魚の王様
今週の魚はなんと豪華に真鯛!
…と言っても、おそらく養殖もので、他の魚と比べてとくに高いわけではなかったです。本に書いてあった通りでした。
魚屋で20cmくらいのものが、ひと山(2尾)で540円。食べるのは1食あたり半身の計算なので、1食135円(税込み)。
マダイ |
アジとかイワシなども、ひと山同じ値段で売られていて、それぞれ量が多かったり少なかったりという感じでした。クロダイ(チヌ)やカサゴハオコゼ(名前大間違い…)、コウイカなどもありましたが、びっくりしたのが、ボラ! 中国原産の淡水魚のソウギョとか何かが売られているのかと思いました。
ボラは水の汚いところにいるというイメージがどうしても払拭できないのですが、実は美味しいらしいです。刺身も美味しいとか。生活排水の流れ込んでいないようなところにいるボラなら食べてみたいです。そして70cmくらいの大きなものが、これも540円(!)で売られていました。ボラも大きさによって呼び名が変わりますが、このサイズはトドのつまりと呼ばれるくらいのもののようで、ひょっとしたら大きすぎて美味しくない可能性もありますが、そもそもこんなに大きいものは手に負えないので、真相はいかに…?!
刺身
とりあえず家に帰ってマダイのエラと内蔵を取って、何の料理にしようか悩みますが、やっぱりせっかくなのでまずは刺身を作ります。
魚体を処理していると、鱗がしっかり付いていて、骨もしっかり、そしてマダイのにおいがします(マダイ独特のにおいというか、養殖ものだからということはないと思いますが、どうなのでしょう…)。当然ですが、体の作りは魚によってぜんぜん違うなあと感じます。それにしてもまだまだ魚をさばく手際が悪いです…。
半身は皮を引いた刺身、もう片身は皮を残してお湯かけ(すぐ氷水で冷やし)たものにしました。さばくのが下手なため、見た目は悪いですが、さすがにどちらも美味でした。ついでに言うなら、骨に付いていたすき身も美味しいです。
マダイの刺身 |
頭などは出汁をとって、豆腐とワカメの味噌汁に。頬の身なども美味しいです。残ったのは骨とヒレだけ。
鯛めし
もう1尾は塩焼きにしようかと思っていましたが、本を見ていると鯛めしが簡単そうなので作ってみました。
た大きな土鍋はないので、深さのあるフライパンにお米と酒、みりん、しょう油を入れて火にかけました。ただ、魚がはみ出してしまったので、蓋がちゃんと閉まらないということに…(途中でしっぽが取れたので無理やり蓋を締めました)。そして、強火、中火、蒸らしをするだけでできる、はず。
しっぽがはみ出してます… |
だいたい本に書いてある時間通りにやったつもりですが、見た目だけだと、お米がちゃんと炊けているのか、魚に火が通っているのかよくわかりませんでしたが、蓋を開けると湯気が上がり美味しそうです。
身をほぐして(これがちょっとたいへん)、お米と混ぜると、お米もいい感じに炊き上げられていて、縁にできたおこげもいい味を出していました。簡単で美味しいです。スズキなどもいいのではないかしらん。
鯛めし(あまり美味しそうに見えない…?) |
小さい魚なら炊飯器に入れるだけでできそうだったので、こんど違う魚でやってみようかと思ったりしています。
真鯛のアクアパッツァも美味しいだろうなぁ…。
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