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12月, 2008の投稿を表示しています

Good Bye 2008

 大掃除もほぼ終わり、早めのお蕎麦を食べて、18時からは数日前より心に決めていた断食へ。  皆様にしあわせが訪れますように。  今年も一年間有難うございました。  よいお年をお迎え下さい。

暴力の連鎖

 イスラエルによるガザへの攻撃。このブログで攻撃されたガザの様子などの映像が載せてあります(アルジャジーラのものでしょうか?)。日本ではこんな残虐な映像はなかなか放映しないのではないかと思いますが、これが私達の立つ同じ地球上の大地で行なわれている現実なのだと思うと、とても恐ろしく、またとても悲しく、そしてこんなことが60年も続いているという事実。  ガザへの攻撃がイスラエルでの選挙に関係あるというようなことがもしあるとすれば、なんて時代遅れなことをするのだろうと、人が殺されて報復することは人間の感情からして当然のことのようにも思えますが、けれどもそれを政治に利用することはあって欲しくないことで、あってはならないことだとも思います。人を殺してよい理由なんて、どこを探してもあるはずはないのでしょうから。  思うことは簡単ですが、60年という月日が経っても平和が築かれていない現状を見ていると、また今夏に『NAKBA』の映画を見て知ってしまったので、日本にも馴染みのあるはずの中東問題を無視することもならず、とりあえず今出来ること、このブログの記事にしたいと思いました。

冬の日

 昼になっても、日陰には5cmほどの霜柱がしっかりと残っていて、誰かの踏みつけた足跡が残っていました。  パレスチナ、イスラエル、争いの終わる日はくるのだろうか…。

クジラのとむらい

 青森、恐山の南和尚さんのブログで、大間の漁師さんたちがマグロの供養に恐山へお参りされていたという記事が以前あったのですが、こういう記事を見ていていつも思い出すのはクジラの供養のことです。  捕鯨の歴史があったとある町(島)では、捕ったクジラの弔いの為、ちゃんと一頭一頭に戒名を授けて、お寺の過去帳に記してあるということです。海の上であんな大きな動物を捕らえるだけでも無事では済まなかったでしょうし、またその肉は人の命をながらえさせるための重要なタンパク質で(油やヒゲや骨まで全て何かしらに使っていたようです)、直接的に命に関わることだからこそ、また日本人の培ってきた素晴しい心の表れとして、感謝の念を忘れることなく、それだけ丁重に供養していたのだろうと思います。  お寺へ行くと、お人形は当然、石段や箸や筆や針やお花や茶せんまで、そんなものまで?と思ってしまうほど、いろいろなものを供養する石碑があったり行事があったりしますが、全てのものに感謝するという心(仏教的なものかもしれませんが)、そんなものを大事にしていきたいと思います。

ヒマラヤ桜

 先日あるお寺で桜が咲いていました。この桜はヒマラヤ桜といい、日本の桜の原種(ようなもの)だと看板に書いてありました。少し終わりかけていましたが、一本の木でも辺りがずいぶんと明るくなっていました。ヒマラヤといえば、今年はいろいろな事を思い出します。  昨晩は風が急に強くなり、気温ががくんと落ちました。今日は風が冷たく、これから氷点下へ。

ベツレヘムの星

 くじら座のミラ(Mira)はひょっとしたらベツレヘムの星なのではないか、そしてその変光星のミラをクリスマスに見ようというキャンペーン(アストロアーツより)があるという記事を前に書きましたが、暖かく晴れたクリスマスの今夜、そのミラの姿を見ることができました。  プレアデス星団(スバル)からずっと下へ降りてきて、暗さに目が慣れ見えてきたのは、くじら座のメンカルという星。それ以上は肉眼では無理で、写真に撮りながらミラの場所を確認していました。以前見た時より確実に明るくなっている気がしました。  今夜の空はそれほど澄んではいないようですが、それでもオリオン座(ベテルギウス)やシリウス、プロキオンの冬の大三角形が明るく輝き、スバルやアンドロメダ銀河が双眼鏡でよく見えました。

ギアナ高地には恐竜がよく似合う。

 前日の天気予報で気構えをもって用心していたほどには気温は下がらず、日差しは暖かく、夜に降っていた雨のおかげか綺麗な空が広がっていました。冬空…というより晩秋の空。暖冬、なのでしょうか?!  昨日ギアナ高地のテレビ番組を少し見ましたが、あそこは今でもロスト・ワールドなんですね。翼竜が飛んでいても全く当然のように思えてしまいそうです。テーブルマウンテンの頂上の風景を見た時には、自分でも何だか良く分かりませんが、人類や他の多くの生物が死に絶えても、この場所がこのまま残るのであるならば、それは悲しむべきことではないのではないかと、頭の中で勝手に考えていました。

急降下

 一晩中吹いていた強い南風。夜には雨も降って気温も下がりはじめ、明日の朝は今日と比べて15度も寒くなるとか。  GoogleのPicasaが新しくなって、Windowsでの標準フォトビューアに設定できるようになりました。画像が暗くなったデスクトップ全体に表示され、使っていて楽しくなるような機能です。他にもいろいろ新しくなりました。ウェブアルバムの方も少しずつ変わっているようです。

夜明け前の宇宙ステーション

 日の出を感じる夜明け前の空、空を覆っていた雲も流れ、月と土星に飾られて、予定の時刻に国際宇宙ステーションが姿を現しました。  頭の上の方を通るので長い間その姿が眺められ、また金星かそれ以上に明るく輝きながら、白みかけた北東の方の空へ消えて行きました。

空に輝くもの

 北風が強くなり、気温も下がってきているようです。明日は晴れ。  朝、6:05頃~6:11(東京)、国際宇宙ステーションが見られるようです。南西から天頂を通って北東に。月、土星の右上の方を通るようです。全国的に見られるようで予報は◎です。(ISSを見よう)  今年は流星群が見られませんでしたが、年明け早々に“しぶんぎ座流星群”(三大流星群のひとつだそうです)が出現するそうです。1月3日の夜~1月4日早朝あたりだそうですが、いつ極大を迎えるのか分からないそうで、しかもその数時間を逃すと急激に数も減ってしまうそうで、寒い中ずっと夜空を見上げていなければならないかもしれません…。

 魔法瓶を使うたびにNASAの技術はやはりすごいと思ってしまうのですが、国際宇宙ステーションに設置されている水再生システム(し尿処理)の技術がこなれて、容易に使えるようになれば、山のトイレにぜひ導入して欲しいと思いました。また雨水や泥水や海水も同様に浄化できるなら、下水処理施設の無いような、生活環境の悪い国々で使って欲しい。海水面が上昇して井戸の水が海水になってしまい作物が育てられないという話も聞きます。  海外では水はもはやビジネスになるほどのものだそうですが、水の豊かな国で生きているとその実感はほとんどわいてきません。けれども、水が豊富だからこそ生まれてくる考えもあるのかなと思います。

イメージです

 いろいろな物のパッケージを見ていると、最近はほとんどのものに「※イメージです」という注意書きが書かれてあるようなのですが、わざわざ書かないとそれほどに苦情や問い合わせが来るものなのでしょうかと思ってしまいます。(食品関係だと不安になるのは分かりますが…)  せっかくの綺麗なデザインなのに、その文字が全てを台無しにしてしまっているようなものもあり、とてももったいなく感じるもので…。

空冬

 先日までの暖かな陽気から、真冬並みの寒さになりました。山中湖はもう雪が積もっていましたが、道志みちはどこまで雪になっているのだろう…。  干し柿はもう家の中へ取り込んであるのですが、最初に作っていたものは一週間ほど紙袋へ入れてあり、もうすっかり白い粉に包まれてきました。何個か食べてみましたが、売っているものとは違い自然なにおい・甘さです。後に作ったものは手ごろな小さなダンボールがあったので、その中へ入れています。  中国での『08憲章』、実名で署名活動を行なう勇気に、心から敬服いたします。

月の夜

 昨日の暖かさの名残りがあるような月の夜。夜空もなんとなくぼんやりとしています。  13日の夜中からが見頃の“ふたご座流星群”ですが、天気が悪くなりそうでちょっと難しいかもしれません。雲がうまく月だけ隠してくれればいいのですが…。今年の流星群は天気が悪く、ひとつも見えていない気がします。

カッチーニのアヴェ・マリア

 昨日の舘野泉さんの記事に書いた、カッチーニのアヴェ・マリアの曲。この曲は最近流行っているような気がしますが、私がいつもよく視聴しているYouTubeからの動画を紹介します。Denyce Gravesさんの歌うアヴェ・マリアです。ジャズっぽくアレンジされたもので、コメントを呼んでいると賛否両論あるようですが、決して口先だけで歌っているのではない深い心を感じ、とても気に入っているので何度でも聴いてしまいます。ヘッドフォンなどでじっくりと聴いてもらいたい曲です。  (Sumi Joさんの歌われているアヴェ・マリアもお勧めです。)

ピアニスト、舘野泉さん

 ニュース番組を見ていたら、ピアニストの舘野泉さんが出ていらっしゃいました。体を悪くされて、今は左手だけで左手用に作曲された曲を演奏されています。前にもテレビで何曲か聴きましたが、余分な装飾がされていないと言えば誤解があるでしょうけれど(難しい曲ばかりだそうなので)、ピアノの鍵盤からの一音一音が心に直接伝わってくるような感動を覚えます。舘野先生だからこそなのでしょう。  番組の最後の方で少しだけ聴いたカッチーニのアヴェ・マリアの旋律は、まだ若い1人の人間が、喜びや悲しみや困難などすべてを受け入れる覚悟を決めて、しかしこれ以上には無いほどの慈愛を持って歩んで行こうとする、そんな情景が思い浮かび、私も涙が出そうになりました。

夕暮れの富士山

高気圧に覆われ 朝から全く雲の無い快晴 今日は大雪(たいせつ)の日 これならいけるだろうと 日没に合わせて高台へ 息を切らした身体には 強い西日が目をくらませる 山の向こうへ太陽が沈むと 丹沢の山々そして富士山が 薄紫色の空を背景にして 美しい影絵へと変わる 太陽と反対にある空も 薄い赤紫色に染まり 半月は白く灯り 金星と木星が冷たく光る 少し気を抜いてしまうと 強い風が顔や手を冷たくさすり 身体の芯から熱を奪っていくようだ

こころの時代

 青森は下北半島にある霊場恐山。そのお寺の院代(山主代理)でいらっしゃる南直哉氏が、明日の早朝5時よりNHK教育番組で放送される『こころの時代~宗教・人生「仏の教えをたずねて」』に出演されます。  南和尚さんは曹洞宗の禅僧で、本も出版されており私も何冊か読みましたが、ものすごく物事を深くよく考える方なのだろうという印象を持っています。  『恐山あれこれ日記』というブログも書かれています。また茂木健一郎氏との対談の様子が、茂木氏のブログからmp3形式で配信されていますので(2005年6月4日の記事)、こちらもお勧めしたいと思います。YouTubeにも何かあるようですね。  (余談)恐山というとイタコさんが有名ですが、恐山のお寺は曹洞宗の禅寺で、イタコさんとは直接の繋がりはありません。私も最初は恐山=イタコさんというようなイメージがあり、お寺も何か特別なものなのかなと想像していたので、禅寺だと知った時にちょっと意外な気がしていました。

Google 漬け

 gOSというLinuxのディストリビューションを動かしてみました。CD-RWにイメージを焼いて、CDから起動!  起動時間もそこそこ早く(Celeron:2.0GHz,632MB:RAMのWindowsXPデスクトップマシンです)、現われたグリーンのデスクトップにはGoogleのガジェットが何個か表示され、下の方にはMacOSXのようなメニューがずらっと並んでいます。そしてそのほとんどがGoogleのサービス!(ブラウザーはFirefoxでした)。ちなみにgOSの“g”はGoogleの“g”ではなくて、Goodの“g”だそうです。いっそのことGoogleのgでもいいような…。  メニューは微妙に英語のままでしたが、CDからの起動ながらけっこう快適に動作していました。USBメモリも問題なく認識し、スクリーンショットを保存しました。このCDからそのままハードディスクにインストールすることも出来ます。  先日gOSから、ブラウザから起動する(?)OSの“Cloud”というものが発表になり、そのOSは起動がものすごく早いそうで(数秒で起動するとか!?)、メールを書いたりネットサーフィンをしたりブログを書いたり…などの簡単な作業なら全く問題なさそうです。また思い立った時にパソコンの電源を入れてすぐ使えるのがいいですね。WindowsやLinuxなどのメインOSに切り替えて使うことも出来るそうです。

長井健司賞

 ビルマ人のジャーナリスト団体で、長井健司賞というものが創設されたそうです。「ミャンマー軍による長井さん殺害に抗議する会」より。  昨年のミャンマー軍事政権に対する一連のビルマ人僧侶や一般市民のデモ、そして長井さんの事件というものは、ビルマの方達にとってはそれほどまでに大きなものだったのだと改めて思います。(その後のサイクロン被害、そして変わらぬ軍事政権による抑圧は続いています。)  たとえ日本人の記憶から長井さんの事件が薄れていくことがあるとしても、アメリカのピューリッツァー賞、そしてこの長井健司賞がある限り、ずっと忘れられることが無いのが唯一の救いに思えます。  長井健司さんの遺品のビデオカメラはいまだ返還されず、そしてこの国はミャンマーの軍事政権に対しても曖昧な態度しかとっていないようにも見受けられます。今後、軍事政権とどのような外交を培っていくのか分かりませんが、場合によっては日本に対してよく思わない人も出てくるのだろうと思います。ただその狭間に長井健司さんという存在があるおかげで、起こるかもしれない逆恨みからなどによる凶行を、思いとどまらせることになりうるのではないかとも思います。いや、そうあって欲しいと願います。政治的なものではなく、こんな立派な日本人もいるんだと個人の心に刻まれたものとして。  これからの日本とビルマの関係(ミャンマー軍事政権とではなく)で、長井健司さんの存在はとても大きなものになっていくような気がしています。  暖かい風を呼んでいた強い低気圧が東に去り、冷たい空気が流れ込み、夜空は次第に晴れてきました。

写真と刹那

 テレビからは毎日動く映像が流され、それを見ているとあたかも本当に動いているように錯覚してしまいますが、けれども実際には映像は(おそらく)全て、画像をひとコマひとコマ繋げるという方法から成り、コマ数を増やして時間の最小単位(仏教の言葉で“刹那”といいます)に当たる無限に微細な時間の、その時の画像を繋げていけば本当の意味での動画が撮れるようになるのでしょうが、時間の最小単位などはあるのかどうか分かりませんし、そんな時間と光の伝わる速さとのずれもあるでしょうし、そもそも人間の眼にはそんなものは必要ないのでしょう。  一方で、写真のフィルムにはシャッター速度の短いものでも数千分の一秒、長いもので何時間もの光が蓄積され、被写体の発する、または反射する刹那の光の繋がりがアナログ的に記録され、光を通してという制約はありますが、むしろこちらの方が本当の意味での動画と呼べるものに近く、時間の痕跡を見出せるのではないかということを思いました。  映像には音声というとても大事な要素があるので、それを忘れてはいけませんね。

秋の桜

 先日咲いていた桜の花。去年もこの時季に咲いていて、確かオカメザクラという品種の桜だったと思いますが、ちょうど斜面の陽が良くあたる場所に枝を広げています。  去年は暖かいから咲いていたのだと思っていましたが、気付いていないだけで毎年咲いているのでしょうね。

黄金色の銀杏

 銀杏の綺麗な季節になってきました。なってきたと言っても、強い風が吹けば黄色い葉っぱが一斉に舞い落ちてしまう、そんな一瞬です。たまには銀杏の実もボサッと落ちてきて、あの独特なにおいが漂っています。  強い西日に照らされた黄色い葉は、見る角度によって黄金色に輝いているようです。そして足元には少し湿った黄色いじゅうたんですね。

干し柿はじめました。

 一週間前に始めた干し柿作り。想像以上に縮んで小さくなったので、またお店に行って渋柿を買って作りました。昨日の話です。  写真の上が一週間前の柿で、色も濃くなって中身も軟らかくなってきました。下は皮をむいて吊るしたばかりの柿です。一週間でこんなにも大きさが変わってしまいました。  渋柿さえ手に入ればまだまだ作れると思いますので、ご興味のある方はぜひどうぞ。簡単ですよ。 ○ご参考までに、お店の方に聞いた作り方を簡単に… ・皮をむきます。一回目はピーラーで、二回目は包丁でむいてみました。 ・ひもの両端に丁字にカットされたヘタ(枝)を結び付けます。一本のひもに2個の柿。 ・熱湯に10秒ほど入れます。殺菌と早く乾くように(ここが重要!)。私はひもを持って鍋の中にドボンと入れました。 ・雨の当たらない場所(ここも重要!)に干します。物干し竿にぐるっと一周させて落ちないようにしました。 ・一週間ほどしたらもみます。中の種が分かるようになります。 ・大体二週間ほどすると出来上がりだそうで、その後、ダンボールか紙袋に入れておくと、白い粉が出てくるそうです。あとはラップなどで包み冷凍庫で保管。凍ったりはしないそうです。  最初に作った干し柿は今週中に出来る予定なので、また経過報告します。