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遠くのパソコンをリモート操作!

 WindowsやLinuxやOSXの動いているパソコンを、遠く離れた場所からリモート操作!リモート・デスクトップというそうです。
 今回は家庭内LANに繋がっているふたつのパソコンをお互いに操作してみました。

 ◆使ったソフトは…RealVNC
 ◆使用するパソコンは…
  1) WindowsXP(デスクトップパソコン)
  2) Ubuntu8.04(ノートパソコン)
 ◆参考にさせていただいたサイトは『リモートマニア』さん。


★まず最初にWindows上でUbuntuをリモート操作。

 Windowsの設定
 リモート・デスクトップのソフトはいろいろあるようですが、今回はRealVNCというソフトをvectorのサイトよりダウンロード。“すべてインストール”を選び、“追加タスクの設定”はふたつともチェックを外し、インストール。

 次にUbuntuの設定は…特にありません。
 〔システム〕→〔設定〕→〔リモート・デスクトップ〕を開くと、設定画面が開き、パスワードなどを設定します(安全のため)。

 そしてWindowsで先ほどインストールしたRealVNCのVNCビューワを起動。“サーバ”の欄にIPアドレスを入力します。(例123.456.78.9…IPアドレスはこんな数字の組み合わせです。)
 IPアドレスの確認は、Ubuntu8.04だとパネル上のアイコン〔ネットワーク接続〕プロパティの〔サポート情報〕に〔IP-アドレス〕として表示されています。(このIPアドレスはそれぞれのパソコンに振り分けられているもので、インターネット上のグローバルIPアドレスとは異なります。)

 必要であればUbuntuで設定したパスワードを入力すると、以下のようにWindowsXP上にUbuntuの窓が開き操作することが出来ます。


(WindowsXP上でUbuntu8.04をリモート操作)



★今度はUbuntuからWindowsXPを操作。

 Windowsですることは、インストールしたRealVNCのVNCサーバ(ユーザモード)を起動。パスワードなどを設定。

 そしてUbuntuでは〔アプリケーション〕→〔インターネット〕→〔リモートデスクトップビューワ〕を起動。〔接続〕ボタンをクリックし、ホスト名にWindows側のIPアドレスを入力。“ポート番号”はそのまま。
 私のWindows環境でIPアドレスを確認するには〔コントロールパネル〕→〔ネットワーク接続〕→〔ローカルエリア接続〕を開くと、その“サポート”タブにIPアドレスが表示されました。もしくは“コマンドプロンプト”に“ipconfig”と入力しても確認できるようです。

 必要であればWindowsで設定したパスワードを入力。これでWindowsの画面が表示され、操作できました。


 リモートデスクトップだとさすがに動作は遅くなりますが、こっちであれをやって、あっちでこれをやってという時にはとても便利だと思います。
 環境を整えれば、家庭内だけでなく、遠く離れたパソコンからでも操作できるそうです。

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