10月27日(日)
10時00分 恐山菩提寺
本堂と地蔵堂にお参りし、 これから地獄へ向かおうと思っていると、雨粒が落ちてきた。風も強く、横から雨が叩きつける。雲の流れは速く、青空が見えたかと思うのもつかの間、頭上は黒い雲に覆われている。
10時00分 恐山菩提寺
本堂と地蔵堂にお参りし、 これから地獄へ向かおうと思っていると、雨粒が落ちてきた。風も強く、横から雨が叩きつける。雲の流れは速く、青空が見えたかと思うのもつかの間、頭上は黒い雲に覆われている。
東日本大震災の犠牲者を弔うために建てられた、これから開く蓮の花の形をした(私にはそう見えた)モニュメント。裏側には手形が押されている。台座には念じようの言葉。表側には石像が安置されている。震災後、恐山にはどうしても来たいと思っていたが、こんなにも時間が経って、やっとお参りをすることが出来た。鐘の高く澄んだ音は、湖を越えて、山の向こうに届くような気がした。
突然の驟雨。
雨上がりの極楽浜には、まさしく汚れのない極楽浄土が広がっていた。こんな景色に出会えるとは夢にも思わず、そしてまた夢のようだった。
境内の温泉に足だけ浸かり、冷えた体を温める。
12時30分 恐山を離れ、釜臥山の展望台へやってきた。紅葉した山々の向こうに宇曾利山湖が見える。反対側には陸奥湾とむつ市を挟んで外海が見える。尻屋崎の方の海には虹も見えた。
13時00分 釜臥山を後に家路へと向かう。電車の時間に合わせて下北駅へ向かう。
レンタカーを返し、駅へ向かうと、強風のため電車が運休となっていた。代わりのバスに乗り野辺地駅へ到着。車酔いは激しかったが何とか持ちこたえ、発車時刻を過ぎて待ってくれていた青い森鉄道に乗り込む。スケジュールは大幅にずれたが、八戸駅へ着いた頃にはちょうどよい待ち時間となり、予定通りの新幹線に乗ることが出来た。
東京は暖かく、そして空気が汚れているように感じられた。青くない空を青いというこの悲しさ。
レンタカーを返し、駅へ向かうと、強風のため電車が運休となっていた。代わりのバスに乗り野辺地駅へ到着。車酔いは激しかったが何とか持ちこたえ、発車時刻を過ぎて待ってくれていた青い森鉄道に乗り込む。スケジュールは大幅にずれたが、八戸駅へ着いた頃にはちょうどよい待ち時間となり、予定通りの新幹線に乗ることが出来た。
東京は暖かく、そして空気が汚れているように感じられた。青くない空を青いというこの悲しさ。
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