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大間崎

10月26日(土)

 下北駅でレンタカーを借り、さて、最果ての尻屋崎へ向かうか、それとも最北端の大間へ向かうか。どちらへ行くにしても、1時間前後はかかってしまう。

 尻屋崎へは2回行っているので、今回は下北から北上し、北西へハンドルを切り大間崎を目指した。大間は本州最北端の地であり、またマグロで有名な場所だ。
 大間崎へ着いた時には時刻は15時半を過ぎ、黒い雲が空を覆い、強風に乗った小雨が上着を叩きつけるようになってきた。そして寒い。
 このマグロのモニュメントは、ここ大間で釣り上げられた440kgのマグロだそうだ。海の向こうには北海道が見える。カモメは風に抗って飛んでいた。

 港へ漁船を見に行った。これらの船はマグロ漁船なのだろうか。気仙沼の文字の入った旗が、暗い空を背景に、力強くはためいていた。

 17時には暗くなり、今日のホテルは夕食がないため、少し早いがここで夕食を取る事にした。マグロの刺身定食と、焼魚(カレイ)定食を半分ずつ分けて食べる。マグロは一切れが大きく、やはり美味い。そしてカレイも美味い。ちょうど良かった。

 大間崎を後に、暗くなった海沿いの道を戻る。海の上には船(おそらくイカ釣り漁船)があり、その船が放つ明るい光が海の表面を照らし、そして車内にまで届いてきた。

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