スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

6月, 2008の投稿を表示しています

サラエボの花

 映画「サラエボの花 GRBAVICA」を見てきました。  今から十数年前、紛争のただ中にあるボスニア・ヘルツェゴビナ、グルバヴィッツァ地区で組織的になされた、民族浄化という名の下での多くの女性へのレイプ、そして出産。主人公のひとり母親のエスマもその被害者で、産まれて欲しくはないと一度は願いながらも、産声が聞こえ、抱き上げた時にはもう離さないと決めた娘サラ。  監督が「これは愛についての映画である」というように、物語では母と娘の溝は深まりながら、そして困難を克服し愛情はより深まっていくことを感じました。「サラエボの花」とはどんな花なのかと思った時に、絶望的な廃墟のあちらこちらの隅で育まれていく、このような愛情のことなのだと思いました。 (旧ユーゴスラヴィア、ボスニア・ヘルツェゴビナの時代背景なども映画のサイトに書いてあるのでそちらをご覧下さい。) ※ 『サラエボの花』は2006年のベルリン国際映画祭で、グランプリである金熊賞を受賞しているそうです。  サラエボから南へと地図を辿ると、地中海にはキプロスがあり、中東があり、そしてアフリカ。今から十数年前、100日で100万人虐殺されたとも言われるルワンダ紛争、そして現在も続いているダルフール紛争、、、それらのことを考えると心が重く沈みこみますが、それでもなおこれらの地が少しでも早く愛情の花で満たされることを信じていたいと思います。

オレの心は負けてない

在日朝鮮人「慰安婦」宋神道のたたかい「オレの心は負けてない」 というドキュメンタリー映画を見てきました。(公式サイト)  「お国のため」と何も分からないまま16歳から7年間従軍慰安婦となった宋神道(ソン シンド)さんは、朝鮮から中国へ連れて行かれ、体には軍人から切りつけられた傷や入墨が残り、顔を殴られたため難聴にもなってしまっているそうです。慰安婦でいる間に2人の子供を産みますが育てることは出来ずに人へ託し、もうひとりは死産、ご自分でその子供の足を引っ張って処置されたという話が印象的でした。戦後は軍人に誘われ日本へ渡ったもののそこでも酷い仕打ちを受け、その後はどうにかこうにかずっと日本で暮らしていらっしゃるそうです。  この映画は、戦後数十年、あることがきっかけで「国に謝って欲しい」という訴訟を起こすことになり、“支える会”とともに裁判を闘ってこられた、そのドキュメンタリー映画です。  「信じられるものは自分の心だけ」という言葉の裏には、どれほどの悲しみや苦しみや恨みがあるのだろうと思うと辛くなりますが、それでも宋さんは明るく、ユーモアがあり、昔の自分を思い出すという年齢の女子学生を前にした講演では、最後は笑いに包まれていました。  世論や時代の流れ政府の考えもあるのでしょう、裁判には結果的に敗訴しましたが、その判決の内容は宋さんたちの人権を回復しつつあるものだと思います。  宋さんが訴えているのは、戦争はしないで、自分と同じような子供を出して欲しくないということです。身を持って経験したからこそにじみ出てくる言葉ではないかと思います。  宋さんや支える会の人たちを見ていると、他人の幸せを自分の事のように喜ぶことが出来る心、その心がどれだけ素晴らしいものかということを改めて考えました。  従軍慰安婦の問題に関しては感情的な言葉が多く飛び交っているように思いますが、国の事情や利害関係や主義主張はとりあえずそばに置いて、ひとりの女性が生きてきて、苦難の人生を歩んでこられた、戦争が残す影の一部分として純粋にこの映画を見てもらいたいと思います。 ------------------------- (参考) 「慰安婦関係調査結果発表に関する河野内閣官房長官談話」(河野談話) (平成5年8月4日)

五月晴れ

 『五月晴れ』という言葉、文字通り5月にすっきりと晴れる日のことだと思っていましたが、旧暦の5月と言えば梅雨真っ盛り、梅雨の合間の晴れの日の事を『五月晴れ』と言うそうです。  日本語には素敵な表現がたくさんありますね。記憶の隅で眠っている言葉、初めて目に耳にする言葉、美しい表現に出会うと、イマジネーションがぱっと飛び立ち、青空へ消えていくようです。  言葉も含めた日本の文化、アイヌの文化、琉球の文化、世界各国に無数にある文化、大切にしていきたいと願います。

☆ The Tower ☆

 “高層ビル経営シミュレーションゲーム”『The Tower』がニンテンドーDSで出たそうですね。The Towerは今年で15周年を迎えるとか。早いものです。  どうにかこうにか“Tower”の称号を得た時はとても感動しました。実際に街のビルを見ていてもエレベーターはどういう設定になっているのだろうとか、今エレベーターを待っている自分はピンク色だろうかなどと思ったりしていました。  ニンテンドーDSでは他にも『シムシティ』や『ポピュラス』も発売されているんですね。  ひと昔前のゲームは機械の能力が低く派手な演出は出来ないものの、内容で勝負していた感じがして面白かったですが、この面白さをもっと突き詰めると、チェスやオセロや将棋や碁、トランプなどに行き着くのでしょうか?!任天堂だから花札ですか?

夜空

 久しぶりに晴れた昨晩の夜空。星も少し見えていましたが、地上の湿気が湯気となって空を覆っていくように、見渡す限り一面の曇り夜空になってしまいました。

カエルの合唱

 夏至を過ぎ昼間の時間は短くなっていますが、久しぶりに晴れた夕方はいつまでも明るく、こんなにも日は長くなっているんだと気付きました。  先日ホタルを見に行った時に聞いた、カエルの合唱をどうぞ。

魂の交歓

 先日梅雨明けした沖縄は明日、平和・慰霊の日を迎えます。やまとんちゅがこの日をどれだけ知って意識しているかは分かりませんが、戦争と共に、同じ日本人同士の間においてでも様々な悲劇が起こってしまったということを、人の心の闇を見ることになるのかもしれませんが、目をそらさずに伝えていかなければならないのだと思います。  以前読んだ『リーラ 神の庭の遊戯』(玄侑宗久著/新潮社)に出てきた「まぶい」という言葉。沖縄の方で「たましい」のようなものを意味する言葉だそうで、人は生まれながらにして「まぶい」を何個か持っているそうです。けれども、驚いたり、衝撃的な出来事があるとその「まぶい」を落としてしまい、体調を崩したりしてしまうことがあるそうで、本の中では(ここでいうものとはちょっと違いますが)その「まぶい」を戻す儀式の様子が描かれていました。  今までの自分を思ってみても「まぶい」を落としただろう場面はいくつもありますが、昨今のいろいろな悲しい出来事を見聞きしていると、現代人は「まぶい」をたくさん落としすぎているのではないかと考えてしまいます。

シジミチョウ

 先週たまたま撮ったシジミチョウの写真。どんな種類のシジミチョウかなとインターネットで検索してみると、一番最初に表示されたWikipediaのシジミチョウの項に載っている写真がとても愛らしく、梅雨の合間に近くの公園で探してみました。  シジミチョウは小さな蝶ですが、その体に似合わないほど早く飛び回り、しかも小さいのですぐ見失いそうになります。やっと見つけて近付いてもすぐ逃げられたり。そしてこんなに綺麗な蝶だとは思いませんでした。  地面にくっつくようにしながら蝶の写真を撮っていると、草や土のにおいがぷんと鼻に漂い、子供の時分以来、久しぶりに体が土に近くなった気がしました。

キャンドルナイト

 今日、6月21日は夏至の日。夜の8時から10時まで電灯を消して、“スロー”な夜を過ごそうという『100万人のキャンドルナイト』キャンペーンが行なわれます。あちらこちらでイベントも開催されるそうですね。  ろうそくのゆれるほのおを見つめて過ごすいつもと少し違った一夜。ただ電灯を消すだけで静かな非日常が待っているかもしれません。

爽やかな6月

 はっきりとしない梅雨空が続いていますが、いつも見ているライブカメラのヨーロッパはさすが“ジューン・ブライド”という言葉があるように、燦々と太陽の光が降り注いでいました。  Firefox3は1日で800万回以上ダウンロードされ、ギネスに申請中だそうです。現在のダウンロード数は1,300万回を越えていました。  Firefox3からの機能ではないかもしれませんが、リンクをホイールボタンクリックするとタブで開けるのと、ページ全体の拡大縮小・印刷時に1ページに収められるのなどが便利です。表示速度も速くなっている気がします。

花ろうそく

 『花ろうそく』という和ろうそくを貰いました。5センチほどのもので、藤の花が書いて(プリントされて?)あり、ほのかに漂ってくるお香の香りが気持ちを和らげてくれるようです。何だかもったいなくて、使えそうにありません。  今日は桜桃忌。少し前の話ですが、『人間失格』の文庫本がカバーを変えて再び売れているそうですね。私も太宰治が好きで作品をたくさん読みましたが、今なお多くの人を惹きつけるものがあるのでしょうか。  太宰といえば津軽、青森。今度また行くことが出来れば、金木町の斜陽館(生家)をぜひ訪ねてみたいものです。金木町のある五所川原といえば立佞武多(たちねぷた)もありますね。

忘却

 次から次へといろいろなニュースが流れ、また海外でのことならなおさら情報が少なく、オリンピックの聖火リレー、チベット問題、ビルマでのサイクロン、中国での大地震、、、つい少し前のことでも忘れてしまいそうになる危うさを抱えてしまいます。

Firefox3

 Firefox3のリリースは今日だと思っていましたが、ふと世界のどこの時間に合わせるのか疑問に思いサイトを訪れると『日本時間だと18日』になっていました。スミマセン。 (追記)  Firefoxが目指している24時間最多ダウンロードの期間は、18日の午前2時から、19日の午前2時の間だそうです。この機会にぜひどうぞ。

泉鏡花作

 歌舞伎座の七月大歌舞伎は、『義経千本桜』と、泉鏡花の『高野聖』、『夜叉ヶ池』。梅雨の湿度の高くじめじめとした蒸し暑い季節と、初夏の夏の強い日差しが照りつける季節が入り混じった七月には、泉鏡花のこの二作が良く似合うような気がします。

図書館へ

 今日はとても爽やかに晴れていました。久しぶりに図書館へ行くと、改装されて日が浅いためか館内は明るく開放的で、体操をしている人までいました。カセットテープやCDの貸出しは昔からあったのでしょうか。写真集のコーナーが意外にも充実していて、白川義員氏や土門拳氏の大きく重い写真集(A3程の大きさでしょうか)をめくりながら、使い捨てでない写真の素晴らしさを感じていました。

大地震

 岩手と宮城で起きた大きな地震で、ダムの周りの山がごっそり崩れ大変なことになっているニュースを見て、改めて地震の怖さを感じています。被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。未だ行方不明の方もいらっしゃるそうで、無事でいることを願います。

ミッション完了!

 スペースシャトル、ディスカバリーのオービタが無事地上へ帰還してきました。着陸の前にはコクピットからのビデオも映され、非常に緊張しながら見ていましたが、無事に地上へ降り立ってくれて良かったです。

『冒険王・横尾忠則』展 ― 暗黒の魔除猫

 世田谷美術館で開催されている『 冒険王・横尾忠則 』展へ先日行ってきました。東京では土・日の2日間だけになってしまいましたが、行こうかどうか悩んでいる方や、興味の無い方でもぜひお勧めしたい展覧会です。  とても数多くの作品が展示され、会場に着くまでは「作品に圧倒され疲れ果てて帰るんだろう…」と思っていましたが、作品を見始めるとそんなことはなく、画家の発散したエネルギーが全身の穴からじわじわと沁み込んで、血管を巡り、体内を駆けていくように、体は疲れても気力は充実していくようでした。  横尾氏が昔の作品の事を『昔に光った光を今見ている』というような事を仰っていましたが、そう思って空の天体と比べてみると、灼熱の太陽もあれば、その光を冷たく反射する月があり、遠くには銀河があり、星団があり、生まれたばかりの青白い星や、破裂しそうな赤い星、中にはブラックホールやまだ届いていない星の光もあるのかもしれません。『夜空に輝く星々はそれぞれ違う時代にぴかっと光った光だ』というのは 宇宙図 に教えてもらったものですが、そういう様々な時代の作品が散りばめられた今回の展覧会。  作品にすぐ近くまで近寄れるのも素晴らしいと思います。生きた芸術という感じがします。不慮の事故があったら…とも思いますが、それもまた芸術なのでしょうか?  作品数はとても多くそれぞれに感想を書くと終わりが無い、というより書けないので、特に印象に残ったひとつだけ取り上げます。  瀬戸内晴美氏が新聞に連載された『 幻花 』。その 挿絵 の原画が展示されていましたが、この白と黒だけの小さな世界にすっかり魅了されてしまいました。  雨の静けさ、風の流れ、空の静寂、炎の叫び、文字の踊り、、、挿絵を見ているだけで一巻の書物を紐解いたような、また紙のキャンバスという箱庭の中で物語が展開されているような、紙とペンだけで世界はいくらでも広がるということを改めて思い知りました。  この仕事だけに一生をかけてもいいのではないかと思える作品群でありながら、しかもその作品を難なく仕上げ、そしてその上遊び心まで入れている、という雰囲気がこの展示スペースからは漂っていました。  他の多くの作品で印象に残っているものはたくさんありますが、とりわけこの『 幻花 』の挿絵には強く衝撃を受けました。  糸井重里氏の『 ほぼ日刊イトイ新聞 』の特設ページで

火狐

インターネットのブラウザソフト、Firefox 3 のリリースが、2008年06月17日に決定したそうです。軽くて使いやすいのでぜひどうぞ。(※Windows98/ME/NTなどでは動作しないのでご注意下さい)

国際宇宙ステーション&月&土星&しし座レグルス

 夜に向かって空が晴れ、輝く半月の下を、星出宇宙飛行士を乗せた国際宇宙ステーションがきらめいてゆきました。  明日の朝にはスペースシャトルのクルーはディスカバリーへ乗りこみ、宇宙ステーションとのハッチを閉め、地上へ帰還する準備へ入るそうです。  Appleから新しいiPhoneの発表があり、日本では7月11から発売になるそうです。どれほど流行るのでしょう?!

雷雨

 夕方雷が鳴り雨が降りました。梅雨のような天気はずっと続いていますが、やっと本当の梅雨入りという感じがしています。  星出宇宙飛行士の乗った国際宇宙ステーション、早いものでもうすぐ全ミッションを終え、ディスカバリーは宇宙ステーションから離れます。

記憶の底で光っていた

 家の近くにホタルを放流しているという場所があり、数年前に行った時には数匹しかいなかったのですが、せっかくなのでまた見に行きました。もっと蒸し暑い時季に飛ぶような気がしていましたが、ホタルブクロの咲くちょうど今ごろでした。  日が暮れてしばらく経ち、月も雲に覆い隠され、人々の顔は判別がつかずざわめきだけが伝わってきました。それほど広くない川岸へ降りると、小川に沿って道に並んだ黒い頭の向こうでホタルが光っているのが見えました。今回はホタルの数も少しだけ多く視界のどこかで常に一匹は光を放っていました。  人の少ない場所を選んで待っていると、あちらの方からホタルが舞い、思い出したように黄色い緑の光を明滅し、草木を離れて川面を飛ぶと光が強くなるようでした。  人の固まりがいなくなるとよく飛んでいたようなので、騒がしくしていると飛ばないのかなと思っていましたが、案外そうでもないようでした。  ホタルの光は、“幻想的な”とよく形容されますが、私にとってはそれよりも、この感覚は何だかとても懐かしく、記憶の深淵にあったものをやっとすくい上げて来たような気がしていました。そしてそれは本当はとても浅いところにあったのではないかと。

国際宇宙ステーション

 角度があったためか、昨日よりも雲が多い条件にもかかわらず、宇宙ステーションがよく見えました。  北西の空から明るい状態で現れ、そのまま東の方の闇の中へ消えていきました。  国際宇宙ステーションを見よう/JAXAの投稿ページでは、ISSとDiscoveryが前後して飛んでいる写真や、ISSの形がはっきりと分かる写真など、自分の力では見ることの出来ない写真があって嬉しいです。  宇宙ステーションから見た地球は、いつでも青く、白く、とても美しいです。地球の姿をずっと映しているチャンネルがあれば、とても秀麗な環境ビデオになると思います。

ナウシカの時代

 とても久しぶりに『風の谷のナウシカ』を見ました。時間を置いて見ると、また新たな感動や、ここはこういうことだったのかというのがあって面白かったです。  原作ではこの映画の内容はまだまだ最初の方のことで、ここからは全く想像のつかないような壮大な世界が広がっているのですが、連載されている当時は完結するなどとは全く思ってもみず、急に連載が再開され、そのまま順調に完結した時の嬉しさを思い出しました。  原作を最後まで映画化してもらいたいという気持ちもありますが、物語はとても長く、複雑で、難解なのもあり、ちょっと無理があるでしょうか。  映画の中では使われていない主題歌(?)があり、当時のレコードがダンボール箱に眠っているのですが、安田成美さんの歌うこのレコードは作詞:松本隆/作曲:細野晴臣というすごい組み合わせでした。  そして、ナウシカの時代はまだレコードとカセットの時代だったんですね。

“きぼう”のある国際宇宙ステーション

 空を覆っていた雲が薄くなり、星出宇宙飛行士を乗せた、国際宇宙ステーション+きぼう+スペースシャトル・・・を見ることが出来ました。仰角20度で見えるかどうか不安でしたが思っていたより上空を飛んでくれました。  明日は晴れればもっとよく見えるはずです。  写真を撮ったあとNASA-TVを見てみると、夜の太平洋上空を滑空し、南米の先の方から昼間の地球へ飛んでいく国際宇宙ステーションの姿がずっと映し出されていました。  すっからかんで広々していた“きぼう”の中は、いろいろなもので詰まってきていました。地上での引越しと同じようです。

 漁業団体がこの夏にも休漁することを検討しているというニュースを聞きました。何年も前からマグロ漁船など油の高騰で廃業しているということは聞いていましたが、ここまで酷くなっているとは思っていませんでした。ヨーロッパでも状況は同じようで、各地から集まった漁師たちがEU本部のあるベルギー・ブリュッセルで抗議集会を行なっているとか。  油はもう無くなる、もう無くなるといわれ続けてもう何十年も経っているように思います。まだ枯渇しているわけではありませんが、手に入らなければ無いのも同じ、そして辿り着いているのはこの混乱。とりあえずは一時的なものであって欲しいと思います。

青い空

 梅雨に入り、つかの間に見ることのできた青空と白い雲。先月は“五月晴れ!”というのもあまり無かったような気がします。  国際宇宙ステーションへの『きぼう』モジュールの取り付けは無事に成功。夜には宇宙ステーションが北の空に見えそうだというので、わずかな期待を持って待っていましたが、さすがに雲が厚く、そして街も明るく、見ることは出来ませんでした。  AppleのiPhoneはソフトバンクから出ることになるそうです。どういうサービスになるのでしょうか。

梅雨入り後

 梅雨入りの次の日はとても肌寒くなりました。ここ数年、梅雨入り宣言をしたあとは晴れの日が続いていたような記憶がありますが、今年は台風の影響もあるのか曇天が続いています。  雷が鳴り大雨が降るというような、いかにも梅雨入りというものでなかったのが少し寂しい気もしますが…。  スペースシャトルは国際宇宙ステーションとのドッキングに成功し、明日の朝から『きぼう』の取り付け作業が始まるそうです。  スペースシャトルは2010年後半には引退するそうで、こういうこういう光景が見られるのはあと何回あるのでしょう…それまでに地上からその光を見てみたいです。

梅雨入り

 平年よりも早く梅雨入りしたそうです。ずっと天気が悪いようなので、国際宇宙ステーションやスペースシャトルを見るのは難しいでしょうか。明日の未明にはドッキングする予定です。

Lift Off !!

 早朝からDiscoveryの打ち上げを見ていましたが、打ち上げ前の静寂な時間がとても緊張し、打ち上げ後もチャレンジャーの映像が脳裏にフラッシュバックしてきてまた緊張します。打ち上げに成功してくれてとても良かったです。  JAXAの国際宇宙ステーション/スペースシャトルを見ようのページでは、今はどうやら宇宙ステーションの情報しか載っていないようで、先日ダウンロードしてきたOrbitronというソフト(日本語の解説ページもあります)を起動してみると、ちゃんとSTS-124が表示されていました。軌道の情報を更新しないと位置が正しく表示されないみたいです。  NASAの管制室の大きなスクリーンに映し出されるのと同じような画面が表示され、ただソフトを起動しているだけでも面白いです。また選択した物体が可視領域に入ると音で知らせてくれます・・・たった今宇宙ステーションが北海道の方を通過した様子。続いてスペースシャトル。(21:30前後)・・・というように。いつ見えるかという予報もあります。  23時頃にちょうど東京地方の真上を通過するようですが、光っていないので見えない!残念。

宇宙へ…

 国際宇宙ステーションの『きぼう』建設ミッションの2回目(STS-124)があと6時間で始まります。インターネットライブで見たケネディ宇宙センターは雲が湧いていますが、綺麗な青空です。  チョモランマの登頂を果たした三浦雄一郎さんは、今度は80歳で頂上に立ってみたいと仰っていました。  常に死と隣り合わせのチョモランマ、どれだけ過酷なものかをご自身で体験された上での話なので、その言葉はまさに世界の頂点に立った者にだけ許されているようにずっしりと重く心に沁みてきました。  明日から道路交通法が改正され、(高速道路では)全席シートベルトが義務になったり、紅葉マークも義務になったり、そしてガソリンはまたもや値上げに…。