今日はちょうど日曜日、休日なので、今日を本当の“海の日”、明日を振替え休日だと思うことにしました。
午前中にはお盆のお墓参りへ。休日のためか普段より多くの人達が来ていました。強い日差しが肌を貫き、蚊さえも飛ばないお墓の石の前、風に吹かれて線香の煙だけがたゆたっていました。
午後からは平和展の講演を聴きに行きました。「中東―イラク戦争から5年」と題された、東京外国語大学・大塚和夫先生のお話です。
2008年はイラク戦争から5年、9.11とアフガニスタン攻撃から7年、イスラエル建国60年という年です。またオスマン帝国の敗戦から90年ということで(配布された資料より)、オスマン帝国の時代から、現在に至るまでの中東周辺の時代背景を説明していただきましたが、いろいろな国や政治や有力者や多種多様な宗教・宗派が複雑に絡み合って、釣りで言う“お祭”にさらに他の人の仕掛けや針や糸が絡まって、大きなボールにまでなってしまっている映像が頭に浮かんできましたが、それらの糸を一本一本ほぐしていこうと努力なさっているのが、大塚先生のような研究者の方達なのだろうと思います。
これらのことを大まかにでも理解しておかないと、イラク、パレスチナ、イスラエル、アフガニスタン等々の問題を正しく見ることが出来ないのだろうと思います。
平和展では他にも「私の八月十五日展」というギャラリーが展示され、漫画家や作家の方たちが終戦を迎えた日の事を、絵と文章で表現されています。ブラジルでの勝ち組・負け組の話ではありませんが、当時の人たちの反応は実に様々だったことがよく伝わり、少なからぬ子供にとっては『嬉しかった』というのが正直な感情だったのかもしれません。
その他の展示としては、原爆のパネル展示、沖縄・米軍基地問題のパネル展示、そして地雷・クラスター爆弾の廃絶を訴えたコーナーには、それらの兵器の実物や模型が展示され、模型であるとは分かっていても、手で触れるだけで爆発するおもちゃのようなものや足が引っ掛かると起爆するものなどには、出来れば近付きたくないというのが率直な感想です。日本もクラスター爆弾の廃絶(一部を除く?)に取組む「オスロ宣言」を採択したことは、記憶に新しいです。
午前中にはお盆のお墓参りへ。休日のためか普段より多くの人達が来ていました。強い日差しが肌を貫き、蚊さえも飛ばないお墓の石の前、風に吹かれて線香の煙だけがたゆたっていました。
午後からは平和展の講演を聴きに行きました。「中東―イラク戦争から5年」と題された、東京外国語大学・大塚和夫先生のお話です。
2008年はイラク戦争から5年、9.11とアフガニスタン攻撃から7年、イスラエル建国60年という年です。またオスマン帝国の敗戦から90年ということで(配布された資料より)、オスマン帝国の時代から、現在に至るまでの中東周辺の時代背景を説明していただきましたが、いろいろな国や政治や有力者や多種多様な宗教・宗派が複雑に絡み合って、釣りで言う“お祭”にさらに他の人の仕掛けや針や糸が絡まって、大きなボールにまでなってしまっている映像が頭に浮かんできましたが、それらの糸を一本一本ほぐしていこうと努力なさっているのが、大塚先生のような研究者の方達なのだろうと思います。
これらのことを大まかにでも理解しておかないと、イラク、パレスチナ、イスラエル、アフガニスタン等々の問題を正しく見ることが出来ないのだろうと思います。
平和展では他にも「私の八月十五日展」というギャラリーが展示され、漫画家や作家の方たちが終戦を迎えた日の事を、絵と文章で表現されています。ブラジルでの勝ち組・負け組の話ではありませんが、当時の人たちの反応は実に様々だったことがよく伝わり、少なからぬ子供にとっては『嬉しかった』というのが正直な感情だったのかもしれません。
その他の展示としては、原爆のパネル展示、沖縄・米軍基地問題のパネル展示、そして地雷・クラスター爆弾の廃絶を訴えたコーナーには、それらの兵器の実物や模型が展示され、模型であるとは分かっていても、手で触れるだけで爆発するおもちゃのようなものや足が引っ掛かると起爆するものなどには、出来れば近付きたくないというのが率直な感想です。日本もクラスター爆弾の廃絶(一部を除く?)に取組む「オスロ宣言」を採択したことは、記憶に新しいです。
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