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1月, 2015の投稿を表示しています

Tokyo, Jan. 17th

 夕方の光が好きだ。今の季節は空が綺麗で、なんとすがすがしいことか。  西新宿の高層ビル群は好きな景色のひとつだ。この無機質で寒々しい(実際に風が吹いて寒かったが)様が、別世界にいるかのように感じさせてくれる。コクーンタワーが加わり、南口も再開発が進んでいる。

第五福竜丸 つづき

 昨日訪れた第五福竜丸。昨日とは違う写真を掲載する。  第五福竜丸は一時期はほぼ捨てられていたそうだが、こんな立派な建物の中で残されて本当によかったと思う。当時を生きていない自分にとって、やはり実物があるのとないのとでは、感じ方がまるで違う。  また静かだからだろうか、この場所にいるととても落ち着く。『原爆の図』の丸木美術館もそうだが、悲惨な現実を直視させられる場所でありながら、とても穏やかな感じがする。 第五福竜丸の船尾 白い死の灰(放射性降下物) ガイガーカウンター 生活が感じられる品々 船の側面 船首から。岡本太郎氏の『明日の神話』に出てくる船は、確かこんな船だったような気がする。思い違いかもしれないが、錨を下ろす穴が記憶に残っている。 第五福竜丸の模型 大漁旗 外に置いてあるエンジン 第五福竜丸展示館。この中に第五福竜丸がすっぽりと入っている。左端に少し見えるのがエンジン。

第五福竜丸

 東京は夢の島にある、第五福竜丸を見に行く。何年も前から、いや十年や二十年も前から行かなければと思っていたが、2、3日前からどうしても今行かなければと思い、今ごろになりようやく訪れた。  新木場の駅から北へ10分程度の距離だろうか。縄文時代の家のような建物の中にその木造船は安置されていた。ビキニ環礁の米国の水爆実験による死の灰を浴びたのが1954年。それから60年ほど経っているが、とてもきれいな状態で保存されている。ガラス瓶に入った白い死の灰やガイガーカウンターなどの放射能関連のもの、航海日誌などの普通の資料などが展示されていた。  夢の島を後に、そのまま品川へ行き、森山大道さんの写真展&講演会へ。写真家さんはお話を聞いていてもとても興味深い。

ラヴジョイ彗星

 ラヴジョイ彗星が見えるというので、空の開けた場所へカメラを持って行ってみた。ラヴジョイさんが見付けた彗星だそうだが、他にも何個も彗星を見付けているそうなので、今見えるのは“Lovejoy(C/2014 Q2)”というのだそうだ。 彗星の位置は毎日変わるが、今日はオリオン座の右下の星とプレアデスを直線で結び、そこを中心線とし、左上に見えるアルデバランと中心線を挟んだ反対側にあるあたりの夜空を写真に撮ると、何となくそれらしい光が写った。ラヴジョイ彗星はエメラルドグリーンに見えるそうなのだが、写った光は緑がかったように見えなくもない。望遠鏡で見るとぼやっとした光が見えた。 (ちゃんとピントが合っていないが、“C”の上にある光がラヴジョイ彗星だろうか?) 2014.1.11 オリオン座と北から流れてきた雲のファンタジーが美しかった。

払沢の滝

 払沢(ほっさわ)の滝は凍り始めていた。日本の滝百選に選ばれている滝で、しかも東京都(桧原村)にある滝だ。前回訪れたのはおそらく10年以上も昔だろう。リバーサルフィルムが残っている。この辺りには他にも滝があり、払沢の滝入口の開けた場所からは、向うの山肌に天狗滝が見えた。  滝は凍っていても、今日は空気は暖かく、しかもアクセスは容易だった。  三脚を立てファインダーを覗いていて、滝はやっぱり50mmくらいのレンズで見るのが素直で好きだと再発見した。これはやはり、50mmのフィルムカメラから写真を撮り始めたからだろう。しかし逆にいえば、そこから抜け出せないでいるのだろう。  どんな構図で写真を撮るのかはいつまでたっても難しく、自分は単焦点レンズという縛りをかけた方が、まだましな写真が撮れるような気がする。  昔はライフワークだとすら思っていた滝の写真撮影を最近はサボっているので、時間を作って撮りに行きたい。最近意識して滝を撮ったのは、2013年の夏の御嶽山の滝だったろうか。  帰りに阿伎留(あきる)神社へお参りに寄る。鎌倉時代より前からある神社だそうだ。

気持ちは春

 気が付けば、クリスマスも正月三が日も過ぎ去って行った。  年が明けると何となく春の予感を感じる。寒い日は続くが、気持ちの中では晴々しく暖かな感覚がわき起こってくる。伊豆の河津桜や房総の菜の花のポスターを見掛けるようになってきた。  今年はどんな一年になるだろうか。

太平洋への旅

2015年の幕開け。 電車を乗り継いで東の方へ。 夜は空気が澄んで、月がとても明るいのに、オリオン座がよく見えた。 九十九里浜の海岸は風が吹いてとても寒い。 海岸の近くで見た馬。人馴れしていてとてもかわいい。乗馬の体験もできるそうだ。そういえば、一昨年に会った木曽馬たちは元気にしているだろうか。