スズキの魚料理
今週はスズキを買ってきました。釣りではシーバスと呼ばれるあの魚です。名前はよく聞きますが、食べたことがあるかと言われると、記憶は定かではありません。
カウンターに並んだ魚を見ているとアジも美味しそうで迷いましたが、先週サワラをさばく時に参考にしたいくつかのウェブサイトに、「スズキのさばき方と基本同じです」と書かれているのを見て、一度その基本となる魚をさばいてみたいと思ったのと、スズキという魚をちゃんと味わって食べたいと思ったのが決め手です。
大きさは40cmほどで一本500円。千葉県産。さっそく水洗いをして…の前に、先週の続きを。
サワラの塩焼き
サワラ(サゴシ)の半身を塩焼きにしました。
強火で焼いたので皮が焦げていますが、身はふんわりと美味です。
サワラ(サゴシ)は刺身も塩焼きもとても美味でした。また食べたいです。
サワラ(サゴシ)の塩焼き |
スズキをさばく
スズキは水洗いをして鱗を落とすところから。
スズキ |
ヒレやエラのあたりのトゲが鋭く、考えずにやると怪我をしそうです。包丁の背を使って鱗を落としますが、鱗が飛び散るので袋の中でゾリゾリと。丁寧にやったつもりでしたが、あとでみるとお腹のあたりはまだ少し残ってしました。
エラを外す…というところがいまひとつよく分かりませんが、とにかくエラと内臓を取って、内臓を覆っている(?)血合いとの間にある白い膜を取り除き、血合いを使い古しの歯ブラシを使ってきれいに水洗い。
水気を取り、頭と胸ビレなどを落とします。腹側から包丁を入れ、続いて背中側から包丁を入れます。そして背骨にそって身を外し、半身の出来上がり。反対側も同じようにして3枚に。
皮を引いて、お腹の骨を包丁で削いで落とし、出来上がり。身がとてもきれいです。
スズキのきれいな身 |
スズキのさんが焼き風
背骨や頭などに残った身をがもったいないので、スプーンですいて、さんが焼き風にしました。
細ねぎを刻んで、すき身をたたいて、味噌と一緒に混ぜ合わせます。みその量は適当(少なめ)です。そのうちに粘り気が出てきてまとまるようになり、しょう油も少し混ぜ、ごま油を熱したフライパンで焼くだけ。これだけですが、ご飯がないのが悔やまれるほどの美味しさ。シソなどがあればさらに美味しくなりそうです。
スズキのさんが焼き風 |
スズキのムニエル
半身に塩とコショウをふりかけ、小麦粉を薄くまぶし、バターを熱したフライパンで焼きます。焦げ目がついたら反対側焦げ目がつくまで焼きます。
千切りのキャベツとブロッコリーと一緒に盛り付け。最後にフライパンに残ったバターをかけ出来上がり。
魚料理の本に、スズキはイタリアンやフレンチでよく使われるとも書いてありましたが、なるほど納得の身の美味しさです。
焼き加減もちょうどよく、いくらでも食べられそうです。調理方法は簡単でこんなに美味しい料理が食べられるのは、まさに至福としか言いようがありません。
スズキのムニエル |
アサリのみそ汁
スズキと一緒に買ってきていたアサリをみそ汁にしました。だしとみそを入れるだけなのに、なんて美味しいんだろうといつも思います。
アサリのみそ汁 |
魚のムニエルと白米とみそ汁という、和洋折衷の料理に違和感を感じないのが、日本ならではなのかなと思ったりします。
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