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イシモチ(シログチ)のアクアパッツァ

イシモチのアクアパッツァ 久しぶりの魚料理 今週は魚屋でイシモチを買ってきました。20cmほどの魚が5尾入ってひと皿540円。大きなサイズのものが2尾、小さなサイズのものが10尾ほど、という組み合わせもありましたが、今回は手頃な大きさのものを選びました。 この魚、イシモチというのは地方名で、標準和名はシログチというそうです。 イシモチ(20cmくらい) 魚の下処理 暑いので、魚を冷やしながらウロコとエラと内臓を取ります。 ウロコを取るのにペットボトルのキャップがいいと聞いたのでさっそく試してみましたが、確かに簡単によく取れます! ただ勢いよくやりすぎてヒレが指に刺さってしまったので要注意です…。最後に包丁の背中で仕上げのウロコ取り。 次にぺたんこになっているお腹を開くと、内臓からはまだ消化されていないイワシのような小魚が出てきました。エラも取ってきれいに洗って冷蔵庫へ。 下処理後 調理 まずオリーブオイルで細かく切ったニンニクと半分に割った唐辛子を炒め、いったん火を止め、魚、野菜(今回はブロッコリーとピーマンとミニトマト)を切って入れ、塩水(カップ1に塩小さじ1/2ほど)を上から回し入れ、蓋(がないのでアルミホイル)をかぶせ、中火で10分ほど。次に蓋をとって汁を魚にもかけながら汁気がだいぶなくなるまで火を入れました。出来上がりです。 イシモチのアクアパッツァ(調理前) イシモチのアクアパッツァ(調理後) アクアパッツァ完成―白身のやさしい味わい 別の魚で作ったときはアサリを入れていましたが、今回はほぼ塩だけで味が足りないかなと思いましたが、魚と野菜からほどよく味が出て、とても美味でした。白身の魚は食べていて体にやさしい感じがします。 アクアパッツァの時はいつもパンと一緒に食べていますが、残った汁をパンにつけるとこれもおいしいです。 入れる野菜は何でもいいのではないかと思いますが、やっぱりトマトを入れると酸味が合わさっておいしいです。今回はミニトマトが生で食べるにはあまりよくなかったので、残っていたものを全部入れました。 イシモチのアクアパッツァ(あまりおいしくなさそうな写真ですが…) 耳石 イシモチは頭の中にある耳石が大きいからそう呼ばれるそうですが、実際に食べたあとの頭の骨を分解しながら探してみると、白い塊が出てきました。大きさは1cmほどで、他の魚と比べたわけで

積乱雲と雷 ―まるでアニメのワンシーンのよう

積乱雲と雷 ―まるでアニメのワンシーンを見ているようでした。 いつも夏のこの時期は、関東北部 (おそらく埼玉の北部、群馬〜栃木のあたり) に積乱雲(入道雲) * が出ることが多いのですが、時には激しい雷を目にすることがあります。 ある夕方、ふと北西の空を見上げると、夕日を遮るように湧き立つ積乱雲と、その中に光る稲妻が見えました。 積乱雲と雷 積乱雲は見る間に形を変え、そこへちょうど飛行機が雲へ向かって飛んでいき、まるでアニメのワンシーンを見ているようでした。 積乱雲に向けて飛ぶ飛行機 急いでカメラを三脚に固定し動画撮影を始めると、暗くなるにしたがって、雷はおさまるどころか、だんだんと激しくなっていきました。 遠くに見えるため音はわずかにしか聞こえませんが、雲の中を稲妻が走ったり、雲全体が明るくなることもあり、太古から続く地球の息吹、大気や水の織りなす大循環が感じられるようで、時間を忘れて見とれていました。   動画は少し長いですが、画面いっぱいに広げて見ると、この自然のいとなみが感じられるのではないかと思います。 ────────── * 「積乱雲」と「入道雲」 “積乱雲は、強い上昇気流によって鉛直方向に著しく発達した雲です。 雲の高さは10キロメートルを超え、時には成層圏まで達することもあります。 夏によく見られる入道雲も積乱雲です。” 「出典:気象庁ウェブサイト ( https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tenki_chuui/tenki_chuui_p2.html )」

デスクライトで始めるアクアテラリウム

デスクライトでアクアテラリウムを始めよう! アクアテラリウム用のライトは何がいいの? 「侘び草を買ってきて、アクアテラリウムを始めよう!」 …と意気込んだのはいいのですが、これまで水草はうまく育てられたことがなく、 なんとなく二の足を踏んでいました。2020年の年末の話です。  おそらくこれまでに足りなかったのは、植物を育てるのに 十分な光量のあるライト!  アクアテラリウムなら水上に葉っぱが出るので、しかも手間のかからない侘び草なので、水の中で育てるよりは格段に楽なはず。でもそれなりのライトは準備したい。  最近は水槽用のいいLEDライトがいろいろ出ていますが、いざ探してみるとなると、多くのものは水槽の上に置くのが前提になっているため、なかなかピンとくるものが見付からず、しかも意外と値段が高い……。  水槽と統一感のあるライトはとてもおしゃれで、インテリアとしては最高…! けれど、今はもっと無骨なものでいいので値段も重視でいきたい。それに、うまく育てられるかもわからないし…。  そこで、水槽用じゃない普通のライトが流用できないかと、いろいろと探してみました。 アクアテラリウム用のライトに求めた条件 十分な光量のあること (絶対条件です!) ほかの用途に使えること (使わなくなってしまったときに、別の使い方ができればいいですよね…) 価格が安いこと (上の条件と関係しますが、もし使わなくなったときでもできるだけ懐が痛まないようにしたい…) 植物の生長に最適な色のライト (植物の生長には最適な色があるようなので、できればよく育つものだといいですよね…) タイマーがあること (家に遅く帰ってきたときなど勝手に消えているといいですよね…)  こんな条件を頭に入れて、さんざん悩んで選択肢に上がってきたのがこちら。 アーム式のライト デスクライト  植物の生長には植物工場などで見るような紫色の光がいいようですが、それだと使わなくなったときの用途が限られるし、白色とか昼光色のLEDライトであればすべての色を含んでいる (*) からいいだろう…とのことで、4の条件は却下。  タイマー機能は捨てがたいのですが、それだと選択肢が狭まってしまうので、5の条件も却下。 (*) 本当にすべての色を含んでいるのか疑問に思ったのでプリズムを使ってちょっと調べてみました。顛末はこの記事の下に。

マアジのオリーブオイルかけと南蛮漬け

マアジの刺身と南蛮漬け 今週はマアジ三昧 最近は土曜日に魚を買ってきて、同じ魚を2日にわたって食べているので、いつも○○三昧といえばそうなのですが…。 今週のマアジは魚屋で一皿に 20cmくらいのものが6匹入って税込み540円。1匹税込み90円。新鮮なので目が透き通ってきれいです。お腹の白い部分も虹色に光ってきれいです。 マアジ 全部を火を入れる料理にするにはもったいないので、とりあえず生で食べるのを前提にして、6匹すべて三枚におろしました。皮も引きました。 細く切る前、間にキッチンペーパーを挟んでバットに重ねていたため表面に細かいしわができています まだまだおろすのは下手ですが、頭と内臓を取り、水で洗って三枚にし、細かい鱗やゼイゴを取ってから、皮を下にして皮を引きました。頭の方から包丁のみねで皮をまな板に押し付けるようにして皮を手前に引く感じでやるのがやりやすかったです(できる人からするとぜんぜんダメと言われそうですが…)。そして夕飯まで冷蔵庫へ。 この暑くなる時期までに、多少は魚をおろすのに慣れていてよかったです。これだけ蒸し暑いとすぐに悪くなりそうなので。 骨からこそぎ落としたすき身は、塩、こしょう、小麦粉少し入れて混ぜて、バジルをふりかけてオリーブオイルで焼きました。 マアジの刺身のオリーブオイルかけ とりあえず最初は生で食べようと思い刺身に。その前に、血合い?のところの小さな骨を毛抜きで抜きました。意外と時間がかかるので、魚の入っているバットを冷やしながら。 最初は普通にしょうゆで食べようと思っていましたが、ひょっとしてオリーブオイルでもいいのではないかと思って試しました。そして味付けはオリーブオイルならシンプルに塩かなと。 白米に合わせてもいいかもしれませんが、今回は食パンにしました。逆に、食パンがあったのでイタリアっぽくしてみたとも言えるのですが。 マアジを細めに切って、ネギを散らし(冷凍にしていたので見栄えは悪いですが…)、オリーブオイルをかけ、粒の粗い塩を上からふりかけました。 オリーブオイルをかけすぎてしまった感じがありましたが、写真くらいたっぷりかけて正解でした。 刺身のオリーブオイルかけ しょうゆで食べるのとは違って、これだけで洋風です。しょうゆでも食べて見たかったなという気がしないでもないけれど、皿をふたつ用意して、しょうゆとオリーブオイル

イワシの料理2品

イワシのパン粉焼きと蒲焼き風 今週はマイワシ一皿(10匹)540円。魚屋にはイナダ、ヒラメ、アマダイ、スズキ、アジ、ハモ、岩ガキなどがありました。 マイワシも新鮮だと目がきれいです。家に帰って手開きをして冷蔵庫に。調理する前には腹の骨もそぎました。 マイワシ 手開きにして尾びれと腹の骨も取りました パン粉焼き 魚に塩、こしょうをして、パン粉(なかったので食パンをおろして)に粉チーズを入れて混ぜ合わせ、魚にまぶして、オリーブオイルを熱したフライパンで両面を焼いて出来上がり。乾燥バジルを振りかけてみました。 パン粉と粉チーズを混ぜたものをまぶして パン粉焼きの出来上がり 付け合せのパプリカと(時間の経った)新玉ねぎはグリルで焼いただけで、上からフライパンに残ったオイルを流しかけ。 魚が新鮮だからか、身がふっくらとしてとても美味しいです。粉チーズを増やすとさらに美味しくなりそうだけれど、カロリーオーバーの心配が…。 蒲焼き風 以前に作ったものと同じで、片栗粉をまぶしこんがりと焼き一度皿に出し、しょう油、みりん、酒を煮立たせたたれの中に入れフライパンを前後に振ってからめながら汁気がなくなったら出来上がり。こちらは作り置き用。切れ端を食べましたが安定の美味しさです。 両面をこんがり焼いて たれをからめて出来上がり

サバざんまい

しめさばと竜田揚げと塩焼き 魚屋でサバ(マサバ?)を買ってきました。サバをくださいと言うと、店の人が『こっちの方がいい』と奥にいた大きいのを2尾出してくれました。入れた袋はずっしりと重く。これで540円。 家に帰って長さを測ると45cmくらいありました。重いのは中に氷を入れてくれたからではなくて、魚そのものが重かったです。 丸々としたメスのサバ サバは傷みやすいというので、とりあえず3枚におろしました。どちらも卵を持っていました(ひとつは焼いてポン酢をかけて、もうひとつは色が悪かったので捨てました…)。 頭と背骨のあらは煮て醤油で味付けをして飲みました。汁の残りはもやしとわかめを入れて煮て味噌汁の代わりにしました。 三枚おろし さばの卵 あらの煮物 身は塩焼きと味噌煮にしようかと思っていましたが、しめさばが作れそうなのでやってみました。 そうだ、しめさばを作ってみよう これまでの人生、しめさばなんて作ろうとしたことすらなかったので、本やネットを参考に見よう見まねです。 塩をたっぷりまぶして3時間くらい。水分が出てきたら洗ってお酢につけて様子を見ながら20〜30分くらい。時間は難しいです。 塩をたっぷりまぶす お酢につける。ザルの丸いポチポが跡になっています。表面が出ていたのでキッチンペーパーを被せました。 皮がすごくよっていました。 骨を毛抜きで抜き、薄皮をぺりぺりとはがして、間に切り込みが入るように包丁を入れて、切り分けて出来上がり。 お酢から出した身(骨を取った後) 薄皮をはがす 全体的に味がきつい感じがしましたが、ご飯と一緒に食べると箸が止まらない。ワサビを乗せるだけでも美味でした。 しめさばの出来上がり さばの竜田揚げ 冷凍用に調理しておこうと思って、味噌煮と竜田揚げを天秤にかけ、簡単そうなのもあって竜田揚げにしました。 骨を取って切り分け、酒、みりん、しょう油、すりおろしたしょうがを合わせたタレにつけ、冷蔵庫で15分くらい。 さばの竜田揚げ(サバを切り分ける) さばの竜田揚げ(タレにつけて) 片栗粉をまぶしてフライパンに入れた油で揚げて出来上がり。冷凍する前に試食すると、これもまた美味でした。自制しないと次々に食べてしまいそう。 さばの竜田揚げ さばの塩焼き 普通の塩焼きです。中火くらいでじっくり焼きました。油があまりないですが、その代わり魚肉の味を味わい