すっかりインドア派になってしまったと書いたあと、花粉症で外に出るのが億劫になりがちだったうえに、さらにこの世界的な感染症の影響で、週末は食料品や日用品の買い物以外まったくと言っていいほど家で引きこもりの生活を続けています。この間は趣味のお話を書いたり、絵の練習をしたりしていますが、そんなこんなで気がつくと、桜の季節は知らないうちに終わり、もう1年も半年が過ぎ…。
平日はほぼ変わらずに事務所に出ていますが、緊急事態の宣言がされてから、普段は混雑する駅の構内は閑散。駅ナカのいろんなお店も帰る時間には軒並み閉まっていて、全体的に薄暗く、ホームも人の姿はまばらで、いつもは立って乗る電車も1人置きに座れるほど。フェイスシールドをしている人や、たぶん罰ゲームでガスマスクのようなものをしている若者まで見ました。そして、緊急事態宣言が解除されたとたん、どんどん人が増え。
それで、人がめっきり減って、また増えてきてから気付きました。人が多いのが知らないうちにかなりストレスになっていたことを。ぎゅうぎゅうの満員電車でも、それほど何も感じていないつもりだったのですが、やっぱりストレスだったんですね。
ストレスといえば、歩きスマホで、道をふさいだり、前を見ていないにもかかわらずあえて近寄ってくる、スマホゾンビは以前もこれからもストレスです…これは強調したい(笑)。
『文明崩壊』(ジャレド・ダイアモンド著)という本を以前に読みました。大陸から遠く離れた島、たとえばイースター島などでは、資源が乏しいこともあり、環境の変化や人間同士の諍いなどでいともあっさりと文明が崩壊してしまったようで、まさか現代で同じようなことはないだろうと思っていましたが、今回の感染症の騒動を経験すると、海外から物資が入ってこなくなるというのも意外と簡単に起こり、イースター島のようなことはいつでもどこでもあり得る話なのかもしれないのかと思い直したりもしています。単なる感想ですが。
日本人は東日本大震災を経験したので、いろいろと経験値が積まれていると思っていましたが、それでも今回もトイレットペーパーの買い占めのような状況が起き、集団ヒステリー?みたいなものはいつでも起こるのだろうなとも思ったりします。
旅行や山や海に行ったりするのは、お店に入ったりした時に、知らないうちにウイルスを持ち込んでしまう可能性もあるので、当分自粛した方がいいのかなと思ったり、行ったところで楽しめなかったりするのかもしれないという気もしていますが、まあ、行けなければそれはそれで家でできることをすればいいワケで、というよりそれしかないワケで…。
そもそも山は、昨年の台風と大雨で、アクセスする道路が崩落したり、登山道も崩れたりしているところも多いようで、事前の情報集めと歩いていても注意が必要だなと思っています。また感染症とは関係なく山をめぐる社会情勢もずいぶん変わってきているそうなので、これから先、いつまでも快適なまま登山道を歩けるという確証もなくなるのかなとも思います。
いろいろまとまりのない書き散らしでした。
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