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積乱雲と雷 ―まるでアニメのワンシーンのよう

積乱雲と雷 ―まるでアニメのワンシーンを見ているようでした。 いつも夏のこの時期は、関東北部 (おそらく埼玉の北部、群馬〜栃木のあたり) に積乱雲(入道雲) * が出ることが多いのですが、時には激しい雷を目にすることがあります。 ある夕方、ふと北西の空を見上げると、夕日を遮るように湧き立つ積乱雲と、その中に光る稲妻が見えました。 積乱雲と雷 積乱雲は見る間に形を変え、そこへちょうど飛行機が雲へ向かって飛んでいき、まるでアニメのワンシーンを見ているようでした。 積乱雲に向けて飛ぶ飛行機 急いでカメラを三脚に固定し動画撮影を始めると、暗くなるにしたがって、雷はおさまるどころか、だんだんと激しくなっていきました。 遠くに見えるため音はわずかにしか聞こえませんが、雲の中を稲妻が走ったり、雲全体が明るくなることもあり、太古から続く地球の息吹、大気や水の織りなす大循環が感じられるようで、時間を忘れて見とれていました。   動画は少し長いですが、画面いっぱいに広げて見ると、この自然のいとなみが感じられるのではないかと思います。 ────────── * 「積乱雲」と「入道雲」 “積乱雲は、強い上昇気流によって鉛直方向に著しく発達した雲です。 雲の高さは10キロメートルを超え、時には成層圏まで達することもあります。 夏によく見られる入道雲も積乱雲です。” 「出典:気象庁ウェブサイト ( https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tenki_chuui/tenki_chuui_p2.html )」

東京、夏

 立秋を過ぎた日から何となく涼しくなってきたような気になり、そしてまた、夜中に鳴く蝉の声が秋の虫の声に取って代わってきたが、それでもまだ蒸し暑い夏は続く。空を見上げて秋の青さが感じられると少しほっとする。  暑さに慣れてきたと思っていても、立っているだけで汗が出てくるとはまさにこのことで、この時ばかりは道路沿いにずらっと並ぶビルが作る日陰がありがたい。  暑さ寒さの秋彼岸まではひと月以上あるが、しかしその頃には稲穂が頭を垂れ、畦道には真っ赤な彼岸花が咲いていると思うと、夏はやはり短いものなのか。

春から夏へ

 体調を崩して、少し良くなった時に見た空。それまでの数日間、発熱と悪寒で暑さも寒さも分からず、布団の中から見ていたカーテン越しの空は黄色かった。気候の変化を感じないまま、季節は夏へと向かっているらしい。

クルマド

土曜日はボストン美術館のジャポニスム展で世田谷美術館へ。夏の名残で、東京湾か房総半島の方に、また関東北部方面にも入道雲が出ていた。 行きと帰りに川沿いの道でクルマド(※クルマドはアラーキー/荒木経惟氏のコトバです)。 日曜日は森麻季さんのソプラノ・リサイタルで江戸川区総合文化センターへ。新小岩の駅に降りたのはいったいいつぶりだろうか。いや本当は平井か小岩で、新小岩には降りたことはなかったかもしれない。総武線の窓からクルマド。 コンサートは森さんの歌声とピアノの山岸さんの演奏。今度はもっと近くで聴いてみたい。

夏の終わり

 ここ最近涼しくなり、すっかり秋の気配に。日中は蝉も鳴いているが、夜中に鳴くことはほとんどなくなった。秋の虫の声だけが聞こえる。  夏の終わりが近づくと、「暑かったけど、短かったよね、夏」という稲村ジェーンのCDの言葉(映画のセリフ?)をいつも思い出す。思い出すというより、この言葉を思い出す余裕が生まれる、といった方が正しいか。

久しぶりに虹を見た。 雨が上がり西日が強くなってきたので、ひょっとして虹が出るのではないかと外を見てみると、やはり虹が出ていた。 半円形の二重の虹で、内側の虹の内側はさらに細かい虹になっていた。 「レイン、ボウ」と口に出してみる。RAIN BOW。雨の弓か。虹が似合うのはやはり南の島だろうか。 消え入る虹を見ながら、想いは遠く南の島へ飛んでいく。 69年前の昨日は、日本が戦争に負け、第二次世界大戦が終わったとされる日。多くの人々が船や飛行機で南へ向かい、そして二度と帰ってはこなかった。 南の島で、雨上がりに虹を見ただろうか。 そしてその虹は美しかっただろうか。 2014年8月16日

夏雲

 2014年8月3日  入道雲が出ていたので、遠くを見渡せる丘の上に行ってみた。  木の下に入って遠くを眺めていると、白い雲が見る間に湧き上がってくる。

雨上がり

 外にいる時間が少ないので、晴れているのか、雨が降っているのか分からないことが多いが、今日の都心は雨が降ったようで、建物から出ると強い光が差していたが、木の葉っぱからはいまだ雫がぽたぽたとたれ、それを雨と勘違いしてか、また濡れるのを避けてか、地下鉄の入り口までの短い道のりには、傘を差したままの人がたくさん歩いていた。

夕焼け色に染められて

 台風が去った後、気温は30度を越えるようになった。冷夏が予想されていたが、どうやらそうでもないようだ。セミの鳴く声が少しずつ増えてきたようだ。ヒグラシの声も聞こえた。  この季節、夕方の空はとても魅力的だ。日が沈み、空から色が消えるまで、さまざまな表情を見せてくれる。  そして今宵の月は、地球に少しだけ近づき、いつもより少し大きく明るいスーパームーンとよばれる満月だそうだ。

梅雨入り

 梅雨入り宣言のあと大雨になる。6月ひと月分の雨がここ数日で降ったそうだ。  「地球が温暖化すると気象現象が極端になり、例えば、台風の数は減るがその勢力は強くなると考えられている」というようなことをテレビで聞いたのは、10年ほど前のことだっただろうか。その予想された未来にいるのか、気象が極端になっているのかどうか、実際のところは分からないが、ここ数日は飽きもせずに長く降っていた。  夕方、久しぶりに青空を見る。

淡水の水族館

 今日は「相模川ふれあい科学館 アクアリウムさがみはら」へ。ここは最近リニューアルされた淡水の水族館。多くのタナゴ類が展示されていた。希少種がたくさん。オオサンショウウオもいた。 今日も変わりやすい天気で、あられも降った。 夕方から夜にかけては雲もなくなり、久しぶりに宇宙ステーションを見た。