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エベレストを背景に

エベレストを背景に シャンボチェの丘で山の写真を撮っていると、ガイドさんがカメラを貸してくれというので何かと思ったら、エベレストを背景に写真を撮ってくれるという。それではとお願いすると、立つ場所や格好を指示され、やっとOKが出て、どんな写真を撮ってくれたのかと見てみると、背景にはエベレストとローツェなどの山々と青い空だけという、すごいところを歩いているようなアングルの写真で、とてもいい記念になりました。  写真をそのまま載せるのも面白くないので、イラスト風の絵に起こしてみました。画像処理をして輪郭を検出するなどすれば多少楽になるのかもしれませんが、絵の練習もかねて一からトレースしています。 エベレストを背景に。左がエベレストで右がローツェ。

ヤクチーズ

ヤクとナク ネパールのエベレスト街道を歩いていて、一番よく見かける動物は、圧倒的に荷物を運んでいるゾッキョです。  ゾッキョは牛の仲間であるヤクの雄とウシの雌をかけ合わせた生き物ですが、そのヤクの雌も当然いて、それはナクと呼ばれるそうです。  同じ種だけれど、雄をヤクと呼び、雌をナクと呼ぶそうです。なので、ガイドさんに言わせると、街道沿いのロッジの看板などに書かれている、「ヤクチーズ」はおかしい、「ナクチーズ」のはずだと力説していました。

ヒマラヤ街道とカトマンズ

ヒマラヤ街道トレッキングとカトマンズの旅行記 ネパールでのヒマラヤ街道トレッキングとカトマンズ散策の旅行記を書きました。2018年秋に訪れました。 ヒマラヤ街道トレッキング 世界一高い山、エベレストへとつながるヒマラヤ街道を歩きます。 エベレスト遥か遠く(ヒマラヤ街道にて) カトマンズ散策 カトマンズの街中の散策や、ヒンズー教のパシュパティナート、仏教のボダナート訪問記です。 カトマンズのボダナートにて

SIGG Original water bottle

スイスのお土産 知り合いのスイスのお土産に、SIGGの水筒を買ってきてもらいました。SIGGの水筒は日本でも買えますが、現地の方が安かったりするそうです。せっかくなので日本で売ってなさそうなものをと思い、スイスのサイトを見ていると、ちょっと変わった形のものがありました。  サイトでの商品名は、Water Bottle Original Alu 0.75l。 復刻版?! 日本のサイトでは売っていないようで、スイスのサイトを見ていてもよくわからず、また日本語の情報が充実しているものでもなく、口と蓋とパッキンがどうなっているのかよくわからないので悩みましたが、SIGGの水筒はそうそう壊れることはないだろうし、また無骨なデザインに惹かれて買ってきてもらいました。  説明書のようなものもないので、タグなどを見てみると、創業110周年の復刻版というもののようです。  広口で、蓋にパッキンがはめてあり、ねじ込んで締めるタイプのものです。蓋の上にはSIGGのロゴマーク(?)。そして、金属の取っ手がありますが、可動式のまさに取っ手で、棒に引っ掛けたりできそうです。この取っ手で蓋をロックするというわけではありません。水筒本体の内側は金色っぽく、保温性能はありません。  こんな感じで、これから山に持っていこうと思いますが、今年は春山も夏山も秋山も知らないまま、気が付いたらもうすぐ冬山シーズン。冬は凍ってしまうかもしれないので、さすがに出番は少なくなりそうです。 SIGG Original water bottle SIGG Original water bottle

雪の八ヶ岳(赤岩の頭)

雪の硫黄岳(赤岩の頭まで) 2月の厳冬期、Dさんと雪の八ヶ岳、硫黄岳へ行くことにしました。ここは初心者向けのコースで難しいところなどはありませんが(雪崩の危険はあります)、すこし距離が長いです。 冬の林道歩き 前日にDさんの家に泊まり、まだ暗いうちに美濃戸口へ。さすがに厳冬期の山は寒いです。車の中で準備をして林道を歩いていきます。雪山装備は重いので、この林道がけっこう長く感じます。夏なら車で入れるのですが…。 そしてようやく、やまのこ村・赤岳山荘に到着。少し休憩をします。ここは標高1,700mくらいで、温度計を見るとマイナス15℃。歩いているのでそこまで寒さは感じません。 遠くに阿弥陀岳 マイナス15℃ 車もいくらか入ってきています 赤岳鉱泉へ 美濃戸山荘から北沢の林道を通って赤岳鉱泉を目指します。この林道歩きも地味に長いです。途中からは沢沿いを歩くようになり、横岳が見えるようになるともうすぐ赤岳鉱泉です。雪の上に光が入ると、キラキラと光り、とてもきれいです。赤岳鉱泉ではアイスクライミングの練習ができます。そして間近に迫る横岳の岩峰群。真冬でもこの岩に登る人がいるのがすごいです。 小屋の脇で水分と栄養を補給。ずっと外にいると寒いので、アイゼンを履き、ピッケルを手に、頃合いを見計らって歩き始めます。 美濃戸山荘の前にも雪が 木々が白くなってきれいです 太陽が顔を出し横岳が見えてきた 赤岳鉱泉のアイスクライミング 間近に迫る横岳の岩峰群 赤岩の頭 赤岳鉱泉から登り始めて早くから体にこたえはじめ、休み休み登っていきます。林道歩きのペースが早かったのか、それともエネルギー不足か、単なる体力不足なのか…。Dさんに待ってもらいながらゆっくりと…しか登れません。木がまばらになると、八ヶ岳の核心部が目の前にあらわれます。すごい景色で見入ってしまいます。 林の中を登ります 深い色の青空と真っ白な雪 雪の斜面からは八ヶ岳の核心部がよく見えます(左から横岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳) 赤岩の頭 雪の斜面にピッケルを刺しギュルッギュルッと乾いた音をさせながら一歩一歩登り、やっとのことで赤岩の頭(2,656m)に到着。パックを下ろしてしばらく休憩しま

冬の伊豆ヶ岳

冬の伊豆ヶ岳 今回行く山は伊豆ヶ岳という名前ですが、伊豆にあるのではなく秩父(奥武蔵)の山です。人気のある山だそうで、シーズン中は混むそうです。 電車に乗って 西武秩父線の正丸駅に車を止めようと思っていましたが、ちょうど満車になってしまい、しかたなく次の芦ヶ久保駅にある道の駅に車を止め、ここから正丸駅まで電車に乗って一駅戻ります。駅は日陰になっていて、うっすらと雪が積もっていました。 芦ヶ久保駅 車が止められなかった正丸駅に戻ってきた 山歩き 里山を歩いて、続いて山道を歩き、五輪山という広場へ出てきました。ここは地面が凍っていました。氷の上に土がかぶさっているというような感じです。 今回もあまり人と出会わず、静かな山歩きです。 空を見上げて 冬の乾いた山道 五輪山の休憩スペース(地面は凍っていました) 岩場 五輪山から少し行くと大きな岩が見えてきます。ここが男坂でチャートで出来ている岩に鎖が付いています。遠くから見るとそうでもありませんが、近づくとそれなりの斜度があります。Aさんは女坂の巻道を行き、山頂で合流することに。 岩は少し滑りやすく、鎖を頼りに登って見下ろすと、木々の葉が落ちているせいもあってか、見晴らしはよく、けっこうな高度感を感じます。遠くには冠雪した山々も見えました。 ※今(2019年現在)は入口にロープが張ってあるという情報も見かけます。 チャートの岩場(2017年2月当時) 近づくとそこそこの斜度で、鎖が付いています(2017年2月当時) 岩場の上からの眺め。遠くには雪山の山並み(左は浅間山?) 伊豆ヶ岳山頂 岩場をやり過ごししばらく歩くと山頂(標高851m)です。山頂はそこそこの広さがあり、何グループかの人たちが休憩をしていました。ここでお昼に。 山頂から子ノ権現へ向かって吾野駅で電車に乗るというルートもありますが、まだまだ時間がかかりそうだったので、今回はやめて、途中まで来た道を帰り、そこから正丸峠経由で下りることにしました。岩場は通らず女坂を行きましたが、女坂は岩場ではないだけで歩きやすい道ではありませんでした。そしてしばらく歩いて正丸峠の茶屋へ。 伊豆ヶ岳の山頂付近 伊豆ヶ岳山頂 枝ぶりと空がよく見える

冬の里山歩き:生藤山

生藤山で里山歩き 冬の低山歩きに、東京都(山梨県?)の生藤山 (しょうとうさん) へ。アクセスがあまりよくないのと地味な山のため(?)人もあまり見かけませんでした。 最初は舗装路を歩き、里山の風景を眺めながら、林の中の道をゆっくりと登っていきます。ここは春には桜並木で有名だそうです。 里山歩き 山の神社 里山歩き 里山と行っても標高は少し高めなので、途中から少し雪がありました。下りは少し滑りますが、歩くのに問題はありません。ベンチのある場所からは木々の間に富士山が見えました。 そして山頂(990m)に到着。山頂はあまり広くありませんが、富士山が見えました。 持ってきたカップラーメンで昼食。 最近使っている山専ボトルは保温性がかなり高く、熱湯を入れておけばなかなか温度が下がらないので、カップラーメンくらいなら注ぐだけで出来上がります。今回はせっかくガスを持ってきたので、とりあえず沸かして(すぐ沸きます)、注いで、3分間。山の上ではカップラーメンを食べるのが楽しみです。 雪が出てきました 日当たりのいい場所には雪はなく この程度の雪ですが、下りは滑ります 片側だけに雪がついていたり 富士山がきれいに見えました 生藤山山頂 カップラーメンの昼食(左上が山専ボトル) 里へ 帰りは来た道をそのまま戻りますが、途中で寄り道をして、甘草水という湧き水のある場所へ行ってみました。大和武尊 (ヤマトタケルノミコト) と関係があるそうです。 そして里へ戻り下山。 甘草水という湧き水(水は枯れていました) 山並み 里の風景 冬の里山歩き 冬は低い山でも快適に歩け、また木々の葉も落ちているので、展望もそこそこ期待できます。強い冬型の気圧配置になると関東南部はよく晴れることがあり、きれいな青空の中、静かにゆっくりと歩ける魅力があります。 2017年1月 生藤山 同行者:Aさん