世界で唯一の博物館
霧雨の降る10月5日、目黒(東京)にある目黒寄生虫館へ行きました。この博物館は世界で唯一の寄生虫の博物館として有名です。博物館の存在はずっと前から知っていましたが、行くのは今回が初めてです。入館料は無料で独立採算だそうです(募金箱が置いてありますので志を…)。
展示室 ビルの1、2階が展示室となっていて、解説とともに標本がずらっと並べてあります。いろんな体の形や生活史をもっていて、寄生虫は寄生虫であの手この手を使い、生きていくのに必死なんだろうなと思いました。人間の側も危害を加えられないように必死ですが。
展示室 ビルの1、2階が展示室となっていて、解説とともに標本がずらっと並べてあります。いろんな体の形や生活史をもっていて、寄生虫は寄生虫であの手この手を使い、生きていくのに必死なんだろうなと思いました。人間の側も危害を加えられないように必死ですが。
8.8メートルのサナダムシ(日本海裂頭条虫)は人の体から出てきたそうですが、自覚症状はなかったそうです。左にぶら下げられているのは、同じ長さの白いひもです。サナダムシは英語でTapewormというそうですが、遠くから見るとまさにテープそのもの。
サナダムシの体のアップです。これだけ見ると寄生虫だとは思えない。
寄生虫研究 2階展示室の一角には、寄生虫研究のコーナーがありました。標本のスケッチを描きやすいように筆を改良したり、研究をするうえでの分厚い虎の巻を作ったり、研究への情熱が感じられます。
最後に 今の日本では、普段の生活で寄生虫を気にすることはあまりありませんが、衛生状態のよくない昔は、寄生虫というものはもっと身近な存在だったのだろうと思います。
標本はほとんどが白くなり、ガラス容器の中に綺麗に展示してあったので、気持ち悪いとは思いませんでしたが、けれど、もしこの寄生虫に色があって、生きていて、動いていたら…というのは想像しないことにします。
標本はほとんどが白くなり、ガラス容器の中に綺麗に展示してあったので、気持ち悪いとは思いませんでしたが、けれど、もしこの寄生虫に色があって、生きていて、動いていたら…というのは想像しないことにします。
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