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冬の里山歩き:生藤山

生藤山で里山歩き 冬の低山歩きに、東京都(山梨県?)の生藤山 (しょうとうさん) へ。アクセスがあまりよくないのと地味な山のため(?)人もあまり見かけませんでした。 最初は舗装路を歩き、里山の風景を眺めながら、林の中の道をゆっくりと登っていきます。ここは春には桜並木で有名だそうです。 里山歩き 山の神社 里山歩き 里山と行っても標高は少し高めなので、途中から少し雪がありました。下りは少し滑りますが、歩くのに問題はありません。ベンチのある場所からは木々の間に富士山が見えました。 そして山頂(990m)に到着。山頂はあまり広くありませんが、富士山が見えました。 持ってきたカップラーメンで昼食。 最近使っている山専ボトルは保温性がかなり高く、熱湯を入れておけばなかなか温度が下がらないので、カップラーメンくらいなら注ぐだけで出来上がります。今回はせっかくガスを持ってきたので、とりあえず沸かして(すぐ沸きます)、注いで、3分間。山の上ではカップラーメンを食べるのが楽しみです。 雪が出てきました 日当たりのいい場所には雪はなく この程度の雪ですが、下りは滑ります 片側だけに雪がついていたり 富士山がきれいに見えました 生藤山山頂 カップラーメンの昼食(左上が山専ボトル) 里へ 帰りは来た道をそのまま戻りますが、途中で寄り道をして、甘草水という湧き水のある場所へ行ってみました。大和武尊 (ヤマトタケルノミコト) と関係があるそうです。 そして里へ戻り下山。 甘草水という湧き水(水は枯れていました) 山並み 里の風景 冬の里山歩き 冬は低い山でも快適に歩け、また木々の葉も落ちているので、展望もそこそこ期待できます。強い冬型の気圧配置になると関東南部はよく晴れることがあり、きれいな青空の中、静かにゆっくりと歩ける魅力があります。 2017年1月 生藤山 同行者:Aさん

雪の黒斑山から浅間山を望む

雪の黒斑山へ 年が明けて2017年、雪山の第3回目は雪の多い山にしましょうということで、浅間山の外輪山である黒斑山(標高2,404m)へ行きました。浅間山のまわりは火山活動のため入山が規制されていますが、黒斑山までは規制なく入れます (火山はいつ噴火するかわからないので、いうまでもなくあくまで自己責任ですが…) 。 登山開始 関越自動車道、上信越自動車道を走り、アサマ2000パークの駐車場へ向かいます。車を降りると地面も凍っていてけっこう寒いです。歩き始めてもなかなか暖かくならず、手袋も厚手のものに替えて歩いていきます。 林の中は風もなく穏やかで青空も見えるようになりました。青空が見えると、いかにもという雪の景色になります。今回は雪が多いのでここでワカンを履きます。金属製のカンジキで、これを履いていると足の沈み込み方が違います。 駐車場にて。スキー場は右後方、山へ行く人達は正面の林の中へ 一瞬青空も出てきた ワカン 林の中と外 林を抜けると風が強く吹き付け顔も冷たいですが、また林に入ると穏やかになったり。歩いているとかまぼこ型の小屋のようなものがありますが、これは、浅間山は活火山のため、外輪山であるこのあたりの山にも設置されている緊急避難用のシェルターです。 そして槍ヶ鞘というところへ出てきました。 林を抜けると風が強く寒いです 緊急避難用のシェルター 槍ヶ鞘。ここから下ってトーミの頭と山頂を目指します 黒斑山山頂へ 槍ヶ鞘から下り、急斜面(というより崖?)となっている右側から風を受けながら、ピッケルを手に登り返すとトーミの頭、そしてやがて黒斑山山頂に着きました。空は真っ白だったのですが、そのうちだんだんとガスが取れていき、青空が少しずつ広がり、浅間山が見えるようになってきました。 浅間山は、なだらかな斜面に雪が筋状に積もり、とても雄大な景色です。時間を忘れて見入ってしまいます。なんだか海のイソギンチャクのようにも見えました。右後方には八ヶ岳方面も見えるようになりました。 右側は急斜面(ほぼ崖?) トーミの頭。まわりは真っ白… 黒斑山山頂からの浅間山。ガスが取れてきました 浅間山 下山 下りは左手に浅間山を眺めながら斜面を下り、来た

天下の秀峰金時山

雪と金太郎と金時山 2016年の山じまいは金時山へ。前日に雨が降り、山の上の方ではうっすら積もっているようでしたが、うっすらなら問題ないだろうと、2016年最後の山に出かけます。 富士山が綺麗に見える乙女峠 今回は東名自動車道の御殿場から目指します。乙女峠からは富士山がとても綺麗に見えましたが、このあたりまで来ると道路脇に雪がちらほら…。車はノーマルタイヤなので行けるところまで行こうと走っていましたが、トンネルを越えて日当たりがよくなると雪の心配はなくなりました。 乙女峠からの富士山 神社と金太郎と登山道 駐車場で準備をし外に出ると、さすがにもう年末、ひんやりとした空気を感じます。神社でお参りをし、林の道を歩いていきます。この神社はあの金太郎こと坂田公時が祀られているそうです。 山の上の方にも雪がうっすら積もっている場所がありましたが、太陽の光が当たっているところはじょじょに溶け始めていました(帰りはかなり溶けていて歩きにくくなっていましたが…)。 公時神社 金時山の登山道 金太郎伝説のある岩 金時山の登山道にて 金時山の登山道 金時山山頂 山頂からは真正面に何も遮るものもなく富士山が望めます。突き抜けるような青空が広がり、何とも素晴らしい景色でした。東側は箱根方面、煙が上がっているのは大涌谷のあたりなのでしょうか。小屋で小屋で名物のきのこ汁を食べて温まりました。 金時山山頂からの富士山 金時山山頂からの箱根方面(左は大涌谷の煙?) 名物きのこ汁 山じまい 2016年の山じまいは、綺麗な富士山を見ることができ、とてもいい山じまいとなりました。今年は初めての北アルプス、そしてテント泊に雪山。ずいぶん濃く充実した山登りができました。来年はどんな年になるのだろう。 2016年12月下旬 金時山 同行者:Aさん

ほんとの空がある安達太良山へ

雪の安達太良山 雪山の2回目は福島の安達太良山へ連れて行ってもらいました。ここは高村光太郎氏の智恵子抄で有名な山です。 ほんとの空が見える山へ 早朝に首都圏を脱出し一路北へ。目指すのは北関東を通り越し、南東北にあたる福島の安達太良山です。 スキー場の駐車場で準備をし、日の出前から歩きはじめます。まだ雪が少ないせいか、足を取られてとても歩きにくいですが、途中で太陽が昇り、空気がきらきら光って綺麗です。 けれども標高を上げていくと周囲はだんだんとガスに覆われてしまい、そして寒いです。智恵子抄の一節「この上の空がほんとの空です」が書かれた碑がありましたが、今日は空は真っ白でした。 ゴンドラの駅(閉鎖中)の入り口で風を避けながら、アイゼンを履き準備万端整えて山頂目指し出発です。 首都圏を脱出(スカイツリー) 朝日が綺麗です 空気が光って綺麗だけれど、歩きにくい… だいぶ標高を上げましたが天気が… 風が強いせいかここは雪は少なめです 「この上の空がほんとの空です」(智恵子抄の碑) ゴンドラ駅(の階段)で準備をします 安達太良山の山頂へ 山頂へ行くにしたがい雪がだんだんと多くなり、風も強く吹くようになりました。風が吹くとやはり寒いです。その代わり、雪はまさにパウダースノーで、帽子にも防寒着にも付くことはなく、ちょっと払っただけでさらっと落ちていきます。こんなにさらさらの雪を見たのは初めてです。こんな天気ですが、登っている人たちはそこそこいました。 ガスっているので景色はよくわかりませんが、前のBさんに付いてピッケルを手にじっくりと登っていきます。そしてちょっとした岩場を越えてようやく山頂へ。山頂はさらに風が強く、山頂の碑のような何かの写真を撮って早々に下山します。 ハイマツ(?)も雪で真っ白 山頂への最後の登り 安達太良山の山頂 くろがね小屋を通って下山 登ってきた道とは違う道を下ります。山頂下の分岐点を左へ。地図などを持っているとはいえ、ガスが出ているので、ひとりだとたぶん不安で仕方ないのでしょうが、経験者のBさんがいるので安心して付いていきます。雪の多い道をどんどん下っていき、くろがね小屋という山小屋へ。ここは温泉があるのですが今回は入らず、

晩秋の丹沢表尾根

晩秋の丹沢表尾根縦走 初めての雪山の次は、トレーニングを兼ねて晩秋の丹沢表尾根の縦走へ。ここは見晴らしがよく、歩いていてとても快適です。三ノ塔までの往復だったり、塔ノ岳への往復だったり、何度か歩いています。ただシーズン中は人も多いそうで、コースタイム通りに行けないという話も聞きますので、余裕を持ったスケジュールが必要かもしれません。 ヤビツ峠 電車とバスを乗り継いでヤビツ峠へ。このあたりの山に登るときは、小田急線の丹沢・大山フリーパスという電車とバスのセット券がありお得です。塔ノ岳から大倉尾根を下っても渋沢駅から追加料金なく帰れるので、。 秦野駅で乗ったバスは狭い山道をぐるぐると標高を上げていきます。そしてヤビツ峠へ。今日はここから塔ノ岳を往復する予定です。バス停にはトイレもあり、靴紐を締めていざ出発。 舗装路をなだらかに下っていきトイレが見えたら左に登り、峠から25分ほどで登山口へ。車で来るときはこの左奥に菩提峠の駐車場があります。 ヤビツ峠を振り返って 登山口 三ノ塔は富士山の好展望地 登山口からずっと登っていき、二ノ塔を経由して三ノ塔へ。二ノ塔まで来ると富士山が見えるようになるので、一気にテンションが上ります。三ノ塔の頂上はなだらかな丘のようになっていて、晴れていれば真正面に富士山が遮るものなく綺麗に見えます。ここに来るだけでも満足です。 三ノ塔への登山道から見えた富士山 三ノ塔からの富士山。右には冠雪の南アルプスの山々 三ノ塔からの相模湾 太陽に照らされた相模湾がきらきらと 表尾根を歩いて塔ノ岳へ 三ノ塔の先から階段を下りていきます。これから歩く尾根がよく見えます。 表尾根は鎖場もあり、道が狭かったり、もろくなっていたり、日陰は霜で滑りそうになるところもあるので、じっくりと歩いていきます。アップダウンもそれなりにあるので、体力任せに歩くと疲れます。 途中休憩をしながら塔ノ岳の山頂へ到着。山頂は多くの人でにぎわっています。大倉尾根から登ってくる人が多いです。富士山の上の方は雲で隠されてしまいましたが、この景色を眺めながらバーナーでお湯を沸かし昼食を食べるのが至福のひとときです。 丹沢の表尾根。左の奥にあるのが塔ノ岳(のはず)です もろくなっている箇所もあ