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マトウダイのムニエル

マトウダイのムニエル

 久しぶりの魚料理の記事です。
 今回はマトウダイを買ってきました。
 いろいろ並んだ魚を見ているとついついコスパのいいマアジに惹かれがちで、タチウオも1匹では買ったことはないなぁなどと思いつつも、これまでに食べたことのない魚を食べてみようというコンセプトが自分の中にあるので、いくつかの食べたことのない魚の中からマトウダイを選んできました。カレイの仲間も並んでいたので、次回は(売っていれば)カレイにしようかな。

マトウダイ

 マトウダイは、体の中心に“的”のように見える大きな斑点があることからそう呼ばれるようです。あまり見ることのない魚かもしれません。ですが、フランスなどでは高級食材の部類に入るのだとか。フランス語でサンピエールというそうです。ボンジュール。
 名前に“タイ”と入っていますが、鯛とはまったくかけ離れた存在で、あえていうなら、マトウダイの仲間ということになるのだと思います。
 大きさは25cmくらいで、1尾500円でした。

マトウダイは白身の魚

 おろし方が分からないので、見様見真似でさばいていきます。頭が大きく、いろいろな場所にトゲがあり、体の厚みもそれほどないので、見た目の大きさに対して身の部分は少なめです。
 おろすのがずいぶん下手で骨に残った身はスプーンでこそぎます。身は程よい弾力がありきれいな色をしています。刺身にしても美味しいそうですが、少し時間が経っているような気がしたのでムニエルにします。煮付けにしても美味しいそうです。

マトウダイの半身

マトウダイのムニエル完成

 身に塩を振り、小麦粉をまぶしてバターで焼きます。弱火でじっくり焼いてみます。
 バターが溶けるといいにおいがしてきて、溶けたバターをスプーンですくってかけながら、少し焦げ目が付くくらいまで焼いてみました。
 一緒に作っていたブロッコリーのソテーを添えて完成です。プチトマトなどの赤みがあればよかったかもしれません。
 白身の魚なので淡白ですが、かといってぱさぱさしているようなことはなく、ムニエルだからかもしれませんが、身にもしっかり味はあるという印象で、とても美味しいです。

マトウダイのムニエル(左の方は骨から取った身など)

 年末に近くなってきた頃から魚屋に行っても結局冷凍の魚やアジの開きなどしか買わないことが続いたので、生魚の調理からは離れていたのですが、また定期的に行って食べたことのない魚を食べてみたいと思います。


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