早春の百尋の滝と川苔山を目指したはずが…
2016年も3月となり、さすがにもう雪なんてないだろうと思い、百尋の滝でも有名な東京奥多摩の川苔山へ行きました。
うっすらと雪化粧した山
JR奥多摩駅からバスに揺られ川乗橋で降ります。少しストレッチをし歩いていくと、何だか周りが白っぽいような…。山の方を見てみると、白い粉をまぶしたように化粧されています。こんな天気だなんて聞いてない…。ただ、足元には雪はなく、細かい雨粒が多少舞っている程度だったので、せめて滝だけでも見たいと、もうちょっと進んで細倉橋分岐まで行きました。
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百尋の滝を目指して |
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近くの山はうっすら雪化粧 |
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細倉橋の分岐(この時2016年3月はトイレは使えないようでした) |
百尋の滝へ
雪や雨が降っているわけでもないので、細倉橋からもうちょっと、百尋の滝を目指して歩きはじめました。林の中を歩いていくので、それほど雪があるようには感じません。このあたりは川沿いの道を歩いていきますが、狭くて、また落ち葉が積もって滑りやすそうな所が多く、落ちたらただでは済みそうにないので気を付けて歩いていきます。
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百尋の滝へ |
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百尋の滝へ |
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百尋の滝へ |
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百尋の滝へ。それなりに高いところを歩く箇所もあります。 |
百尋の滝
しばらく歩くと百尋の滝へ着きました。まわりの木々が白く、たまに雪が舞い、いい雰囲気になっています。なかなか迫力もありいい滝です。ただ、水はとても冷たいです。今回の1つ目の目標は達成しました。さて、これから川苔山を目指して歩いていきますが…
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百尋の滝 |
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百尋の滝 |
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百尋の滝 |
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百尋の滝からの眺め |
川苔山は途中敗退
百尋の滝から先へと登山道を歩いていきますが、だんだんと雪が深くなってきました。地図とコンパスは持っていますが、道も埋まり、どこを歩いているのかよくわからず、また、先行者の足跡もないので不安になり、道がわかるうちに来た道を戻り、また滝を見て、川乗橋のバス停へと歩いていきます。すれ違った人たちの中にはアイゼンを履いてピッケルを持っている方もいて、何も持っていない私はとても場違いな気になってしまいます。しばらく行くと雪はまったくなくなりました。
バス停では、同じく雪だったから戻ってきたという方と少し話をしていました。そして、ここのバスの便はそれほど多くはありませんが、ちょうどよいタイミングでバスに乗ることができ、JR奥多摩駅へと戻りました。
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百尋の滝から先は雪が深くなり…
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初めての雪山?!
これを雪山というのかどうかわかりませんが、3月になってもこれだけ雪が積もっているとは思っていませんでした。梅でも咲いているのではないかと思っていたのですが…。この時期の山はこういうこともあるんだと身をもって体験できたことで、いい経験になりました。川苔山もまた違うときにリベンジしたいと思います。
2016年3月上旬 川苔山
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