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みかんは小さいものに限る?!

冬はみかん  今年はみかんの当たり年、というようなことを耳にしたのですが、確かに美味しいものが多いような気がします。 みかんは小さいものに限る?!  伊豆の道端でお店を出していた農家の人から、みかんは小さい方が美味しいということを聞き、確かにそこで買った小さいみかんが美味しかったので、それ以来その教えを守って(?)「みかんは小さいものに限る」と、できるだけ小さいものを選んで買うようにしています。  大ぶりのものでも、薄皮も薄くて美味しいものを食べたことがあるので、何の根拠もない個人の嗜好でしかありませんが。 みかん

ダムカードとジオカード

ダムカードとジオカード いろいろなカード  ポケモンや遊戯王などのカードゲームというものはやったことがないのですが、野球カードやアニメカードなどお菓子のおまけで付いてくるようなカードは集めたことはありました。  ただ、集めていてもきりがないので、真剣に集めてはいませんでしたが、わりと最近になって、ダムカード(砂防カード)、ジオカード、先日は棚田カードというものをもらい、マンホールカードというものももらいました。どのカードも意匠が凝らしてありよくできているなと感心します。キラキラのカードがあったりもします。  なかでも、これから機会があれば集めようかなと思い始めているのは、ダムカードとジオカードです。特にダムカードは数が多く、日本中のいろいろなダムで作っているようです。場所に応じたさまざまな種類のダムがあり、土木工学のすごさや水害を防ぐ人間の知恵を感じる一方、水の中に沈む町があったり、生態系に与える影響があったりと、いろいろなことを考えるきっかけにもなります。 登山の帰りに初めてもらったダムカード ジオカード  ところで、このようなカードは、誰が手にするのかわからないパンフレットを作って配るより、収集癖を刺激して、しかも実際に現地に行かないともらえないので、もらう方としてはある種お土産のような存在でもあり、宣伝効果は高いのではないかと思ったりしていますが、そもそも興味がある人にしか届かないのかなとか、意外とコストが高かったりするのかなとか、そんなことも考えてしまいました。  カードについていろいろ考えていると、ひと回りしてこの記事の最初に書いたカードゲームのカードも気になり始め、古本屋でショーケースに並べられているカードを眺めたりしていますが、キラキラやホログラムなど凝ったものもたくさんあり、その印刷技術にも興味が広がります。

秩父夜祭(本祭)

秩父夜祭(本祭)  とっぷりと暮れた街中に響き渡る太鼓と笛の祭囃子、ワッショイワッショイの声が聞こえると、車輪の軋む音とともに現れてくる絢爛豪華な山車。その上では提灯を持った男たちがホーリャイの掛け声で盛り上げる。そして澄んだ冬の夜空に花開く打ち上げ花火。 秩父夜祭りとは  今年も秩父夜祭 (ちちぶよまつり) に行ってきました。  秩父夜祭は「日本三大曳山祭」のひとつ…と憶えていたのですが、「日本三大美祭」とも呼ばれているそうです。ほかのふたつは、京都の祇園祭、飛騨の高山祭です。  屋台 (やたい) や笠鉾 (かさぼこ) と呼ばれる山車が絢爛豪華で、勇壮なお囃子の太鼓と笛の音色に包まれ、夜には提灯に明かりが灯され、冬の澄んだ夜空に花火も上がり、とても印象的なお祭りです。(参考: 秩父まつり会館ウェブサイト )  毎年12月の2日(宵宮)と3日(本祭)、場所は埼玉県秩父市にある秩父神社を中心に行われます。車で行く場合は、関越自動車道から長瀞方面、飯能から国道299号線、山梨方面から雁坂トンネル経由、電車で行く場合は池袋や飯能からの西武秩父線、もしくは熊谷からの秩父鉄道を利用することになります。 一年の締めくくり  秩父夜祭に来るのはもう何回目になるのか、最初に行った頃はとにかく夜が寒かった記憶があり、これから冬になるんだなとか、今年も一年終わるんだな、などと思っていましたが、今年は特に暖かい日もあったためか、いまひとつ年末になった気がしません。  それでも、黄色く色付いたイチョウを見ると季節を感じ、その黄色を背景にした山車との色の組み合わせがこれまた綺麗です。 青空の下で  去年はまだコロナの影響があってか、本祭でも全体的に空いている印象でしたが、今年はだいぶ人が戻ってきたようで、露店もたくさん出ていました。最近の露店の流行りはどんなものなのだろうかと思いながら、山車の姿を求めて街中を散策しました。  よく晴れた青空、秩父神社内の境内には歌舞伎を行うために舞台へと形を変えた1台の屋台が置かれ、太陽に照らされ輝いていました。その横に入ってきた山車が神社へとお披露目を行います。山車が方向転換をするギリ回しも秩父夜祭の見どころのひとつです。  秩父鉄道を走るSL、パレオエクスプレスを今年も見ることができました。秩父夜祭のヘッドマークを付けていました。 秩父夜祭にて 秩父夜祭...

黒黒としたペン

黒黒としたペン  黒が黒く見える文字は記憶に残りやすい、などというネット記事とともに紹介されていたペンが気になり買ってみました。  三菱のuni-ball one(ユニボールワン)です。  書いてみると確かに黒い気がするけれど、他の黒いペンとどれくらい違いがあるのか見てみました。比べたのは手元にあった三菱とZEBRAのペンです(インクの種類とペンの太さなどは考えていません)。 種類による黒さの違い 三菱 uni-ball one(ユニボールワン) uni JETSTREAM(ジェットストリーム) uni Laknock(楽ノック) ZEBRA blen(ブレン) SARASA(サラサ) ペンの黒さを比べてみました 上の写真のペンそれぞれに対応しています  ユニボールワンはやっぱり黒かったです。ゼブラのサラサもけっこう黒いのではないかと思いますが、おそらく紙の材質の関係で紙に染み込むように見える一方、ユニボールワンは紙に染み込まずインクの上にインクが塗り重なっていくように見えます。  書くシチュエーションによって、書きやすいとかそうでないとか好き嫌いなどがあると思いますが、ユニボールワンの黒黒しているのは見ていて気持ちがいいです。太さは0.38mmと0.5mmがあり、色は黒だけではなくいろいろな種類がありました。暗記用の赤いシートに対応した色(オレンジ・イエロー)などというものもあるんですね。

アマチュア無線従事者の免許

アマチュア無線従事者  今の世の中では電波がない生活は考えられません。ラジオ、テレビ、スマートフォンだけをとっても、電波なしには成り立たない技術で、これ以外に例を挙げる必要もないでしょう。電波を好き勝手に使っては混乱が生じてしまうため、効率的に利用していくための決まり事があり、それらの電波利用に関するプロフェッショナルが無線従事者です。  アマチュア無線を含めた、無線に関する資格の種類や受験の情報は、 日本無線協会のウェブサイト に詳しく掲載されています。いずれも国家資格です。 アマチュア無線とは  アマチュア無線とは、無線従事者の中でも、あくまで個人の趣味や研究の範囲で無線通信を行うもので、仕事には使えません。  アマチュア無線をやる人は年々少なくなっているようですが、免許を取得する意義のひとつとして、社会貢献というものがあります。大きな災害などでは通信網が麻痺し、情報を得ること、発信することがとても困難になります。非常事態であるにも関わらず有線の通信手段がなかったりする場合に、アマチュア無線で非常通信をすることができます。先だっての東日本大震災でも、情報の伝達手段としてアマチュア無線が役立ったという話もあるそうです。 こうやって免許を取得しました 第四級アマチュア無線技士(四アマ)  試験は無線工学と法規から出題される選択式です。問題集を購入し、まずは解説を読み、わからないものはネットで調べたりしながら、問題と回答を覚えるくらいの気持ちで、問題を5周くらいしました。3周するあたりから、いつも間違えてしまう問題の傾向がわかるので、そんな問題を重点的に覚えました。  2022年に取得した時は『第4級ハム国試 要点マスター2022』を利用しましたが、現在は最新版が出ているようです。 CBT試験  試験は CBT試験 で受けてきました。  これは好きな試験会場となっている場所で受けられる試験で、この時は専門学校の教室に用意されているパソコンで受験しました。CBT試験で受験できるものはたくさんあり、漢検、日商簿記、日本ラーメン検定などもあるみたいです。  申し込み時間に行くと教室内のパソコンに案内され、試験を開始します。他にもパソコンに向かっている人が数人いましたが、おそらくアマチュア無線ではなく違う種類の試験を受けていたのではないかと思います。  試験は選択問題...

津波の傷痕と人々の力の大きさ

津波の傷痕と人々の力の大きさ‐震災遺構を訪ねて  東日本大震災から12年以上が経った。  わざわざ思い起こしてみるまでもなく、地震当時の自分自身の状況やニュースなどで見た映像などは、それに関連する情報を見たり聞いたり、また直接の関係はなくても、自衛隊の車両を見たりだとか、家で魚を飼っていたため熱帯魚店へ行った時だとか、いろいろな折に触れて頭に浮かんでくる。また多少ながら震災に関連することに触れる機会があったものの、実際に被災地を訪れたことはなく、結局は安全な場所から高みの見物をしている単なる傍観者なのだろうと、ずっと後ろめたいような気持ちがあった。そんな中途半端な気持ちを持ち続けているせいか、自分の中ではある意味、当時から時が止まっているような気もしていた。そして三陸地方への旅行は何度か計画を立てていたが、なかなか実現させられず時だけが過ぎていった。  原発事故という人災も含めた東日本大震災は、多くの日本人にとって大きな節目だったはずだと思っていたのだが、そのうち世の中はどうもそうでもないらしいと思うようになった。狭いと思っていた日本はあんがい広く、人の心も実に多様で、個人が捉える温度差や冷め方の差は激しい。そしてその後に訪れたコロナ禍で世情はがらりと変わったのだろう。  ただ、世の中や他人がどうであれ、地震や津波がもたらした被害はどのようなものだったのか、そしてどのように復興しているのか、自然の力とそこで生きる人々の力をこの目で見てみたい。そんな思いを持ちながら、力になれなかった小さな人間の、ひとりよがりのせめてもの罪滅ぼしとして、宮城県の震災遺構を訪ねた。 三陸沿岸道路  東北自動車道を北上し、宮城県の仙台方面から東へと車を走らせる。この仙台から青森県の八戸まで続く高速道路は三陸沿岸道路で、2021年に全線開通したそうだ。三陸道と呼ばれている。  途中、日本三景の松島が見えるかと期待していたが、道路は海よりずいぶん陸側を通っているため、海は見えなかった。  三陸道を走る車は思っていた以上に多かった。トラックも多い。そのほとんどがこのあたりのナンバーだが、県外の車もあった。  まずは河北インターチェンジを下り、大川小学校へ向かった。 大川小学校(宮城県石巻市)  北上川の右岸の道路を、川の流れに沿うように河口へ向かって走っていく。川は広く、その水面は綺麗な青だった...

CQ CQ…

初めての交信 アマチュア無線技士免許  昨年の話ですが、アマチュア無線技士の第四級の免許を取得し、ちょうど1年ほど経った先日に第三級の免許を取得しました。免許取得の経緯などは別の記事にまとめようと思います。 アマチュア無線クラブでの交信  ひょんなことからアマチュア無線クラブに入っているのですが、その集まりで、隣で先達に教えてもらいながら初めての交信をしました。  最近は体験運用といって、一定のルールのもと、免許を持っていない人でも交信することができるようになり、実際にクラブの先達と体験運用している局とのやりとりを聞いたりしていました。  私も他局との初めての交信だったので、緊張しながら、ほぼ体験運用のように手取り足取り教えてもらいましたが、先方の局の方にもやさしく対応してもらい、なんとか初めての交信を終えました。しかし、休む間もなく引き続きCQ呼び出しを行うと、すぐに別の局から返事がありました。こんなつたない交信を聞いていた他の局が答えてくれたりと、数局とのやりとりでしたが、先達と代わるころにはどっと疲れが出てきてしまいました。そして、クラブのQSLカード(先方と交換する絵葉書のようなもの)を書いて終了。  知らない言葉などもあり、無線から流れてくる雑音混じりの先方の声を聞いてメモするのがなかなかたいへんです。フォネティックコードもいろいろな言い方をしていたりして、頭の中が「?」となってメモを取る手が止まってしまいます。慣れればもう少しなんとかなるのではないかと思いますが、逆にいうと慣れるしかないのかなとも思います。 アマチュア無線のマイク(イメージです)