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天体観測

 台風が消え、北の空から晴れてきました。

 星が出ていたので、先日持ってきてもらった大昔(ハレー彗星の頃)の小型望遠鏡を天頂へ向けて、接眼レンズに目を近づけてみると、ぽつ、ぽつ、ぽつ、ぽつ、と星が見えました。

 明るい空のスバルは色が青くなく、続いて探したアンドロメダ銀河はぼや~っと見えました。ぼや~っとした中でも中心部の光が強いようで、何となく写真で見るアンドロメダ銀河に見えなくもないので、肉眼とあとは心の目で想像していると、何だか次第にそれらしく見えてきます。倍率を上げても見え方はあまり変わりませんでした。「銀河鉄道999」(松本零士氏)の終着駅が確かアンドロメダだったなあと思い出します。

 望遠鏡の掃除出来る所は手を入れましたが、レンズの裏側など工具(カニメ?)が必要な箇所が曇ってしまっているのは仕方ないですね(あまり実害のない場所で良かったです)。

 10月の始まりの夜はめっきり冷え込み、富士山は雪をかぶったそうです。




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