スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

G検定受験記

G検定受験のこと G検定とは  前回受験したITパスポート試験に続いて、G検定を受験しました。  G検定(JDLA Deep Learning for GENERAL)とは、AIやディープラーニングに関する基礎知識があるかどうかについての検定試験で、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA、 https://www.jdla.org/ )が主催しています。 Di-Lite  ところで、ビジネスに関わる全員がデジタルを使うようになる人材を目指そう( デジタルリテラシー協議会 )という取り組みが官民連携で行われており、その入口としてDi-Liteというデジタル分野の共通リテラシーが整備されています。これはウェブサイトでは、 「デジタルを使う人材」であるために、全てのビジネスパーソンが、共通して身につけるべきデジタルリテラシー範囲です。(ウェブサイトより引用) とされていて、“G検定”は、“ITパスポート試験”、“DS検定★” ※ とともに、この“Di-Lite”の推奨資格試験になっています。 ※ “DS検定★”は、世の中に溢れているデータを有効活用するのに必要な基礎知識に関する検定試験です。 受験のきっかけ  “G検定”と“DS検定★”はITパスポート試験のウェブサイトにロゴが表示されていて存在を知りました。ITパスポート試験で多少触れた、AIやディープラーニングなどについて興味を持ったのもありますが、そうでなくても昨今話題のこれらは一体どういう仕組みや技術なのか知りたいという興味もありました。  そしてまた、今回のG検定にしても、ただ関連の本を読んだだけでは断片的な知識しか身に付かないような気がして、ある程度の基準が設定されている検定を受けることで、基礎知識を勉強したというひとつの目安になりそうだと思ったのがきっかけです。  今は生成AIがいろいろと話題ですが、確率で文章を生成するなどとは思っていませんでしたし、なぜGPUを使うのかとか、機械学習にもいろいろな種類があるのだとか、研究の歴史とか、俯瞰的に知ることが出来た、はずです。情報が多すぎて何から手を付けたらいいかわからず結果何もできなくなるというフレーム問題は、人間でも起こり得ることだと思ったり、機械を知ることは人間を知ることにも繋がるように思います。 勉強方法  ITパスポート試験の時と同じく、参考書と...

焼きそばの麺にひと工夫

焼きそばの麺にひと工夫を施して 麺だけを炒める  焼きそばを作るときは、まず、肉や野菜を炒めて、そこへ麺を入れて(水や酒を入れ蓋をして蒸し)ほぐし、ソース(粉末や液体)をかけて仕上げる、というのが普通ではないかと思います。  自分もこの作り方でずっとやってきましたが、麺だけを別に炒めておくと、かた焼きそばっぽくなり、とてもおいしいことに気付きました。  まず麺がくっつかないように、フライパンに少し油を入れ(テフロンなどなら油は不要?)、弱火で温めておき、焼きそばの麺を袋から出しそのまま投入。弱火のまま炒めていると麺がほぐれてくるので、箸でさらにほぐし全体的に炒めたら皿に取っておきます。炒め加減はお好みですが、焦がさないようにだけ気を付けます。 焼きそばの麺だけ炒める  麺を炒めている間に野菜や肉を切っておけば時間の有効利用(?)になります。  野菜や肉を麺を取り出したフライパンに油を入れて炒め、麺をフライパンに戻して、ソースをかけて出来上がり。全体的にふんわりした仕上がりになり、麺も香ばしく、とてもおいしいです。  また、ソースを使わず、野菜と肉を中華風に味付けし水溶き片栗粉であんかけにして麺に乗せて食べてみましたが、これもおいしかったです。  焼きそばは安い時には3玉入って100円くらいで売っていたりしますが、ひと手間かけるといつもと違った料理のようになり、新鮮な感覚でしかもおいしいのでおすすめです。

八ヶ岳の絶景ポイントと展望の山

八ヶ岳の絶景ビューポイントと展望の山 平沢峠  山梨県の清里の北東にあり、また長野県の野辺山天文台のすぐ近くにある平沢峠。  初めて来たのはもうどれくらいに前なるのか。確かまだ情報の少なかったネットで見付けて、地図で道を探し、この雄大な八ヶ岳の景色を見た時にはものすごく感動しました。 平沢峠からの八ヶ岳  春、夏、秋、冬と、ここへは何度も来ており、時には天気が悪く山が隠れて見えない時もありましたが、ここからの八ヶ岳の山並みは、いつまで見ていても見飽きることがありません。  ちなみにここは日本海と太平洋の分水嶺だそうで、峠はそういう場所に位置しています。 飯盛山  平沢峠の後ろ(東側)にある山で、“めしもりやま”と読みます。福島県の会津若松にも白虎隊で有名な飯盛山がありますが、こちらは“いいもりやま”です。  この山は清里からも登れるそうですが、まだ平沢峠からしか登ったことはありません。この平沢峠からのコースは特に危険なところもなく、山頂までは1時間ほどの行程です。そして天気が良ければ、山頂では360度の大パノラマが広がります。  今回は入口からずっと雪が積もっていましたが、踏み跡もしっかりあり、アイゼンははめず、結局そのまま登って降りてきました。軽アイゼンがあると滑らず安心だと思います。 雪に覆われた登山道  木々の間を登っていくと、そのうち開けた斜面になり、振り返ると八ヶ岳があります。峠から少し登っただけなのに見え方がけっこう変わります。  山の北側の林の道を登るようになると、近くの野辺山天文台のパラボラアンテナや、その奥の浅間山が見えます。浅間山は下の方まで白くなっていました。  そして分岐の標識で、右(南西)の飯盛山方面に行くと、すぐに視界が開け、正面に南アルプスや鳳凰三山の山々、左に視線を移すと、富士山と目指す飯盛山の山頂を一望できます。  三角形の飯盛山の山頂は、雪に覆われ白くなっています。 南アルプス(正面)と富士山や目指す飯盛山山頂(左)を一望する  日当たりのよい場所では、雪が溶け、ぬかるみ始めている所もありました。気温は低いものの、このあたりは風も弱く、日差しが暖かいです。それにしても太陽の光がまぶしく、サングラスなしには歩けません。 飯盛山が近くなってきた  そしてピラミッドのような山容が特徴の、飯盛山の山頂に着きました。山頂はさすがに風が強いで...

セツブンソウの群落

セツブンソウの群落 秩父から見た武甲山や遠くに見えた両神山は雪で白くなっていた。 そこから秩父鉄道の線路に沿うように車を走らせ、途中から北上へと進路を変え、秩父盆地の西側に当たる小鹿野町へ向かう。 ギザギザといくつもの峰が連なる両神山の登山口のひとつ、そこへ向かう途中に節分草が群生して咲く一角がある。 晴れてはいるが車を降りると風が強く、そして冷たい。 道路を隔てた林の斜面が保護地区になっていた。 節分草園 受付で入園料(整備協力金)を支払い足を踏み入れると、茶色く乾いた落ち葉が舞う、岩混じりの斜面に、セツブンソウが咲いていた。 草丈は短く、親指と人差指でその長さを測れるほど。 地面から茶色い茎が一本、すーっと伸びた先に切れ込みばかりの深い緑色の葉が付き、ぱっと開いた5枚の白い花弁の中で、青い花芯を黄色い小さな星がまあるく取り囲んでいる。 セツブンソウ 青い花芯が大きいもの、白い花弁の多いもの、淡い桃色の花弁のもの、葉の色や形が違うものなど、いろいろと変わったものもあるようだった。 花芯が赤紫になった花を近くで見ていると、子供の頃に食べたような、砂糖をまぶしたゼリーのお菓子を思い出した。 足元で可憐に咲き、間違えると踏んでしまいそうな花だが、目が慣れてくると、早春の日の光に照らされて、白く群生しているのが見えてきた。 冷たい強い風に吹かれ、そのたびに花も揺れている。 数日前には雪も積もったそうで、この長い茎は、雪を割って地上へ出てくるためのものなのかと思ったりもした。

Raspberry Piメモ

RaspberryPiのメモ 電子ペーパー  昨年の9月からずっと放置していた電子ペーパーですが、電源を入れていないにも関わらず、その時の内容がずっと表示されたままでした。     文字が表示されたままだった…電子ペーパー  昔のパソコンのモニタやノートパソコンで同じ画面をずっと表示させていると、その画像が残ってしまう(焼き付いてしまう?)ので、スクリーンセーバーを入れるなどして気を付けましょうと言われたものですが、最近のLEDモニタや電子ペーパーはどうなのでしょうか…?  さすがに表示させっぱなしはよくないような気がしたので画面は消しています(物理的に消せたりするのかなぁ)。  電子ペーパーは、スーパーやドラッグストア、家電量販店などで目にする機会が増え、見ている時に表示が変わったこともありましたが、実際はどういう仕組みでどうやって運用しているのか気になるところです。電源はボタン電池なのでしょうけれど、どれくらい持つのかとか、うまく動作していない時はどうするのかとか、それぞれの動作状況はリモートで確認できるのかとか、導入するのにどれくらいのコストがかかるのかとか。 動画をあえて静止画で  また、動画を一定の時間間隔で画像として切り出して、それを電子ペーパーの画面サイズにリサイズして(ここまではパソコン作業)、ラズパイのフォルダ内に入れて連続で表示させる、ということもやってみました。  画像はモノクロに変換せずカラーのままフォルダに入れましたが、それなりに雰囲気が分かる程度にモノクロドット絵で表示されました。画面は小さくパッと見たところでは何が表示されているのか分からないときもありますが、動画の内容を思い出し、ああこれはあの場面だったかと、これはこれで味があって面白いです。  この電子ペーパーは2値(黒(や赤)を表示するかしないか)で、グレースケールが表示できるものだともっと綺麗に見えるのでしょうが、それならいっそのことカラーにすればいいのでは、けれどそうすると、タブレットなどで動画を表示させればいいということになるので(電子ペーパーは動画表示には不向き)、やっぱりこの制約の多い環境内で不便さを楽しむのが面白いと思います。  動画をあえて静止画で見るという、ちょっと意味が分からないところもありますが、逆の発想をすると、そもそも動画は静止画を繋げて...

雪山と青空

久しぶりの雪山  久しぶりに山に行きました。そして一年ぶりの雪山歩き。  今回行ったのは、富士山北側の御坂 (みさか) 山塊の山並みにあり、山梨側からも見える釈迦ヶ岳 (しゃかがたけ) 。  人が少なく、短い行程で登れ、しかも山頂からの景色がとてもいいので、無雪期には何度か行っていますが、雪の時期は初めてです。 夜明けの富士山  真っ暗な中、車を走らせて行き、天気がどうなのか、富士山が見えるのかまったく分かりませんでしたが、だんだん明るくなり、河口湖のほとりの大石公園に付く頃にちょうど夜明けを迎えました。  富士山の東側に日が当たり、何となく赤くなっていましたが、それ以上は赤くなることもなく、周りが明るくなってきたのを見届け、登山口へ向かいました。 夜明けの富士山 夜明けの富士山 駐車場までが…  登山口であるすずらん群生地の駐車場まで行きますが、途中の道路は雪があり凍結をしていて、さらに轍も出来ていて、またやわらかい雪の上でスタックもしてチェーンをはめないと抜け出せないのかと心が折れかけました…。車などが走った後の雪がガタガタになって固まってくれたおかげでスタッドレスだけで走れたのかと思ったりもしますが、これがツルツルの凍結だったらたぶんすぐに行くのを諦めていました(これからの季節は気温が上がって溶けたものが夜中に凍るのでしょうか…)。  なんとか駐車場に到着して知人と合流。車はすでに数台ありました。ここは日が出ていますが、気温は低く寒いです。  登り始めてすぐに暑くなるのは分かりきっていますが、上を一枚羽織って出発。雪の下は凍っていたので、駐車場からすでに前爪のあるアイゼンを装着。滑る心配がないので安心です。 いざ釈迦ヶ岳へ  登山道も入口から当然雪があります。気温が低く凍りぎみで沈み込むこともなく歩きやすいです。 釈迦ヶ岳の登山道入口  まずは尾根道の分岐点まで登ります。そしてここで左折。尾根道をアップダウンを繰り返しながら山頂へ向かいます。雪道はトレースが出来ていてそれを辿って歩いていきましたが、スネのあたりか膝くらいまで積もっているようです。  尾根道の木々の葉が落ちているので何となく富士山や山梨の方の山も見えますが、ずっと視界はよくありません。  そして山頂近くの雪の積もった岩場などはとても登りづらく、足の置き場を一歩一歩確認しながら登っていきます。 釈...

ムーミン谷にて

ムーミン谷にて  少し前の話です。  日差しの強いある真夏の日、埼玉県の飯能市 (はんのうし) にある、 トーベ・ヤンソンあけぼのこどもの森公園 へ行きました。  この公園は ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンとの手紙のやり取りから生まれた のだそうです。  園内にはムーミンの世界を彷彿とさせるいくつかの建物、きのこの家、こども劇場、森の家、また池の中には水あび小屋などがあり、園内を歩きながら見て回りました。 きのこの家  それぞれの建物は中へ入れますが、なかでも、きのこの家はここに住んでしまいたいと思うほど、中にいてとても落ち着く建物でした。  外は真夏の暑さで一瞬で熱中症になってしまいそうな陽気でしたが、玄関を入ると気温が下がり、さらに地下に行くとひんやりするほどです。  小窓から入ってくる日の光とランプの温かい灯りが室内を照らし、なんとも穏やかな雰囲気に包まれています。  木で造られた机や椅子などは子供向けなのか、ムーミンたち向けなのか、全体的に小さい作りになっていて大人は座れませんが、角が取れて手触りがとても柔らかく、ずっと撫でていたくなります。  記事を書いている今日は関東でも雪が積もっていますが、こんな雪の静かな日にお邪魔して、暖炉の火に当たらせてもらったら、いったいどんな感じがするのだろうと思いを馳せます。  秋の紅葉の季節もとても綺麗だそうで、また時期によってはライトアップもしていたりするそうです。 きのこの家 きのこの家 きのこの家 きのこの家 きのこの家 きのこの家 きのこの家 こども劇場の屋根にはニョロニョロ 池の中の水あび小屋  ムーミンの話は単行本になっていて、ずっと読みたいと思っていたのと、モノクロの挿絵が好きだったので揃えました。まだちゃんと読んでいないのですが、コーヒー片手にテレビとは少し違うムーミンの世界に浸りたいと思います。  本はバラバラで揃えたのですが、 ムーミン童話限定カバー版のBOXセット 、なんていうものもあったのですね。まとめてしまっておける箱がいいですね。