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11月, 2008の投稿を表示しています

美しい夕暮れの空

今日は夕暮れの空も綺麗で、 月と金星&木星を撮る合間に、 空と山並みだけの写真も撮っていました。 太陽が沈んで間もない頃は紫色を帯びた空も、 時間が経つとオレンジ色が濃くなり、 宇宙の色に近付いてゆきました。 色のグラデーションがとても綺麗でした。

酉の市へ

 大國魂神社(東京府中市)で行なわれていた酉の市へ。今年は今日が三の酉。三の酉まである年は火事が多いといいますが、福は呼んでも火事はご遠慮願いたいです。  今日はこの神社は朝6時から夜中の12時までやっているそうで、神社へ通じる道の両側には露店が並び、くらやみ祭の時ほどではありませんが、多くの人で賑わっていました。お好み焼きや焼きそばや金魚やお面や綿菓子や七味唐辛子…のお店を見ながら歩いていくと、神社に近いところで熊手を売っているお店があり、手拍子と拍子木で「商売繁盛!商売繁盛!!」。  大きな熊手のある神社の門をくぐると、ライトアップされた菊祭り。神社にお参りした右手では、何かの長い行列が出来ていました。  酉の市は晩秋の風物詩ですね。何年か前に新宿の花園神社の酉の市にも行きましたが、新宿でもこんな昔ながらのお祭りが残っているんだと、線路の向こう側(西新宿)のビル群を見ながら、江戸から伝わる古き良きものを発見したような気持ちになっていました。

雨上がり

 あんなに曇っていた空が急に晴れ渡り、夕方見えた金星と木星とはずいぶん近付いていました。12月1日頃にはこれに月が加わるようです。  夜には変光星のクジラ座のミラを、写真に撮ってようやく見つけることが出来ました。肉眼では確認できませんでした。その星の少ない南の夜空から視線を少し東に向けると、オリオン座やアルデバラン、スバルなどなど、とてもにぎやかに目に映りました。  スペースシャトルは23時47分に国際宇宙ステーションから分離する予定だそうです。今もNASA TVでその様子が放映されています。後を流れている青い地球がとても綺麗です…。

Kids with Cameras

 子供たちにカメラを持たせて写真を撮ってもらおう、という話は以前にも聞いたことがありましたが、最近になってKids with Camerasというプロジェクトがあることを知りました(サイトのKid's Galleryから写真を見ることが出来ます)。  恵まれない境遇にいる子供たちにカメラを渡し、写真を撮ることによって自信や希望を持ってもらいたい。またその子供たちが撮った写真を販売して子供たちのために役立てようというものです。そしてもうひとつ、子供たちに写真を教える写真家を世界へ派遣することも目標にされているようです。  このプロジェクトは『Born into Brothels』というタイトルで映画化され(これは“売春街に生まれて”という意味でしょうか)、『未来を写した子供たち』というタイトルで日本でも上映されているようです。サイトで予告編を見ることが出来ます。  子供たちの撮った自由な写真を見ていると、そのうちのたった一枚でさえ、構図がどうとか露出がどうとかそんなものは超越して、人間が生きているとはこういうことなんだという“生”が生々しく伝わってきます。写真にはいろいろな種類のものがありますが、私にとってはこういう写真こそが本当の写真なのではないかと思われます。  先日テレビで『誰も知らない泣ける歌』というのを放送していて、昨年ミャンマーで亡くなったジャーナリストの長井健司さん作詞・作曲の歌が流れていました(「もう会えない」)。一度聴いただけで憶えられるはずはないのですが、上の記事を書いている時にその曲のどこかの部分が頭の中を流れていました。

大相撲

 新大関『日馬富士』!安馬関が大関になって、相撲もスポーツなんだからただ強ければいいという風潮も最近は薄れてきているように感じられ、八百長疑惑を乗り越えて、もう新しい時代になりつつあるのかもしれませんが、来年はより面白い大相撲になることを期待します。  大相撲が普通のスポーツと違うといわれる所以は、初日の前日(土曜日?)に行なわれる“土俵祭り”を見れば分かるのではないかと思います。  “祭り”とはいっても正式な神事で、御払いなどが神職によって行なわれ、これは見るまで知りませんでしたが、土俵の真ん中には穴が開けられており、お供え物が埋められます。その上で相撲を組むのですから。単なるスポーツとは違います。国技というならテレビなどでもこういう面をもう少し紹介すればいいのにと思います。  両国国技館で行なわれた土俵祭は誰でも無料で見ることが出来ました。親方の姿は見えましたが、関取はいなかったようです。同じような時間に優勝した力士の大きな額の披露(?)が国技館の入口で行なわれていて、そこでは白鵬関と朝青龍関の代理だった高砂親方を見ました。

雨の谷間

 渋柿を干したら、雨が続くようになってしまいました。カビが心配ですが、順調に小さくなってきています。  先日、宇宙エレベーターの記事を読みましたが、少し前までは夢物語だと思っていたものが、かなり現実味を帯びてきているんですね。でも一番遠い衛星までは時速200kmで昇って行ったとして一週間かかるとか…宇宙は遠いですね。

真冬に向かって

 少し寒くなってくると、北の方の生活は大変なのだろうなと思います。夏に見た映画(『オレの心は負けてない』)のおばあちゃんも確か東北に住んでいらっしゃるはずで、寒い中で元気でいらっしゃるのかなと案じます。  ただ最近になって油の値段が少し安くなってきたようで(地域差はあるでしょうが)、漁師さんたちの燃料代や、冬の暖房代が幾分でも楽になったのであれば、少しは心安くなれます。  チベット亡命政府のあるインドのダラムサラで、チベットの今後の方針についての会議が行なわれ、その記事を新聞やインターネットの記事で見ていましたが、それぞれの媒体によってニュアンスは違い、誤解を与えるのではないかというような記述も見ました。新聞の記事も一部ではありますがインターネット上で簡単に読み比べが出来るので、偏ったものの見方に対して修正を加えられる点において、インターネットという道具の正しい姿があるような気がします。  (付)チベット亡命政府の発表する内容に関しては、ダライ・ラマ法王庁日本代表部事務所に記載される記事が一番正確だと思いますので、ご関心のある方はそちらをご覧になるのがいいのではないかと思います。

紅葉

 街路樹が覆いかぶさっている所では、観光地に負けないような(?)紅葉になっています。枯葉で足元が滑りやすいですが、たまには上を向いてみると普段とはちょっと違う世界があります。  ケヤキの枯れて風に飛ばされた葉と小枝。その根元に付いているベージュ色の小さな丸い種を、去年同じようにして一本だけ芽が出た小鉢に埋めてみました。 (追記)  大相撲九州場所、優勝した白鵬関は東の横綱としての意地を見た気がしました。安馬関に続いて、稀勢の里関も大関へ!

人の心

 日差しの暖かいお昼時、思いがけず軒先で渋柿を売っているお店を見付けました。遠目にも柿の形が甘い柿とは違う気がしたので近寄ってみると、案の定渋柿で、しかも道の駅で売っているような安い値段でした。  お店に入るとお米や野菜が置いてあり、こんな所もあったのかとちょっと懐かしい気持ちになる商店でした。なぜ渋柿なのかというと、そう干し柿です。寒くなってきてからずっと探していました。そしてお店の方に干し柿の作り方を丁寧に教えて頂きました。  スーパーなどで買い物をしていると、すごく無機質で人間相手でも心が通うことは無いのではなかろうかと感じてしまうことがありますが(私もその無機質な人間になっているような気もします)、こんな何気のないような会話ですが、店員-客ではなく、人-人の繋がりとしていられたことも大きな収穫です。  そんなことはさて置いて、家に帰ってさっそく聞いた通りに下準備。今は外に吊るされ夜気に当たってこごえています。モーツァルトでも聴かせれば美味しくなる(ワインとかでそういうのありますよね)のかなと変なことを考えていましたが、手頃なCDが無かったのでドビュッシーを聴きながら下準備。交通の騒音を聞きながらよりも、鳥のさえずりや川のせせらぎや、自然の音を聴きながらの方が美味しくなりそうな気がするのは私だけでしょうか?  昨年は自己流で何とか形にはなりましたが、今回は極意(?)を教えて頂いたので、もう少し上手に出来そうです。

航跡

 夜の頭上を飛ぶ飛行機は、黒い空で一定間隔に光の跡を残していきます。船のように白い波を残すことはありませんが、写真にはその跡がはっきりと残ります。  国際宇宙ステーションが都心でも見られるのだろうかと先日思っていましたが、丸の内で国際宇宙ステーションを見ようという催しが行なわれたそうですね。見えたのでしょうか??

冬の青空

 昨日、今日と空はすっきり晴れ、雲ひとつ無い青空が広がっています。オリオン座やスバルもよく見えています。  北の方へ行けば空気が綺麗でもっと星が見えるのかとちょっと思いましたが、北の方は雪で星どころではないんですね…北国の苦労を知らない浅い考えでした。  数年前には寒気が強すぎて富士山に雪が積もらないということもあったほどなので、冬に星を見るなら関東平野なのでしょうか?!  国際宇宙ステーションが11月20日で10周年を迎えるそうです。これからどう運用されるのか分かりませんが、素晴しい研究成果が上がることを期待したいです。“きぼう”実験棟で行なわれているマランゴニ対流実験のページを前に見ましたが、宇宙でしか出来ない実験はこういうものがあるのかと大変興味深かったです。

冬の空とふたご座流星群

 昨晩から冷え込み、今日は冬を感じさせるように空気が澄み渡っていました。こんなに空気が綺麗になるということを今日まで忘れていました。  これほど空気が綺麗なら、街の灯りがあっても、月がまぶしくても、ふたご座流星群は見えそうですね。12月13日(土)の深夜からが見頃だそうで、ペルセウス座流星群よりも数が多く、明るい流星も多くなっているということで、期待したいです。(AstroArtsの特集ページより)

交通社会

 飲酒運転はいけないということを啓発するために、よく『飲んだら乗るな、乗るなら飲むな』という標語(?)を目に耳にします。  “乗るなら飲むな”というのはその通りもっともだと思いますが、“飲んだら乗るな”ということは、すでに酔っぱらった、素面の場合と比べて判断能力が鈍くなっている人に対してのものだろうと思うので、あまり意味をなさないむなしい言葉に思えます。泥酔している人ならなおのこと、刑罰だけを重くしてもそもそも判断能力が無いのだから、他の事件なら精神状態が普通ではなく責任能力が問えないということと同じなのではないでしょうか。人を殺したという感覚も薄いのでしょうし。  そう思うと、やはりどなたかがテレビでおっしゃっていたように、アルコールが検出されれば車が動かないような仕組み(規制)が必要なのではないかと思います。しかも高級車だけではなく、どんな車やバイク(自転車)にでも簡単に取り付けられるような。そんなものは不可能なのかもしれませんが、交通事故の悲劇をひとつでもなくすためにこんなことを思います…。  そしてもうひとつ。これは先日ある立体駐車場で見かけた光景ですが、前を走っていたワゴン車が狭いスペースに車を入れようとバックしていて、その様子を待ちながら見ていると、なんと子供を数人乗せたその車を運転している女性は、首と肩に携帯電話(薄いやつですよ)をはさんで顔を傾け、口を動かし大笑いながら運転しているではないですか!バックの車庫入れですよ。  なんともまあ器用なものだと、どんだけ~と薄ら笑いのまま顔が固まってしまいましたが、運転中の携帯電話もやっぱり判断能力が鈍りますし、ましてや物損・人身限らず事故になれば被害者は当然、加害者にも悲劇が残るだけだと思います。人間はダメだと分かっていても出来ることはついついやってしまう単なる生き物に過ぎないと思うので、道徳やモラルでカバーできない所を、やはり機械的な仕組みで補うことが必要なのではないかと思います。  事故に遭わないために自分の体を守る術を身に付けるのはとても重要ですが、それでも交通事故はどうしても起こってしまうものだと思います。ただ上記のような事故は人間の知恵で必ず防げるものだと思うので、自動車産業の技術面での進歩を強く願います。  私も次にハンドルを握る時には、人を殺すことの出来るものに乗っているんだということを頭に置い

銀杏

 一本の銀杏の木でも、葉は黄葉(おうよう)している所もあれば、まだ黄緑色から黄色へのグラデーションになっている葉もあったり。  そして銀杏と言えば…、大相撲九州場所、今場所の稀勢の里関は調子がいいようで(先場所は病院から通っていたこともあったとか)、あと一番で勝ち越し、ぜひ千秋楽まで優勝争いに残って欲しいです!あると思います!

第3の眼

 額の中心に目がある絵や像などを見たことがあると思いますが、人間にも実は第三の眼といわれるものが存在しているそうです。心の目などではなく、生物学的なものとしての眼です。実際は遠い祖先の第3の眼といわれるものの名残りなのですが…。  『光と人の物語(Nikon)』の『“見る力”の発展』→『第3の眼の進化』で知りました。(取材協力は奈良女子大学教授の荒木正介先生だそうです。)  まず、カマキリやカナヘビなどに「頭頂眼」という眼が存在するということだけでもショッキングだったのですが、人間にもそれが存在するという。  その第3の眼の正体は脳の中にある「松果体」という器官(名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?)で、視床下部とともに体のリズムをコントロールしていると考えられているそうです。松果体になる細胞の初期の段階では、事実、眼にもなり得る可能性を持つ細胞なのだそうです。  この第3の眼、もともと一つだった眼が進化の過程で左右二つに分かれた時に、最初の一つの眼がそのまま中心に残ったものだろうと考えられているそうです。  この記事の載っているNikonの『光と人の物語』は他にも興味深い記事が載っています。ナビゲーターは東京大学准教授の横山広美先生だそうです。

秋、桜

 車道に沿って植えられている木が白くなっていて、何だろうと思って近付くと桜の花が咲いていました。寒桜なのでしょうか。今日の小雨で小さな花はもう散り始めていました。  最近になって、地デジ移行のためなのか、テレビの電波の状態が非常に悪くなってきました。2011年まではちゃんと試聴できるものだと思っていたのですが…。B-CASカードも廃止するとかしないとか、こちらも迷走しているようですね。

飛行艇を作って飾ろう・飛ばそう(webで)

 Adobe AirAdobe Airコンテストの特別賞に選ばれた、web plamo。恐竜の発掘やお肉(?)というものも近日公開されるそうですが、現在利用できるのは「飛行艇版」。(恐竜はデモ版)  箱をクリックして現われた絵画風の画面と飛んでいる飛行機は、、、『紅の豚』!?   毎日少しずつプラモデルのパーツが入手でき、それを組み合わせることによって飛行艇を完成させます。クリックで組み立てて、デカールを貼り、サーバーへデータを転送すれば、レンダリングされた飛行艇のデータが届くそうです。  そしてあらかじめ準備されている背景の中に、自分の作った飛行艇をいろんな角度で置いて楽しめると、そういうサービスです。また飾って楽しむだけではなく、その飛行艇を使って飛行大会を開催しようという構想もあるのだとか。いろんな飛行艇が集まればまさに『紅の豚』の世界ですね。私は映画の赤い飛行艇のプラモデル(本物)を作って家に飾っていたことがあるのですが、飛ばしてみたいですね。機体の色やデカールなどに自由度があればもっと愛着がわきそうです。  ただひとつ、私の今のパソコン環境だと動作がちょっと重いのが難点です。画面もはみ出し気味です。Google Chromeで見るとある程度改善されましたが、このパソコンだとひょっとして飛行艇は飛ばないかも…。  今日の朝はスペースシャトル(Endeavour/STS-126)の打上げを NASA TV で見ていましたが、やっぱりいつ見ても緊張します。今見てみると打上げの再放送をやっていました。

月の夜

 晴れの天気は長くは続かず、昨夜は満月だった月も、雲に覆われがちになりました。そんな夜空の写真を一枚。  月は流れる黒い雲に隠されその光すら見えなくなったと思えば、雲を蒸発させているのではないかと思うほど、また地上には影を作るほど明るく輝いていたり。一機の旅客機が月の真正面を飛び、翼のあるシルエットが一瞬間だけはっきりと見えました。  富士山は雪が積もって白くなったためか、三ツ峠からの富士山ライブカメラでは、夜になってもその姿が見えています。カメラはNikonのD200を使っているそうで、その性能に負うところも多分にあるのでしょうね。  携帯電話のCMに出ているお父さん(カイくん)のような白い犬を見かけました。とても可愛い。白い犬には赤い首輪が良く似合いますね。

Bark at the Moon

 久々の快晴。けれども何となく突き抜けない青空。夜には明るい満月が輝いていました。  日本時間の15日午前9時55分にスペースシャトルが打ち上げられるそうです(予定)。地上からの宇宙ステーションは19日の18時頃見えるそうで、もうドッキングした後かもしれませんが、時間と位置さえ分かっていれば、都心のちょっと暗い場所からでも見えるんじゃないかと思ったのですが、どうなんでしょう?!  ホームページを更新しました。RSSがちゃんと使えていないかもしれません。  ホームページ内の写真は、キーボードの矢印キー[←][→] or 半角[P][N]キーで前後の写真に移動します。マウスをクリックするより楽です。  少しずつやっていたのでずい分と時間がかかってしまいました。しかも力が入っていない…。

ロックの歴史はELVISから!

 エルヴィス・プレスリー(Elvis Presley)の専門店、「LOVE ME TENDER」がお店を閉めてしまうということを聞きました。  ・・・・・と思い出してみて、そういえば昔行ったエルヴィスのコンサートツアーのパンフレットに、このお店の宣伝が載っていたはずだという記憶をたどって、本棚に置いてあるパンフレットを手にしました。  1999年の東京国際フォーラムで行なわれたワールド・ツアー、『ELVIS THE CONCERT WORLD TOUR 1998-2000』。当然ながら本人はいませんが、巨大なスクリーンと、ライブCDでエルヴィスがメンバー紹介していた、James Burton(G),Glen D. Hardin(P), Jerry Scheff(B),Ronnie Tutt(D)さん(記憶は曖昧ですが確か皆さんいらっしゃったのだと思います)や当時のメンバーの方々、ペラペラっとページをめくっていると、好きな曲が流れて来た瞬間にゾクゾクして感激していた記憶が蘇ります。最後には写真撮影の時間もあり、すごく幸せな時間が流れていたのを思い出します。  そしてそのパンフレットの中に、Holly Cole、杉山清貴さんのコンサートチラシと一緒にお店のチラシが挟んでありました。一度行こう行こうと思ってそのまま行っていなかったお店でした。インターネットなどでお店を続けられるそうですが、残念です。ファンならばELVISの銅像を見ておくべきですね。  ロックの歴史はELVISから、そして私の洋楽・ロックの歴史もELVISからです!  (そういえば、もし今ELVISが生きていたら…という映画もありましたね。)  明日は久しぶりにすっきりと青空が見えそうです。

薔薇と虫

 バラの花の間を忙しく飛んでいた虫たち。よく見ていると、赤い顔にだいだいと黒と白の縞の体、薄い紫色の花びらに黄色い花芯、綺麗な色の組合せだと思いました。  この小さなバラ園も、もう花は落ちて、冬越し、そして来年の春へ向けた準備に取り掛かっているのでしょう。

ベツレヘムの星?!

 クリスマスにミラを見よう。  クジラ座のミラは輝きが強くなったり弱くなったり光の強さが変わる星で、星が暗い時には望遠鏡が無いと観測は無理だそうですが、明るい時には肉眼で見ることが出来るそうです。  またこの星は、キリスト教の新約聖書に出てくるベツレヘムの星だという説もあるそうです。  今年は12月の中旬頃に明るさの極大を迎えるそうで、それに合わせて11/1~12/31までの光度の変化を観測し報告しようというキャンペーンが開催されています。  クリスマスツリーの上に輝く星飾り、ベツレヘムの星、ミラがその星かどうかは分かりませんが、晩秋の夜空を眺めながら思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

村の鎮守のスダジイの森

 大きなスダジイのドーム状に丸く枝葉を伸ばした木に守られた丘の上に建つ神社。帽子ではなく服の殻を被ったドングリは時季を間違えたのか今年は数個しか見付けられませんでした。木の下に入っていると冷たい霧雨も風もなく温もりを感じました。  サザンカの花が咲く垣根からはチチチチというメジロの様な声が聞こえています。  図書館で借りてきたシリーズ物のCDのジャケットが何となく気になっていて、解説を読みながらふと視界の端に“ジャケット・デザイン”の文字が目に入ると、そこにはデザイナーの田中一光さんの名前が印刷されていました。CDのジャケットなども手掛けられているんですね。一流のプロの仕事はやっぱり違うもんだなと再認識した、肌冷たい空気の忍び込む秋の一夜です。

秋のスミレ

 立冬を過ぎて冷え込んでくるという日に、スミレの花が二輪咲きました。とても濃い色の綺麗なスミレです。ツマグロヒョウモンの幼虫に食べ尽くされていた葉っぱは、少し縮みながらも以前より大きく茂り、その根元からはまた別の蕾が立ち上がってきています。  昨年も寒い時に咲いたことがありましたが、気温の関係で咲くものなのか、それとも本来この時季にも咲くものなのでしょうか。  ソフトバンクの新しいCMで、お父さんがiPhoneで愛の賛歌をしみじみ弾いている情景が、寒くなってきて物悲しいこの季節にピッタリな気がします。窓辺からあんな星空が見えたらいいですね。  たどたどしい指使いのピアノの音色が、ちょうど『鍵盤が弾けたらいいな』と思っていた気持ちと繋がりました。ヘイノ・カスキ(Heino Kaski)のシンプルなピアノ曲とか弾きたいと思っていたのですが、愛の賛歌もいいですね。もしもピアノが弾けたなら…。

Rock City

 テレビをつけると伊藤政則のROCK CITYをやっていました。見るのはとても久しぶり。  仙人、ウリ・ジョン・ロート(Uli Jon Roth)が7年ぶりに来日するそうです。SCORPIONSの一員として来日してから30年だとか。そしてゲストには元メガデスで、今では日本のテレビでよく見かけるマーティー・フリードマン!?  AC/DCのPVもやっていましたが、いつ聴いてもロックン・ロール!ですね。そしてやっぱりSGがカッコいい!

立冬

 立冬の今日は雨が少ししか降らなかったようで、昼にはすっきりと晴れました。けれども晴れは長続きしませんね。北の方は平野でも雪になるそうで、恐山ももうすぐ雪に閉ざされてしまうのでしょうね。  紅葉前線は南下しつつあり、街路樹もだいぶ色付いてきましたが、今はいろいろな場所で菊祭りも開催されています。菊には厚物、管物、福助、懸崖など様々な種類や仕立て方がありますが、‘江戸菊’という種類の日本の菊もあるそうで、小ぶりの菊ですがとても渋くていいです。

心の本質は光

 第14世ダライ・ラマ法王の東京講演『心の本質は心』が行なわれ、両国の国技館へ行ってきました。  昨年の秋、土俵祭りの時に行った国技館とは様子が変わり土俵や升席が取り払われて椅子が並べられていました。私は上の方の席から見下ろす形でしたが、大きなスクリーンが2台設営されお顔もよく拝見することが出来ました。  そして赤い衣に身をまとわれたダライ・ラマ法王のご登場。お祈りのあと椅子の上に足を組んで座られ、そのバックには中論を説かれたナーガールジュナ(龍樹)?の大きな仏画がかけられていました。  最初にお話されたことは、ダライ・ラマ法王ご自身も他の地球上の人々と同じ1人の人間であり、そしてまた1人の仏教徒であり、超能力や不思議な力などを持っているはずはなく、またそういうことに対しては疑いの目を向けていらっしゃるということでした。  本題について特に印象に残ったお話は、猜疑心や怒りに覆われてしまった心であっても、その心の本質は光明であり、ちょうどコップの中に入れられた泥水を置いておくと、綺麗な水と泥とに分かれますが、そのことと同じようなのではないかという例え話。好ましくない感情がどうして起こってきたのか、自分の心を注意深く考察していかなければならない。好ましくない感情の対象は実際にそこにあることは少なく、その多くを自分の心が勝手に作り出しているということが精神医学的にみても往々にしてあるそうです。  ダライ・ラマ法王は英語でお話をされ、その後に日本語の通訳(この通訳が飛び切り素晴しかった!)が入っていたのですが、ひとつのお話に対して単純に2倍の時間がかかってしまい、お話の聞ける時間が少なくなってしまうのがとても残念でした。でも訳してもらわないと理解できませんが…。  質疑応答で出てきた、般若心経やナーガールジュナ『中論』の「空」の理論(特に26章18章24章?)、またシャーンティデーヴァの『入菩提行論』の「忍辱(にんにく)」の項など、また改めて読み直そうと思いました。『中論』は解説から読まないと理解不能です。 (参考) 『龍樹』講談社学術文庫/中村元著 『ダライ・ラマ至高なる道』春秋社/ダライ・ラマ14世著・谷口富士夫訳 (大法輪閣から『チベット仏教・菩薩行を生きる―精読・シャーンティデーヴァ「入菩薩行論」ゲシェー・ソナム・ギャルツェン・ゴンタ/西村香訳注』という書籍があるは

La Vie En Rose

 じわじわと寒さが忍び寄ってきて、足元が冷えます。日本アルプスの山々も冬山になっているようですし、恐山ももう閉山しました。いつ秋になったのかは分かりませんが、今が秋であり、冬に向かっていることは間違いないですね。  アメリカ大統領選挙ではオバマ氏が初の黒人大統領になるそうですが、アメリカはこれからどういう道を進んでいくのでしょう。そして日本は。

今年

 この秋は、去年に比べ気温の下がるのが早い気がして、デンドロビウムを部屋の中に入れるタイミングを計りかねています。  けれども感覚的には、台風が来ていないので降水量は少ない気がしますが、普通の暑さの夏、普通の寒さの秋になっているのではないでしょうか。すっきり晴れる日が少ない気がしますが、秋はこんなものなのかも。

昭和の名歌手

 淡谷のり子さんのCDを聴いています。曲は全て昭和20年代後半に録音されたもので、声もお若く歌い方も晩年とは違うのでしょうか。パチパチという音の混じったモノラル録音で、今からすれば録音状態は悪いということになるのでしょうけれども、レコード針の拾うパチパチという音も雑音とは思わず、いい味を出しているように思えます。昔のことなので、歌声とBGMが一発撮りだとしたら、下手なのは誤魔化せないでしょうね。淡谷さんは音楽学校を卒業されているそうで、基礎はしっかりしたものがあるのでしょう。日本語のシャンソンを歌う時に舌を巻いて歌っていらっしゃるのが新鮮でした。

F1最終戦

 雨が降って少し荒れた最終ブラジルグランプリ。緊張しながらビデオを見ていて、最終ラップ、マッサ優勝!ワールドチャンピオン!!と、フェラーリのメカニックと同じようにぬか喜びをしてしまいました。トヨタの2台しっかりしてよ…。シーズン通しての結果だとは分かっていますが、欲を言うならば、ハミルトンにはもっと攻めてチャンピオンになって欲しかった…。何となく消化不良な最終戦でした。  来年はまた違ったF1になると思いますが、その前に、誰がどのチームで走るようになるのか楽しみです。

郷愁

 秋の休日の学校は子供の影は全くなく、ここも廃校になってしまったのかと間違えてしまうほどの静かさで、グラウンドの片隅でテニスボールを打つ音が空に抜けていました。  学校の校舎もその役目を終えて永い眠りにつくために、地面の中へと音もなく沈みこんでいき、そこに何があったのか誰も知らないように、あとには草の生えていない広場と青い空だけが残っている、そんな情景が浮かんできました。  私にとって思い出深い『東京ラプソディ』。この曲を歌う藤山一郎さん、懐メロのテレビでしか聞いたことのなかった歌声、ヘッドフォンでじっくり聴くとなんてのびやかで素敵な声なのだろうと、目の覚めるような喜びを覚えました。  昨日の記事のタイトルは、古賀政男氏/作詞・作曲の『影を慕いて』より。藤山一郎さんも歌っていらっしゃいます。

影を慕ひて

 昨日の曇天が一変し、朝から雲の無い青空で風も強く、木枯し一号が吹き抜けたそうです。太陽の暖かさを感じた小春日和(というにはまだ早いでしょうか)の一日。  けれどもさすがに日が西へ傾くと急に気温は下がり、石焼芋の車や、寂しげなペチカの音楽を鳴らしながら灯油を積んだ車が走り去って行きました。  太陽が沈み群青から橙色の綺麗なグラデーションの西の空には、細い月が浮かび上がり、ヴィーナスが明るく輝き、ゼウス(ユピテル)がそれを見つめていました。