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コロナのキロク

あれは3年前

いや、およそ3年半も前の4月半ばのこと。
いつもなら21時を過ぎてもまだまだ帰宅する人たちでにぎわっているはずのJR品川駅の構内は、行き交う人もまばらで、

JR品川駅


JR品川駅


JR品川駅

プラットフォームに降りると、時間通りにやって来た山手線は窓が大きく開け放たれ、シートはガラガラ、主要な駅に着いても乗る人は少なく、ひと車両に数人しかいなかったほど。

 そして、ブルーインパルスが都心を飛び、

ブルーインパルス

ロックダウンの象徴としてレインボーブリッジが赤く照らされたり、

赤く照らされたレインボーブリッジ

今からするとまったくもって異様な状況で、まるで間違えて異界に足を踏み込んでしまったのではなかったかと感じてしまう。
 それまでの日常はあっという間に非日常へと変わり、それを経験したあととなっては、もはやその記憶をなかったことにするわけにもいかず、異界の名残りを感じながら生きていくことになるのだろう。そんなことを思うのと同時に、今いる日常も!異界とは常に隣り合わせであり、明日と言わず、ふとしたきっかけで、あるいは今この瞬間から何が起こるかわからない、そして一度軌道を逸れた日常は、それまでのものから大きくはずれて、いいにしろ悪いにしろあらぬ結果をもたらすことになるのかもしれない。そしてそんな不安定な場所に立ち続けざるを得ないのが人の日常ということなのだろうか。


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