早春の棒ノ嶺
2016年の3回目は、埼玉の飯能の奥にある名栗湖から続く棒ノ嶺。水の流れる白谷沢をたどって、見晴らしのよいという棒ノ嶺を目指します。棒ノ嶺と棒ノ折山の名前があるようですが、今回の記事では棒ノ嶺の名前を使います。昨年の編笠山以来のAさんも一緒です。
ダムから登山口へ
さわらびの湯に車を置き、ダムへ向かって車道を歩いていきます。ダムに着いたらさらに車道をぐるっとまわり白谷沢の入口へ向かいます。朝まだ体がなれていないからか、車道歩きはなかなか長く感じました。
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名栗湖(有間ダム) |
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棒ノ嶺への登山口 |
沢登り気分の白谷沢
白谷沢の登山道は途中までずっと沢沿いを歩いていくような感じで、川の真横を歩いたり、少し渡ったり、狭い岩の間を歩いたり、滝を眺めたり、簡単な沢登りをやっているような気になり面白い道でした。登山道は崩れている場所があったり、滑りやすいところもあるので、注意は必要です。まだ春が早いので、寒々しい印象はありました。
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沢沿いの道 |
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この岩の間を登っていったりします |
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こんな場所の脇を上がっていったり |
白谷沢が終わり、山道を登っていくと、特徴的な岩茸石があります。
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岩茸石 |
暑さと寒さ、そして山頂へ
岩茸石から山頂まではまだしばらく登っていきます。登っている時は暑いのですが、風はまだまだ冷たく、上着を着ていいのか着ないほうがいいのか迷います。
…けっきょく汗をかいて山頂へ着きました。多くの人で賑わっていました。山頂はひろびろしていて、少し霞んではいますが、遠くの山まで見えました。関東の街並みも見えます。風が冷たく、ずっとあたっていると冷えるので、上着を着て休憩します。
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棒ノ嶺山頂から |
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赤城山(中心~右側)と谷川方面(雪山)でしょうか? |
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まだまだ早春の雰囲気 |
なかなか長かった下山
ひとしきり休憩をして下山へ。下りは岩茸石まで戻り、そこから滝ノ平尾根を下りました。白谷沢を引き返す選択肢もありましたが、違う道を歩くことにしました。この尾根道は途中林道をまたいだりしながら下りますが、なかなか長く感じられる下りで、途中Aさんが足を痛くしてしまい、休みながらゆっくりの下山となりました。白谷沢を戻ったほうが体に負担がなかったのかどうなのか、実際に行ってないのでわからないのは当然ですが、想像してみてもその判断はなかなか難しいです。
沢登り気分で
名栗湖からの白谷沢は、沢歩きの気分が味わえる道でした。ただ道が崩れている箇所や濡れると滑りやすいところもありました。雨のあとは注意が必要か、ひょっとしたら行かない選択肢も用意したほうがいいのかもしれません。今回はまだ春も早いので、ちょっと寒々しい感じがしましたが、新緑の季節はもっと爽やかなのではないでしょうか。
2016年3月中旬
同行者 Aさん
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