冬の伊豆ヶ岳
今回行く山は伊豆ヶ岳という名前ですが、伊豆にあるのではなく秩父(奥武蔵)の山です。人気のある山だそうで、シーズン中は混むそうです。
電車に乗って
西武秩父線の正丸駅に車を止めようと思っていましたが、ちょうど満車になってしまい、しかたなく次の芦ヶ久保駅にある道の駅に車を止め、ここから正丸駅まで電車に乗って一駅戻ります。駅は日陰になっていて、うっすらと雪が積もっていました。
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芦ヶ久保駅 |
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車が止められなかった正丸駅に戻ってきた |
山歩き
里山を歩いて、続いて山道を歩き、五輪山という広場へ出てきました。ここは地面が凍っていました。氷の上に土がかぶさっているというような感じです。
今回もあまり人と出会わず、静かな山歩きです。
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空を見上げて |
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冬の乾いた山道 |
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五輪山の休憩スペース(地面は凍っていました) |
岩場
五輪山から少し行くと大きな岩が見えてきます。ここが男坂でチャートで出来ている岩に鎖が付いています。遠くから見るとそうでもありませんが、近づくとそれなりの斜度があります。Aさんは女坂の巻道を行き、山頂で合流することに。
岩は少し滑りやすく、鎖を頼りに登って見下ろすと、木々の葉が落ちているせいもあってか、見晴らしはよく、けっこうな高度感を感じます。遠くには冠雪した山々も見えました。
※今(2019年現在)は入口にロープが張ってあるという情報も見かけます。
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チャートの岩場(2017年2月当時) |
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近づくとそこそこの斜度で、鎖が付いています(2017年2月当時) |
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岩場の上からの眺め。遠くには雪山の山並み(左は浅間山?) |
伊豆ヶ岳山頂
岩場をやり過ごししばらく歩くと山頂(標高851m)です。山頂はそこそこの広さがあり、何グループかの人たちが休憩をしていました。ここでお昼に。
山頂から子ノ権現へ向かって吾野駅で電車に乗るというルートもありますが、まだまだ時間がかかりそうだったので、今回はやめて、途中まで来た道を帰り、そこから正丸峠経由で下りることにしました。岩場は通らず女坂を行きましたが、女坂は岩場ではないだけで歩きやすい道ではありませんでした。そしてしばらく歩いて正丸峠の茶屋へ。
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伊豆ヶ岳の山頂付近 |
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伊豆ヶ岳山頂 |
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枝ぶりと空がよく見える |
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正丸峠の茶屋 |
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正丸峠からみた都心のビル群 |
茶屋からの下山道
茶屋の真下から下る道があるはずですが、最初それがわからず、舗装路のどこかから下りるのだろうと思ってしばらく下っていましたが、やっぱりおかしいと感じ、また舗装路を登り返してふたたび茶屋へ。茶屋の真下の石段を見つけ下っていきますが、石の階段は氷が覆ってツルツルになり、手すりにつかまりながら何とか下りました。ここからは沢沿いの薄暗い道を下っていきますが、ここからは凍っていることもなくゆっくりと下っていきます。人家があらわれる手前には祠がありました。
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祠 |
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鳥居と祠(神社?) |
正丸駅に戻り、そこから電車に乗り車を置いてある芦ヶ久保へ。一駅なのですぐに着きます。
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西武秩父線 |
冬の伊豆ヶ岳
ここはシーズン中はとても混むそうですが、冬はやっぱり人も少ないのでしょうか。正丸峠での道の間違えと、凍った石段で体力を消耗したのか、意外に疲れた山歩きでした。
2017年2月上旬 伊豆ヶ岳
同行者:Aさん
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