭を歩き続けている日本人がいます。名前は佐々井秀嶺(ささいしゅうれい)氏。現地では“Bhadant Arya Nagarjuna Shurei Sasai”という名前のようです。フジテレビのNONFIXという番組で何度か放送され、私が佐々井氏のことを知ったのもこの番組を見たのがきっかけです。  佐々井氏に興味を持ち始めてから彼の半生を描いた『破天』(南風社)という絶版の本をずっと探していましたが、古本には一万円近いべらぼうな値段がつけられていました、今朝新聞を見ていると新書になって刊行されるといううれしい広告が載っていて、突然のことでしたがさっそく本屋へ探しに行きました。  『破天』(光文社新書・山際素男氏)。新書でありながら本文は600ページあり、大きさといい厚さといいまるで聖書のようです。  インドには以前、反カースト運動のアンベードカル博士という方がいたのですが、佐々井氏は彼の後を継いで仏教徒の先頭に立ち現在に至っているということだそうです。  アンベードカル博士については、山際素男氏が他の新書で書かれていますが、カースト制度にも外れる“不可触民”(アンタッチャブル)などと呼ばれる人として生まれ、カースト制度で身分の低いとされる人々の反カースト運動の指導者となり、また政治家でもあり、インド憲法の草案を作成したりもしています。同じ時代にマハトマ・ガンジー氏がいますが、不可触民の解放については消極的だったそうで、日本などに伝わっているイメージとは相容れないものがあるようです。  佐々井氏の破天荒な半生が新書になって多くの人の目に触れられ、手に入れやすくなったのはとても喜ばしいことです。

ねぶたとねぷた

 図書館に『青森ねぶた祭り/弘前ねぷた祭り』という実況録音のCDがありました。一曲目が青森ねぶた祭り、二曲目が弘前ねぷた祭り。どちらも約30分。  青森ねぶた祭りでは、大音量の太鼓の音、笛の音、と共にシャンシャンという鈴の音と、ラッセラッセラッセラーッ!!という掛け声が、左から右へ流れて行き、人間椅子『あやかしの鼓』の最初に演奏される太鼓と叫び声、同じフレーズが流れてきました。ねぶた祭りは明るくはじけている様な感じでしょうか。  弘前ねぷた祭りでは、バン、ババンバンバンという太鼓の音と、ヤーヤドー!!という掛け声。小さな子供たちの声が聞こえたりしていますが、全体的に重く荘厳な雰囲気です。こちらは人間椅子の『屋根裏のねぷた祭り』そのままですね。  あまり期待していなかったCDですが、とても臨場感あふれる録音で、映像が無いので音に集中できとても楽しめました。弘前の津軽藩ねぷた村に行ったことなどを思い出しながら聞いていました。  これから秋祭りがありますが、祭囃子がとても恋しくなってきました。 ※人間椅子とは、日本を代表する!?3人構成の正統派ロックバンドです。中心の2人が弘前出身なので、青森を題材にした曲があります。

ワープロ+表計算+データベース+PDF+・・・・・

 OpenOfficeという無料(オープンソース)ソフトが新しいヴァージョン(3.0.0)になりました!そしてMacにも対応しました。  このソフトは、ワープロ・表計算・プレゼンテーション・データベース・図形描画・PDF作成と一通り以上の機能が揃ったもので、Microsoft社のWordやExcelとよく比べられています。  OpenOfficeではWordやExcelで作られた書類を読むことが出来(完全ではないようですが)、また使い勝手も同じようなものなので、最近では官公庁や企業にあるほとんどのパソコンを、このOpenOfficeに乗り換えている事例もあります。PDFが作れるのは重宝するのではないでしょうか。  始める人のページというサイトにOpenOfficeの特長などが分かりやすく載っていますので、そちらをご覧下さい。  何年も前ならば自宅用のパソコンにもいろいろソフトを買ってインストールしなければなりませんでしたが、今では立派な無料(オープンソース)のソフトがたくさん出回っているので、いろいろな分野の入門用としても敷居が下がっている気がします。無料のソフトで驚くような仕事をされている方もいらっしゃいますし。  WordやExcelを個人で買おうとしているならば、その前にぜひOpenOfficeを試してもらいたいと思います。  ついでに…画像処理ソフトのGIMPも新しいヴァージョンになっています。『GIMP2を使おう』というサイトがとても充実していて素晴らしいです。

月夜の薔薇

 昨晩は月が明るく輝き、鉢植えの薔薇の花を照らしていました。流れてくる雲に隠された月と同じように、淡いクリーム色に浮かんでいました。  来週の21日の夜にはオリオン座流星群が極大になるそうです。月があり条件は悪く、平年でも暗い空で一時間に10個から20個くらいだそうですが、2006年には一時間に100個も、2007年でも60個くらい出現したそうで、予測は難しいそうですがとりあえず今年も要注意だそうです。ちなみにこのオリオン座流星群はハレー彗星が起源だとか。

夕暮れ

 秋というよりもう少し暖かい頃のような空で青空ものぞいていましたが、夜には久しぶりに部屋の中からでも聞こえる激しい雨が降りました。富士山はずいぶんと雪を被ってきたそうです。北の方は紅葉がどんどん進んでいるようですね。

旅情

 今日は鉄道の日だそうです。鉄道といえば私にとっては旅情を感じさせるもの、そして旅情といえば鉄道という気がします。  駅のプラットホームに立つ人と、列車の椅子に座り発車までの時間を過ごす人、時刻表通りにベルが鳴り、列車はガタリと車体を軋ませ、エンジンの音は震え、レールを擦る重い金属音が響く、まるで見えない力が人々を永遠に引き裂いてしまうようだ、窓から見える知らない人にも『よい旅を』と心の中でつぶやく。  鉄道が出来る前まではどんなものに旅情を感じていたのでしょうか。そもそも旅情などという感覚は無く、ただ別れがあっただけなのでしょうか。  国際宇宙ステーションとロシアのソユーズがドッキングしたそうで、このソユーズには一般の宇宙旅行者も乗っているそうです。いつの日か、空港ではなく、宙港(?)に旅情を感じることもあるのでしょうか。

この一瞬を

 NHKの全国学校音楽コンクール、高校の部を聴いていました。  課題曲は五木寛之氏作詞、信長貴富氏作曲の『青春譜』という曲でした。  全国の高校生がそれぞれに美しいハーモニーを奏でていましたが、その中でも私が一番良かったと思ったのは、長野高等学校の合唱部(班?)の歌でした。  部員の人数は多くはなく、練習の環境も恵まれてはいないということでしたが、五木寛之氏の言葉を部員の方たちがそれぞれに深く解釈し、そして彼ら彼女らの感じ取った想いが、合唱という表現方法で音符を拾いながら五線紙の上を渡り歩いてくる、若く純粋で美しい心がこちらの胸の奥に響き渡ってくるようでした。  青春の悲しみ、喜び、苦しみ、希望、不安、明日への光、そんなものがしみじみと感じられました。  この一瞬を、秋の夕空に舞う鳩に託して。

少年

 カメラを持ちまちを歩いていると、ひとりの少年が自転車に乗ってこちらに近付き、そしてどこかへ走り去ったと思えばまた後ろから走ってきて、一体何がしたいのかと思いながら歩いていると、『こんにちは』とあいさつをしてくる。こちらも「こんにちは」とあいさつを返すが、まるで好奇心旺盛なねこが、見知らぬ訪問者に警戒しながらも興味があるような、そんな出会いだった。  F1の日本グランプリ、中嶋カズキ選手はいきなりリタイアしてしまうのかとドキリとしましたが、荒れたレースの中で無事に完走出来て良かったです。来年の鈴鹿ではウィリアムズのマシンでぜひ表彰台を!

十三夜

 日が沈み北風が強くなると、雲の流れ去った夜空に月が明るく輝き始めました。今夜は十三夜の月見です。バッタやコオロギの音色を耳に、少し欠けた月を愛でる、日本人ならではの風流ですね。  富士スピードウェイではF1の予選が行なはれ、明日の決勝がとても楽しみです。優勝争いはもちろんのこと、何といってもウィリアムズ、ましてや日本人ドライバーの中島カズキ選手!

壁紙を更新しました。

 ホームページに壁紙を更新しました。  富士山と星、黎明、コスモス、三日月など9枚です。  大きさは1024x768です。  こちらからどうぞ。

ネットで落語

 若手の落語家による古典落語を試聴できるサイトがあります。その名も『ぽっどきゃすてぃんぐ落語』。  “ポッドキャスティング”はインターネット上に公開された音声や映像を手軽に楽しめるもので、ネットサーフィンをしながら、またはApple社のiTunesなどのソフト上で、さらにiPodなどに取り込んで聴くことが出来ます。iTunesにそれぞれの番組を登録しておくと、新しい情報を自動的に読み込んで、音声や映像をダウンロードしてくれます。  私もiTunesにいくつかの番組を登録していますが、その中でもこの『ぽっどきゃすてぃんぐ落語』は老若男女、全ての方にお勧めしたい番組です。  落語を聴くのはずいぶん久しぶりですが、こんな表現もあったのかと日本語の素晴らしさを感じたり、ひとりで何人も演じ分けて情景描写までする落語家さんの技量に感心したり、また話に織り込まれた人情や道徳や、いろいろなものが30分前後の番組にぎっしりと詰まっています。

寒露の夜

 夜空には雲が広がり、ジャコビニ流星群は見られそうにありません。  春に蒔いたミニダリアの種は夏に一度花を咲かせ、涼しくなって黄色い花を咲かせる株だけが丈夫に育っています。菊の小さな蕾も目立ち始めました。  ノーベル物理学賞に続いて化学賞。おめでとうございます!

ただこの空

 写真は昨日撮った空の写真ですが、今夜はまた雨が降ってきました。秋の変わりやすい天気。けれども天気が悪いからこそ、高く白い雲の上に広がる、この青い空がいとおしくなります。  空の向こうには暗黒の宇宙空間が広がっているはずだけれど、こんな空を見ていると、この空はこの空だけのもので、地球が回っていようと、太陽が回っていようと、宇宙の仕組みとは関係のない、銀河系の太陽系にある惑星ではなく、ただこの大地の、ただこの空。

キンモクセイのかほり

 金木犀の香りが漂ってくるようになりました。今年は風邪か花粉症かで鼻が利かなくなっていたので、気付くのが遅く、オレンジ色の花はもうずいぶんと開いています。  ちょっと見ない間に萩の株が枯れ始め、草っぱらの植物もだんだんと色あせて来たようです。蝶の数は少なくなり、スズメバチが目立つようになって来ました。お気を付け下さい。

使っているカメラのご紹介

 現在使っているカメラの紹介をしていなかったので、半年以上も経ちますがご紹介します。  カメラはペンタックスのK100Dです(会社はHOYAになりました)。以前持っていたキヤノンのフィルムカメラを下取りに出して、キタムラで中古をネットで探しました。程度A(美品)ということでしたが、付属品も全部付いていて、ボディもほとんど使っていないようでした。買ったのはボディのみで、レンズは昔から使っているsmc PENTAX-A 50mm f1.4で、マニュアルフォーカスです。ボディは丸みがあり、左手の側から見ると宮崎監督の映画『千と千尋の神隠し』の“カオナシ”に見えます。  K100Dは610万画素CCDで手ブレ補正が付いています。本体側に手ブレ補正が付いているので、どんなレンズにでも手ブレ補正が効きます。レンズの焦点距離は1.5倍になります。私の使っているレンズだと75mmの大きさに拡大されて写ります。ゴミ取り機能はありません。記録媒体はSDカードで電源は単三電池4本。こんなところでしょうか。  しばらく使っていて、CCDにはずいぶんと取れにくい細かいゴミが付着してしまいました(ファインダー内にも)。レンズを絞るとゴミの影響が顕著に現れます。絞ることはほぼ無いのでいいのですが、急に大きなゴミが入っている場合があったので注意が必要です。青空にゴミが写っていたりなんかするとずいぶん気持ちが萎えます。最近のカメラはどれくらいゴミ問題がクリア出来ているのか分かりませんが、ゴミの事を考えなければいけないのなら、コンパクトカメラで撮れるものだけを撮ればいいのではと思ってしまいます。あのぼんやりとした黒い点、他人の写真に写っているゴミも非常に気になってしまいます。

105円でレリーズ作り

 デジタルカメラのレリーズ(ケーブルスイッチ)を自作できるということなので、素人工作でさっそく作ってみました。レリーズは全押しだけで、カメラはペンタックスのK100Dです。  必要なのは2.5mm端子の写真のような携帯電話用のイヤホン(マイク)くらいです。Seria生活良品という100円ショップで買いました。この商品には保留ボタンが付いていて、これをシャッターボタンとして使いました。  やり方は…  1) まずマイク&保留ボタンの付いているケースを端から開けます。マイナスドライバーですぐに開きました。  2) 次にイヤホンへ伸びているケーブルを適当な場所で切ります。ハサミで切れました。  3) マイクのケーブルを保留ボタンから外します。手で外れました。  4) そして再びケースを閉じれば完成。  保留ボタンを押せばちゃんとシャッターが切れました。半押しが必要な場合はカメラのシャッターボタンを使います。イヤホンへ伸びているケーブルを使って半押しシャッターも自作できるのかもしれません。  これまではレリーズの代わりにセルフタイマーを使っていましたが、シャッターが落ちるのを知らせる赤い点滅も無く、それほど頻繁に使うわけではありませんが、やっぱりレリーズの方が良さそうです。  最後に、この方法で発生したいかなるトラブルにも責任は負えませんし、またメーカーの保証も受けられないと思いますので、全て自己責任でお願いします、という一言を付け加えておきます。

天文部発足!?

 先日の小型望遠鏡(というよりも卓上望遠鏡と言った方がいいのかもしれません)には一度も使っていないカメラアダプターがあったのですが、それに無理矢理カメラをはめ込んで、沈む前の月の写真を撮ってみました。使用しているカメラはPentax K100Dです。  カメラのISO感度を変えてみたり、シャッタースピードを変えてみたり、こんなもんかなというところで、同じような写真を何枚か撮り、インターネットで見付けていたRegiStaxというソフトでこれらの写真を合成・補正(ほぼ自動処理ですが…)してみました。  一枚のスチール写真ではぼんやり眠い写真でしたが、このソフトを使うと月のクレーターの部分がくっきりとしてきました。ほぼ自動でとても綺麗に仕上がっています。そして他のソフトで縮小し、ちょっと補正したのが上の写真です。もうちょっとは上手く出来そうな予感がします。  月のすぐ左上にはさそり座のアンタレスが輝き、もう少し左上の方には木星が輝いていました。『惑星は恒星ではないから輝き方が違う』ということを聞いたような記憶を頭の片隅に置きながら望遠鏡の倍率を上げ木星を見ていると、2、3の惑星と、木星の表面の縞が見えたような気がしました。  そして昼間に100円ショップで見付けたこんなキーホルダー。熱血クラブ活動『天文学部』!他にも剣道部やテニス部や美術部などいろいろありました。  黒い望遠鏡と土星かと思ったのですが、水色なので天王星(海王星)でしょうか?  小学校からこれまで天文部というものにはついに巡り合わなかったのですが、今はインターネットでたくさんの方が情報を発信しておられるし、デジタルカメラで写真を撮ることも容易になってきているので、ここらで念願の(?)天文部発足!です。気が向いた時に自由参加、規則は何もありません(笑)。

モバイルにも星空を

 AppleのiPhoneやiPod touchでは、画面に触れて操作が出来るタッチパネルが採用されていますが、その機能を活かした天体ソフト『iステラ(iStellar)』がアストロアーツより発売(配信)されるそうです。価格は1,000円の予定で、iTunes StoreのApp Storeから購入出来るようになるそうです。  画面の中の星空を拡大・縮小したり、星の位置を移動させたり、画面を横長にして見たり、流れる星の動きをぼ~っと見たり、星座早見盤の代わりにもなりますね。iPhoneやiPod touchを持っていたらすぐにでもダウンロードしてみたいです。下にiステラの動画を貼り付けておきます。  また任天堂のニンテンドーDSに対応した天体ソフト『星空ナビ』も開発中だそうです。記事はこちら。こちらは空にかざしたゲーム機の画面にそこで見えるはずの天体を表示させたり、また見たい天体までナビゲートしてくれたりといったような機能も持たせるそうです。

栗!

 頂きものの大きな栗。表面はつやつやと光って、ぷくっとふくらみ可愛らしい形。さっそく栗ご飯にでもして頂きましょうか。おこわの方がいいかな。

流星群と月見

 今月の8日にジャコビニ流星群が見られるそうです。夜中に北西の空で。(アストロアーツの星空ガイドより)  見える数は少ないようですが、かつては一時間に数千個の星が降ったこともあるんだとか。  また21日にはオリオン座流星群も現れるそうですが、こちらは月が明るすぎるみたいです。  そして11日は十三夜のお月見だそうです。

天体観測

 台風が消え、北の空から晴れてきました。  星が出ていたので、先日持ってきてもらった大昔(ハレー彗星の頃)の小型望遠鏡を天頂へ向けて、接眼レンズに目を近づけてみると、ぽつ、ぽつ、ぽつ、ぽつ、と星が見えました。  明るい空のスバルは色が青くなく、続いて探したアンドロメダ銀河はぼや~っと見えました。ぼや~っとした中でも中心部の光が強いようで、何となく写真で見るアンドロメダ銀河に見えなくもないので、肉眼とあとは心の目で想像していると、何だか次第にそれらしく見えてきます。倍率を上げても見え方はあまり変わりませんでした。「銀河鉄道999」(松本零士氏)の終着駅が確かアンドロメダだったなあと思い出します。  望遠鏡の掃除出来る所は手を入れましたが、レンズの裏側など工具(カニメ?)が必要な箇所が曇ってしまっているのは仕方ないですね(あまり実害のない場所で良かったです)。  10月の始まりの夜はめっきり冷え込み、富士山は雪をかぶったそうです。