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ブイヤベース

ブイヤベースはフランス料理 ブイヤベース 昨日、ブイヤベース用の魚介のセットというものを買ってきていました。エビ、カニ、貝、魚のセットです。 ブイヤベース用の魚介セット(右上の魚はミシマオコゼ?) ブイヤベースがフランス料理だというのを初めて(?)知りました。何となくイタリア料理なのかと思っていました。カタカナで言われると何か特別な感じがしますが、海鮮鍋のトマトスープ味という感じでしょうか。 今日の料理は具材に塩をふったり油で炒めるといった手伝い程度で、あとはひとにお任せです。 ブイヤベース トマトの酸味が魚介によく合い、美味しいです。最後に鍋の中に残ったスープと炊いたお米を入れひと煮立ちさせると、とてもおいしいおじやが出来上がります。体も暖まります。 涼しくなるにつれ、ますます鍋の美味しい季節になってきました。

サンマの塩焼き(とサンマとアジの刺身)

サンマの塩焼き(とサンマとアジの刺身) 秋の味覚 最近はサンマが高く、もう何年も生のサンマを買って食べていないような気がするのですが、しかし、やっぱり季節のものは食べておこうと、今週はちゃんとサンマを買ってきました。 最近は近所の魚屋やスーパーはどこでも1尾180円です。何年か前はサンマが1尾100円しただけで、すごく高い気がして買うのを控えていたのですが、今ではほとんど倍の値段ですね。さらに消費税も上がっているので、なかなか毎日気軽に食べられるものではなくなってしまったのかと、こんなマイナスなことを思ってしまう一方、昔スーパーでサンマを買って友人宅で網で焼いて食べた楽しい記憶が蘇ってきました。その時は大きな肩が盛り上がったサンマで焼いていてものすごく煙かった記憶があります。こうやって季節の旬のものとともに昔を思い出すというのも、たまにはいいものだなぁと思います。 というわけで、今日も当時と同じシンプルな塩焼きでいただきました。 サンマの塩焼き 買ってきたサンマは25cmくらい。とりあえず塩をふって冷蔵庫に入れて保存。あえて頭や内臓も取りませんでした。 サンマ 水で洗って水気を取り、斜めに切って塩をふり、油を少しひいたフライパンで表になる方から焼きました。火は弱〜中火で。体の切れ目から焼け具合もわかります。フライパンだと魚を焼いているにおいは広がりますが、煙はほとんど出ません。 サンマをフライパンで焼く 大根おろしを乗せて食べるとさっぱりとしてとても美味です。口の中にサンマの味が広がり、久しぶりにサンマを食べているなと実感しました。 サンマの塩焼き サンマの刺身とアジの刺身 魚屋でいろいろ見ていたら生サンマのにぎり寿司があったので、思わず手に取りました。サンマの刺身は普通のスーパーではほぼ見かけないので、お昼に食べようと迷わず購入。ついでにアジも一緒に買いました。 いつもは買ってきたお寿司などはパックのまま食べていますが、お皿に乗せてみるとさらに美味しそうになりました。 サンマのにぎり寿司 アジのにぎり寿司 サンマの刺身はそこそこ脂も乗っていて、しつこくなく軽やかな味です。アジの刺身は安定した美味しさです。 サンマは無理だとしても、このアジの刺身くらいは簡単に作れるようになりたいと、また魚をさばく練習を1からやり直しです。

サバの竜田揚げ

 サバ料理 秋サバ  秋サバとして売られていたマサバ。イトヨリとともに、今日の夕飯用に買っていました。体長50cmほどで350円。 マサバ 肌もきれいです  魚をさばいてお腹を開くと、胃に小魚やイカが詰まっていました。 サバの胃の中に入っていた小魚やイカ  3枚におろし皮もはぎ冷蔵庫へ。 サバの竜田揚げとその他  サバを適当な大きさに切り、しょう油、酒、みりん、ショウガ(チューブのもの)を混ぜ合わせた調味料に漬け込みます。分量を忘れてしまったので、2:2:1ほどの割合で味を見ながら味を調節。  味が付いたら片栗粉をまぶし、フライパンで揚げ焼きします。両面を焼いて出来上がり。いつものことながら、身がホクホクとしてご飯が進みます。 サバの竜田揚げ  竜田揚げ以外に、サバの骨に付いた身などを味噌とネギと一緒にたたき、ごま油で炒めたもの、そして胃の中にいた小魚とイカも食べました。後者は砂糖と醤油で何となく佃煮風に。どちらも見た目がよくなく、ちょっと味が濃ったものの、ご飯のお供になりました。 サバのすき身で サバの胃の中のものも

イトヨリのアクアパッツァ

 イトヨリのアクアパッツァ  いつの間にやら、1年以上ぶりの記事になってしまいましたが、ひさしぶりに魚屋に行きいろいろな魚を見てきました。旬の魚はもちろん輸入品や加工品もたくさんあり見飽きることはありません。 サンマのつもりが…  今日は少し高くてもサンマを買おうと意気込んでいたのですが、目に入ってきたのはイトヨリ。以前、築地場外市場の長崎県のブースで、トロ箱に詰められた氷の上でキラキラ光っている姿を初めて見て、なんてきれいな魚なんだろうと思って早何年。値段が高くなかなか買えないでいましたが、今日は値札を見るとなんと250円。イトヨリのアクアパッツァにしようと即決。そのままアサリ(北海道)の売っているコーナーへ寄りミニトマトも買って帰宅。(マサバも買いましたがそれはまた明日) イトヨリ  イトヨリの体は全体的に薄紅色で、その中にいく筋かの黄色い線が縦に走り、とてもきれいな魚です。大きさは尻尾も含めて30cmほど。 イトヨリ  ウロコとエラを取り、お腹を開くと、内臓の中から小魚とエビが出てきました。 イトヨリの胃の中から出てきた小魚とエビ いつものアクアパッツァに  アクアパッツァはいつもの適当な作り方です。火の通りにくそうな魚の背中両側に切れ込みを入れておき、フライパンで細かく切ったニンニクと唐辛子(がなかったので一味…)をオリーブオイルで炒め、一度火を止め、魚とアサリとミニトマトを並べ、その上からカップ1杯の水に塩小さじ1を入れたものを回しかけ、蓋をして中火で10分ほど。蓋を開け火を少し弱めて煮汁をスプーンで魚にかけながら煮汁が少なくなったら火を止めて出来上がり。 フライパンに魚とアサリとミニトマトを並べる イトヨリのアクアパッツァの出来上がり  いいお皿がなかったので今日はフライパンに入れたまま食べました。淡白な白身にトマトの酸味とアサリのだしがよくからまって、とても美味しいです。  イトヨリのアクアパッツァ、ごちそうさまでした。

魚料理をいくつか(イシモチ・マアジ・ニシン・マサバ)

魚料理をいくつか なんだかんだで更新が滞ってしまいましたが、そんなうちにも季節は真夏から初秋へ。 キンモクセイの香りはすぐに風にのってどこかへ去り、彼岸花の赤い花が咲き始めたと思ったら、もう明日は彼岸の入り。 魚料理はだんだんと似たようなものが増えてきましたが、ただ塩焼きにするにしても、魚によって味も舌触りも違うので飽きることはありません。 イシモチの開き 前回アクアパッツァに使わなかった魚を開きにしていました。魚は開いて、塩水には漬けず直接塩を振り、天日干し。 開いて背中側から見た顔は、なんだか特撮番組に出てくる宇宙怪獣のようだったのですが、グリルで焼くと見た目はアジの開きのようで、身はふっくらとして淡白で、マアジより細かくほぐれるような感じです。ちょっと塩気が多かったのと干しすぎた感じはありますが、とても美味しいです。 イシモチの天日干し中 イシモチの開き  マアジの刺し身・ニシンの塩焼き 大きめのマアジとニシンを1尾ずつ買ってきました。 マアジはせっかくの新鮮な魚を火を通すと、何だかもったいない気がするので、今回も刺し身に。オリーブオイルと塩だけであっさりと。 マアジの刺し身 ニシンは塩焼きにしましたが、少し骨は多いものの、身はふっくらほくほくとしてとても美味でした。 ニシンは値段も手頃でこんなに美味しいとは思わなかったので、今度から迷ったらニシンにしてもいいのではないかと思っています。 ニシンというと、身欠きにしんやニシンそばのようなものしか思い浮かびませんでしたが、塩焼きを食べないのはもったいないです。 ニシンの塩焼き マサバの竜田揚げ マサバを1尾買ってきて、塩焼きにしようか味噌煮にしようかと思っていましたが、小分けにして冷凍しておけばあとで食べられるので、また竜田揚げを作りました。タレにつけておいて、片栗粉をまぶして油で揚げるだけです。1尾まるまる竜田揚げにするとそれなりの量になりました。 魚はそんなに大きくないような気がしていたのですが、揚げてみるとけっこう身も厚くふっくらと仕上がりました。揚げたてはひと切れでご飯を茶碗一杯食べてしまえるのではないかというほど美味しいです。 その後、サバの竜田揚げの冷凍食品を食べましたが、身も小さく締まりすぎていて、やっぱり新鮮な魚で作ったほうが比べ物にならないくらい美味しいと自己満足しています。 自分でさばいて骨も

イシモチ(シログチ)のアクアパッツァ

イシモチのアクアパッツァ 久しぶりの魚料理 今週は魚屋でイシモチを買ってきました。20cmほどの魚が5尾入ってひと皿540円。大きなサイズのものが2尾、小さなサイズのものが10尾ほど、という組み合わせもありましたが、今回は手頃な大きさのものを選びました。 この魚、イシモチというのは地方名で、標準和名はシログチというそうです。 イシモチ(20cmくらい) 魚の下処理 暑いので、魚を冷やしながらウロコとエラと内臓を取ります。 ウロコを取るのにペットボトルのキャップがいいと聞いたのでさっそく試してみましたが、確かに簡単によく取れます! ただ勢いよくやりすぎてヒレが指に刺さってしまったので要注意です…。最後に包丁の背中で仕上げのウロコ取り。 次にぺたんこになっているお腹を開くと、内臓からはまだ消化されていないイワシのような小魚が出てきました。エラも取ってきれいに洗って冷蔵庫へ。 下処理後 調理 まずオリーブオイルで細かく切ったニンニクと半分に割った唐辛子を炒め、いったん火を止め、魚、野菜(今回はブロッコリーとピーマンとミニトマト)を切って入れ、塩水(カップ1に塩小さじ1/2ほど)を上から回し入れ、蓋(がないのでアルミホイル)をかぶせ、中火で10分ほど。次に蓋をとって汁を魚にもかけながら汁気がだいぶなくなるまで火を入れました。出来上がりです。 イシモチのアクアパッツァ(調理前) イシモチのアクアパッツァ(調理後) アクアパッツァ完成―白身のやさしい味わい 別の魚で作ったときはアサリを入れていましたが、今回はほぼ塩だけで味が足りないかなと思いましたが、魚と野菜からほどよく味が出て、とても美味でした。白身の魚は食べていて体にやさしい感じがします。 アクアパッツァの時はいつもパンと一緒に食べていますが、残った汁をパンにつけるとこれもおいしいです。 入れる野菜は何でもいいのではないかと思いますが、やっぱりトマトを入れると酸味が合わさっておいしいです。今回はミニトマトが生で食べるにはあまりよくなかったので、残っていたものを全部入れました。 イシモチのアクアパッツァ(あまりおいしくなさそうな写真ですが…) 耳石 イシモチは頭の中にある耳石が大きいからそう呼ばれるそうですが、実際に食べたあとの頭の骨を分解しながら探してみると、白い塊が出てきました。大きさは1cmほどで、他の魚と比べたわけで

積乱雲と雷 ―まるでアニメのワンシーンのよう

積乱雲と雷 ―まるでアニメのワンシーンを見ているようでした。 いつも夏のこの時期は、関東北部 (おそらく埼玉の北部、群馬〜栃木のあたり) に積乱雲(入道雲) * が出ることが多いのですが、時には激しい雷を目にすることがあります。 ある夕方、ふと北西の空を見上げると、夕日を遮るように湧き立つ積乱雲と、その中に光る稲妻が見えました。 積乱雲と雷 積乱雲は見る間に形を変え、そこへちょうど飛行機が雲へ向かって飛んでいき、まるでアニメのワンシーンを見ているようでした。 積乱雲に向けて飛ぶ飛行機 急いでカメラを三脚に固定し動画撮影を始めると、暗くなるにしたがって、雷はおさまるどころか、だんだんと激しくなっていきました。 遠くに見えるため音はわずかにしか聞こえませんが、雲の中を稲妻が走ったり、雲全体が明るくなることもあり、太古から続く地球の息吹、大気や水の織りなす大循環が感じられるようで、時間を忘れて見とれていました。   動画は少し長いですが、画面いっぱいに広げて見ると、この自然のいとなみが感じられるのではないかと思います。 ────────── * 「積乱雲」と「入道雲」 “積乱雲は、強い上昇気流によって鉛直方向に著しく発達した雲です。 雲の高さは10キロメートルを超え、時には成層圏まで達することもあります。 夏によく見られる入道雲も積乱雲です。” 「出典:気象庁ウェブサイト ( https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/tenki_chuui/tenki_chuui_p2.html )」