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Raspberry Piで電子ペーパー

Raspberry Pi Zero WHで電子ペーパー

電子ペーパー

 AmazonのKindleなどに使われている電子ペーパー(e-paper)。省電力なので、今日の天気とか、なにかトピックとかを表示させておけば面白そうだなと思っていたのですが、先日、秋葉原に寄ったときに運良くパーツを見付け、即買いました。大きさはいろいろありますが、今回は値段重視で2.13インチのものにしました。今回使う、Raspberry Pi(ラズパイ) Zero WHとほぼ同じ大きさ。
 waveshareというメーカーの2.13インチで、赤白黒の3色(赤黒の2色?)が表示できるもの。ラズパイのGPIOに対応しているので、差し込むだけで簡単に使えるというもの。
 電子ペーパーは、最近はスーパーやドラッグストアなどでも値札に使われているのを見るようになりました。中古で買ったKindle Paperwhiteも、長い間充電せずに放置していても、気づいたときにまだまだバッテリーが残っている、というくらい省電力です。

 さっそくラズパイと繋いで、メーカーのサイトに書いてある手順に従ってデモを試してみることにしました。…が、プログラムは途中でエラーが出て当然のことながら何も表示されず。もう一度、もう一度とやってみましたが、手順通りにやっているはずだと思っているにも関わらず一向にエラーは解消されず、ネットの情報を見たり、chatGPTに聞いてもconfigの修正が必要だとかでうまくいかず、かなり心折れそうになっていました。
 ラズパイZeroじゃ使えないのかとか、OSの再インストールからやってみようかと思っていたところ、日を改めて手順に従いながらもう一度やり直したら、これまでと違う挙動を示し、なんだか動きそうな気配。これはいけそうだとやっていると、なんとかデモが動かせました。そもそもこんなところでつまずいて、先が思いやられますが…。

電子ペーパーで画像を表示

 サンプルのプログラムを元にして、自分で作ったビットマップ(拡張子bmp)画像を表示させてみました。赤と黒が表示できるので、同じ大きさの画像を2枚用意して、1枚は黒用、もう1枚は赤用として、2枚を重ね合わせる感じでしょうか。文字や図形を表示させることもできますが、今回は画像として表示させました。
 ひとつはただ単に文字だけの画像と星だけの画像を用意して、それぞれを黒と赤で表示させてみました。

文字だけの画像(黒で表示)と星だけの画像(赤で表示)を用意して表示させたもの

 もうひとつはカラー写真を黒と赤(と白)に分けて表示させてみました。よさそうな写真がなく、下の画像のようなものにしたのですが、何がなんだかわからないかもしれませんが、新宿の夜景です。

夜景の写真を黒と赤(と白)にして表示させたもの

 元の写真は下のような感じなのですが、もう少し工夫すれば、少しくらいはなんとかなりそうな気もします。
(今気付いたのですが、電子ペーパーで表示させた画像は赤の位置がズレてる気がします…)
新宿の夜景のカラー写真

 ひとまず電子ペーパーに何も表示されないという最悪の状況からは抜け出せたので、少しずついじってみようと思います。
 ※ラズパイZeroWH(ちょっと昔のやつです)の動作が遅いので、ひとつ試すごとに時間がかかるのがネックです。


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