パソコンにXubuntuを入れた話
Windows10パソコンをLinuxに
Windows11に対応していないWin10のノートパソコンにUbuntuを入れようと思っていたのですが、動作が軽そうなXubuntuを入れました。
Win11の中古ノートパソコンは買ってあり、いつ本格的に移行しようかと思っていましたが、ほぼ保存データを移すだけなので、思い立ったが吉日で移行しました。普段使っているものを洗い出してみると、まずネットが繋がればよくて、Win機でなければならないものはほとんどなく、GIMPやInkscapeなどはXubuntuでも同様に使えるし、動いて自分に使えるものならばOSはなんでもいいです。
Xubuntuは、基本はUbuntuと同じで、見た目が違う軽量バージョンと言えばいいのでしょうか。昔はスマートフォンのホーム画面を変えるアプリ(ランチャー?)があり、左右に画面を移動させる時に3Dっぽい動きをさせたり、いろいろカスタマイズできるものがありましたが、性能の低い端末だと、見た目は面白いけど動作が重くなり、シンプルな見た目のものは動作も軽い、例えはよくないですが、そんなイメージだといえば伝わるでしょうか。
備忘録的なメモ
備忘録とひょっとして誰かの参考になるかもしれないのを兼ねて、下記、Xubuntuの導入と使い始めて気になったことを記しておきます。
・使ったパソコン
インストールしたノートパソコンはPanasonic CF-SZ6(サブマシンとして使用)。
・事前準備
事前に、必要なデータのバックアップ、使用していたアプリをメモ。
・イメージとインストール
XubuntuのisoイメージをダウンロードしてUSBから起動できるようにします(ここまではwin機での作業)。そのUSBから立ち上げ、動作テストして問題なさそうだったので、そのままインストール。指示に従っていけば特に問題なくインストールできると思います。win10は使わないのでフォーマットしてXubuntuだけ入れてあります。
・日本語入力
日本語表記にはなっているものの、日本語入力ができず半角入力しかできなかったのですが、Mozcを入れるとキーボード左上の半角/全角キーで日本語と半角を変換できました。この記事もXubuntuの日本語入力で書いています。
・タッチパッドの円形スクロール
設定マネージャーのマウスとタッチパッドのデバイス・タッチパッドタブから、円形スクロールが選択できないよう(グレーアウト)になっていましたが、ネットで調べて設定を修正するとできました(ファイル(フォルダ?)は読み込み専用でターミナルを使って修正)。時計回りになぞりたい時は、上部より少し左から始める気持ちでやるとやりやすいです(半時計回りはその逆)。円形スクロールが使えると快適です。
・ファンの音
Xubuntuを入れた後、ファンがずっと高速回転して気になっていましたが、いつの間にか静かになって気にならなくなりました。電源管理の設定が関係?
・電源管理
設定マネージャーの電源管理から、バッテリ駆動・AC接続時の設定を適度に調整。
・画面の輝度
輝度は電源管理の一般タブ、輝度のステップ数を増やすと、ファンクションキーやパネルの電源管理のスライドバーで、明るさを細かく増減できます。
・いきなりフタを閉じると復帰時にクリックできない
パソコンのフタを閉じてサスペンドにして、フタを開けて使おうとするとタッチパッドのポインタは動くけれど、クリックができない問題に直面中です。ログアウトメニューからサスペンドを選択して画面が暗くなりフタを閉じると、次にフタを開けた時にはログイン画面が表示され問題ないのですが、いきなりフタを閉じてしまうと、タッチパネルのクリックができません。おとなしくログアウトメニューからサスペンドを選ぼうと思いますが、ついついフタを閉じてしまうため、電源管理のシステムタブの「ラップトップの蓋が閉じられた時」は「ディスプレイの電源を切る」にしています。
・Chromiumの同期ができない?
Googleアカウントでログインできますが、ブックマークが同期されていません。
・synaptic パッケージマネージャーを入れましたが必要なかったかも。
画面の解像度やカーソルの動作など設定が馴染んでいないところもあり、また使っていくうちにいろいろと出てくると思いますが、今のところ動作も軽快で快適です。
久しぶりにパソコンにStellariumを入れて、夜空を眺めてみます。
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