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春の裏高尾

スミレの咲く裏高尾 春の花の咲く裏高尾へ 東京八王子にある高尾山は、いろいろな季節に何度も行っているので、今回は裏高尾とよばれるところへ花を探しに行ってみました。高尾山はいろいろな種類のスミレが咲くので、たくさん見られるのを期待しての山歩きです。  高尾山山頂のちょうど北側に当たる日影沢を起点に、まずは林道を歩いて登り城山山頂を目指します。そこから一丁平を経由し高尾山へ向かい、山頂には寄らず、4号路?からスタート地点のいろはの森方向へ下るという反時計回りのコースをとりました。 日影沢から城山へ まずは日影沢沿いに林道を歩いていきます。まだ春が浅いせいか、薄暗く、水もよどみがちで、ちょっと暗い雰囲気でしたが、道の脇にはスミレなどの花が咲いています。林道は舗装されているのでトレッキングシューズではなく、スニーカーでもよかったかなと思いました(ただ今回最後の下りはトレッキングシューズでよかったです)。  林道の途中から空が開けますが、春がすみ、というよりおそらくスギ花粉などで白い空が広がっています。スミレが咲くいい季節なのですが、花粉症にはなかなかつらいです。足元のスミレを見ながら城山まで登っていきます。  城山山頂にある茶屋できのこ汁を食べました。風が冷たかったので、きのこ汁の暖かさが身にしみます。 城山から一丁平を経由し日影沢へ 城山から高尾山へ向かいます。道沿いにもスミレなどが咲いていました。一丁平を経由し、(人の多そうな)高尾山の山頂へは寄らず巻道を行きますが、山頂の下にあるトイレのあたりでは、いろいろな道から登ってくる人たちと合流するので、けっこう人も多く混雑していました。裸足で歩いている人がいたり、ベビーカーを押している人たちがいてびっくりします。  ここからは多くの人たちとは違う方向へ向かい、いろはの森へ向かって下りていきます。舗装路などではなく普通の山道で、トレッキングシューズを履いていてよかったと思いました。 今回見た花々など スミレの1種 スミレの1種 スミレの1種(エイザンスミレ?) スミレの1種 スミレの1種 スミレの1種 スミレの1種(エイザンスミレ?) 新芽? 冬芽? ヨゴレネコノメ?

沢登り気分の棒ノ嶺(棒ノ折山)

早春の棒ノ嶺 2016年の3回目は、埼玉の飯能の奥にある名栗湖から続く棒ノ嶺。水の流れる白谷沢をたどって、見晴らしのよいという棒ノ嶺を目指します。棒ノ嶺と棒ノ折山の名前があるようですが、今回の記事では棒ノ嶺の名前を使います。昨年の編笠山以来のAさんも一緒です。 ダムから登山口へ さわらびの湯に車を置き、ダムへ向かって車道を歩いていきます。ダムに着いたらさらに車道をぐるっとまわり白谷沢の入口へ向かいます。朝まだ体がなれていないからか、車道歩きはなかなか長く感じました。 名栗湖(有間ダム) 棒ノ嶺への登山口 沢登り気分の白谷沢 白谷沢の登山道は途中までずっと沢沿いを歩いていくような感じで、川の真横を歩いたり、少し渡ったり、狭い岩の間を歩いたり、滝を眺めたり、簡単な沢登りをやっているような気になり面白い道でした。登山道は崩れている場所があったり、滑りやすいところもあるので、注意は必要です。まだ春が早いので、寒々しい印象はありました。 沢沿いの道 この岩の間を登っていったりします こんな場所の脇を上がっていったり 白谷沢が終わり、山道を登っていくと、特徴的な岩茸石があります。 岩茸石 暑さと寒さ、そして山頂へ 岩茸石から山頂まではまだしばらく登っていきます。登っている時は暑いのですが、風はまだまだ冷たく、上着を着ていいのか着ないほうがいいのか迷います。 …けっきょく汗をかいて山頂へ着きました。多くの人で賑わっていました。山頂はひろびろしていて、少し霞んではいますが、遠くの山まで見えました。関東の街並みも見えます。風が冷たく、ずっとあたっていると冷えるので、上着を着て休憩します。 棒ノ嶺山頂から 赤城山(中心~右側)と谷川方面(雪山)でしょうか? まだまだ早春の雰囲気 なかなか長かった下山 ひとしきり休憩をして下山へ。下りは岩茸石まで戻り、そこから滝ノ平尾根を下りました。白谷沢を引き返す選択肢もありましたが、違う道を歩くことにしました。この尾根道は途中林道をまたいだりしながら下りますが、なかなか長く感じられる下りで、途中Aさんが足を痛くしてしまい、休みながらゆっくりの下山となりました。白谷沢を戻ったほうが体に負担がなかったのかどうなのか、実際に行ってないのでわからないのは

雪の奥多摩、百尋の滝と川苔山途中敗退

早春の百尋の滝と川苔山を目指したはずが… 2016年も3月となり、さすがにもう雪なんてないだろうと思い、百尋の滝でも有名な東京奥多摩の川苔山へ行きました。 うっすらと雪化粧した山 JR奥多摩駅からバスに揺られ川乗橋で降ります。少しストレッチをし歩いていくと、何だか周りが白っぽいような…。山の方を見てみると、白い粉をまぶしたように化粧されています。こんな天気だなんて聞いてない…。ただ、足元には雪はなく、細かい雨粒が多少舞っている程度だったので、せめて滝だけでも見たいと、もうちょっと進んで細倉橋分岐まで行きました。 百尋の滝を目指して 近くの山はうっすら雪化粧 細倉橋の分岐(この時2016年3月はトイレは使えないようでした) 百尋の滝へ 雪や雨が降っているわけでもないので、細倉橋からもうちょっと、百尋の滝を目指して歩きはじめました。林の中を歩いていくので、それほど雪があるようには感じません。このあたりは川沿いの道を歩いていきますが、狭くて、また落ち葉が積もって滑りやすそうな所が多く、落ちたらただでは済みそうにないので気を付けて歩いていきます。 百尋の滝へ 百尋の滝へ 百尋の滝へ 百尋の滝へ。それなりに高いところを歩く箇所もあります。 百尋の滝 しばらく歩くと百尋の滝へ着きました。まわりの木々が白く、たまに雪が舞い、いい雰囲気になっています。なかなか迫力もありいい滝です。ただ、水はとても冷たいです。今回の1つ目の目標は達成しました。さて、これから川苔山を目指して歩いていきますが… 百尋の滝 百尋の滝 百尋の滝 百尋の滝からの眺め 川苔山は途中敗退 百尋の滝から先へと登山道を歩いていきますが、だんだんと雪が深くなってきました。地図とコンパスは持っていますが、道も埋まり、どこを歩いているのかよくわからず、また、先行者の足跡もないので不安になり、道がわかるうちに来た道を戻り、また滝を見て、川乗橋のバス停へと歩いていきます。すれ違った人たちの中にはアイゼンを履いてピッケルを持っている方もいて、何も持っていない私はとても場違いな気になってしまいます。しばらく行くと雪はまったくなくなりました。  バス停では、同じく雪だったから戻ってきたという方と少し

丹沢は三ノ塔と塔ノ岳のピストン山行

富士山の絶景と快適な尾根歩き 年が明けて強い寒気が入ってきました。冬に強い寒波がくると、南関東は乾いた空気に包まれ、どこまでも澄み渡る青い空が広がります。 今回は神奈川県西部の丹沢、その中でも東側のヤビツ峠から三ノ塔へ登り、そこから西へ表尾根を通って塔ノ岳まで行き、また同じ道を帰ってくるコースを選びました。ちょっと長めのコースです。今回はひとりです。 ヤビツ峠 ひとまずヤビツ峠の駐車場で景色を眺め、さらに先にある菩提峠の駐車場に車を置き歩いていきます。 ヤビツ峠の駐車場から相模湾と伊豆半島を望む ヤビツ峠の駐車場から見える富士山 三ノ塔はやっぱり絶景 駐車場から登山道を登っていき、途中二ノ塔を経由し三ノ塔の頂上に着きました。ここからは富士山が真正面に見え、右奥には白い南アルプスの山々も見えます。やっぱり富士山が見えると見えないとでは雲泥の差で、思わずおーっと声が出てしまいます。山頂の下は緩やかに崖になっているので、遮るものなく、なおさらすっきりと見えます。以前はこの景色だけを目指してここに来ましたが、今日はさらに先を目指します。 三ノ塔山頂からの富士山の絶景 塔ノ岳へ続く表尾根 山頂からいくぶん歩き、安置されているお地蔵さんの横から少し急な階段を下りていきます。 最初に着くのは烏尾山。三ノ塔から下るので山という感じがしませんが、ここには小屋とトイレがあります。ここからはこれから歩く表尾根が眺められます。塔ノ岳へは手持ちの地図のコースタイムで2時間ほど。けっこう遠いように見えますが、あそこまで2時間といわれても近いのか遠いのかいまひとつよくわかりません。少し休憩をして歩きはじめます。 烏尾山から見た丹沢表尾根。中心右寄りの山が塔ノ岳(だったと思います)。 途中、不動明王の石碑?があったり、また、鎖場はちょっとギョッとしましたが、慎重に下りていけば問題ありません。尾根道は風があるので、遮るものがない場所などは足元が少し心もとなくなってきます。 不動明王の石碑 鎖場 登山道 行者ヶ岳、新大日、木ノ又大日というところを過ぎて、最後の登りを頑張ると、塔の岳の山頂(1,491m)に着きました。南の方に見える海が綺麗です。そしてここからも目の前には富士山が見えます。三ノ塔で見たのよりずいぶん