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8月, 2013の投稿を表示しています

秋の足音

 日没後の夕暮れの空と、この夜の物悲しさを感じると、そろそろ秋も近付いてきたなと思う。そして、黄金色に実った稲穂を彩る、紅い彼岸花の咲く日向薬師、大きなパンパスグラスがお寺の境内に咲く、秋の七草で訪ねた秩父路を思い出す。

夏の夕暮れ

 猛暑続きの夕暮れ。夕焼けはこの暑い時期の、いかにもというような空になっていました。夜中でも30度を下らない気温は、さすがにちょっと辛いものがあります。夜に気温が下がればもう少し体が楽なのですが…。ひと月後にまだ暑いといっているのやら、寒いといっているのやら。 赤い夕焼け。 夕焼けに照らされる東の空の積乱雲。 だいだい色の夕焼け。雲のシルエットが入道雲の形になって浮かび上がっていました。 夕焼けの後の雷。けっこうな数のイカズチが地面に突き刺さっていました。

夏の高原へ(その2:尖石遺跡~清泉寮)

 車山からずっと下って行き、友人の知り合いがやっている蕎麦屋へ案内してもらいました。ここの蕎麦が絶品でした。私は十割蕎麦を注文しましたが、いろいろ食べ方が書いてあって、最後に気に入った食べ方で食べて下さいというものでしたが、塩だけをかけて食べるのがとても美味しかったです。まさか塩だけで蕎麦を食べるとは思いませんでした。もちろんちゃんとつゆもあるけれど、次回はもう塩だけでいいと思うくらいです。  その蕎麦屋から遠くない尖石遺跡へ行きました。考古館には国宝・重文の2体の土偶、「縄文のビーナス」と「仮面の土偶」がありました。どちらもとても綺麗な状態で、こんな土偶が土の中から出てきた感動は。 尖石遺跡。 名前の由来となった尖った石が奉られています。 尖石遺跡から道路を隔てた場所にある与助尾根遺跡の竪穴住居。 与助尾根遺跡にて。  遺跡を後に、さらに原村の方の牧場へ友人に案内してもらい、牛乳を飲んでここで解散。八ヶ岳の方は雨が降っているような天気でした。  ここから八ヶ岳の鉢巻道路を走って、今度は清里へ向かいました。途中やはり雨が降っていましたが、清里は道路も乾いていました。 清泉寮。奥の方が八ヶ岳方面です。 清泉寮の建物。この「X」を見ると、清里(清泉寮)に来たなーという気になります。 今回はこの清泉寮のアイスクリームのために清里へ来たようなものかもしれません。 清泉寮にあるお花畑。今回はちょっと荒れていたようですが、いろいろなハーブが植えてあり綺麗で落ち着く場所です。  帰りは混む時間を外したつもりでしたが、中央自動車道は30km(以上?)の渋滞にはまり、23時くらいの帰宅になりました。 甲府盆地の街並み。

夏の高原へ(その1:車山高原のニッコウキスゲ)

 7月の2週目はニッコウキスゲを見に車山高原へ行きました。  中央自動車道を下りて、諏訪湖の脇から山道に入り、標高を稼いで行きます。踊場湿原(池のくるみ)まで来ると視界が開け、湿原を見下ろせる道路脇からは富士山も見えました。雲は多いものの、青空と緑が美しいです。 下の方の木が生えていないところが踊場湿原です。 踊場湿原の左の方に視線を移すと、富士山(写真左下)が見えます。  今日は霧ヶ峰で友人と待ち合わせをしていましたが、着くのが早く、また車が多くなってきたので、先にニッコウキスゲが見頃だと聞いていた富士見台へ向いました。  富士見台の駐車場には、まだ数台車を入れるスペースがあり、とりあえず車を置いて、目の前の斜面を見ると、ニッコウキスゲが満開でした。空が暗くなってきたので、とりあえず少し写真を撮って、駐車場で友人を待っていると、ひっきりなしに車が出入りし、そのうち大粒の雨が降り始めました。 雨の降る前。  友人は車山肩のあたりの道路で渋滞に巻き込まれたようで、もう、すぐそこにいるのに、ずいぶんと時間がかかり、やっとのことで合流できました。ただ雨の降ってきたおかげで(?)、ちょうど駐車場には空きが出来ていて、こちらはスムーズでした。 しばらく写真を撮っていると、半ばあきらめていた青空が出てきました。車山には何度か来ていますが、これだけのニッコウキスゲが咲いているのを見たのは初めてです。 最近は花芽などを鹿に食べられ花数が減っていましたが、鹿対策として柵が張り巡らされ、おかげでこんなに沢山の花を見ることが出来ました。 満開前のちょうどいい時期に来ることが出来ました。 奥の方には富士山も見えていました。 黄色い花と緑の草っぱらと白い雲に青い空。空気も涼しく、とても爽やかでした。  車山肩へも行きたかったですが、何時間かかるか分からなかったので、今回はこの富士見台だけにして、白樺湖の方から山を下りました。

残暑お見舞い申し上げます。

残暑お見舞い申し上げます。 まだまだ暑い日が続くようですので、 皆さまどうぞお体をお大事にお過ごし下さい。 平成25年8月10日

更新予定

 次回の更新予定は、7月2週目。車山のニッコウキスゲと尖石遺跡、清泉寮です。  次々回の更新予定は、7月3週目。築地市場でのマグロの競り見学です。

下関観光 その3(完)

 唐戸市場・水族館へ来る途中にあった船が気になっていたので、水族館からJR下関駅まで歩くことにしました。  海岸沿いの道を歩いていきます。雲が湧き立っていました。  水族館の隣には遊園地も作っているそうです。  さらに歩いていき、船のすぐ近くまで行くことが出来ました。船は水産大学校の耕洋丸。船体は真っ白でした。  南の島に係留されているイメージで。  実際の海は濁ってこんな色をしていますが、空の色と陽射しは何だか沖縄の方に来たような気がします。  船の係留されていた岸壁の近くにあった交番。  倉庫のある風景。  また、白い船がありました。奥に見える山は九州です。  こちらも水産大学校の天鷹丸。左に見えるのは海峡ゆめタワー。  こちらの船は耕洋丸と比べて小さいですが、綺麗な形をしていました。  下関駅の近くにある建物。このあたりで雲行きが怪しくなってきました。  そして、電車に乗った瞬間、突然の豪雨になりました。関門トンネルを越えて海を渡り、小倉へ行きます。  JR小倉駅の新幹線ホームから見えた入道雲。電車を待っている間、何度もにわか雨(豪雨)になりました。  晴れたり、豪雨になったり。  新幹線の窓から見えた北九州の風景。このあと新幹線は関門トンネルの中に入り、東京まで行きます。  静岡で富士山の写真を撮ろうと待ち構えていましたが、視界不良で写真どころではありませんでした。

下関観光 その2

 唐戸市場の隣にある水族館、海響館(かいきょうかん)へ行きました。ここも初めて訪れました。  今回は時間もあまりないので駆け足で回りました。  ペンギン水槽の下にあるトンネル。上をペンギンが泳いでいるのが分かりますか?  イルカのショーを見るつもりはなかったのですが、ちょうどここを通った時に始まったので、どんなものかなと見ていると、けっこう力が入っていて面白かったです。  上の写真はアシカと一緒にお宝を探しているというシチュエーションなのですが、とてもシュール。  カメラを持っていたからショーを楽しめたというのもあります。  狭い水槽で数メートルジャンプするのは、やはり技だなと思いました。  アザラシの流し撮り。  マンボウも流し撮り。  下関といえば源平合戦ですね。ヘイケガニは甲羅が人間の顔の様なのですが、そもそも小さい足があったりして、不思議な格好をしています。  シーラカンスの標本もありました。  窓から見えた関門海峡。左に見えるのが唐戸市場。  この水族館の売りのひとつにシロナガスクジラの骨格標本があります。ノルウェーの博物館からの借り物だそうですが、本物の骨格標本は世界でも数体しかないという、とても貴重なものです。ちなみに東京上野の国立科学博物館には、シロナガスクジラの模型があります。  標本はこんな感じで展示してあります。展示してある場所は水族館の施設外(屋内)にあるので、水族館の裏から入れば誰でも見ることが出来ます。  頭の部分から尾にかけて。下に書かれている線は、生きている時の輪郭線だそうです。骨の全長は23メートル。生きていた頃は26メートルあったのではないかということです。  尾の方から見下ろしてみた様子です。(水族館の渡り廊下にて)  まさに“手”です。  シロナガスクジラはさすがにとても大きく、生きて泳いでいる姿を見てみたいものです。動物や恐竜の骨格標本を見て、実物を見たいと思ったのは、これが初めてです。

下関観光 その1

 7月1週目の週末は、本州の西の方へ。ここは本州最西端の下関です。  前日までに用事を済ませて、朝から帰りの電車の時間まで観光をしてきました。まずは駅から近いところにある海峡ゆめタワーへ。(※写真をクリックすると大きな写真を見ることが出来ます。)  椰子の木(?)とタワー。  鯨のオブジェ。  自動運転のエスカレーターとタワー。  こんなモニュメントもあります。  赤間神宮?  朝から変わりやすい天候でした。関東はひとあし早く梅雨明け。  フェリーと関門海峡。  タワーからは少し離れていますが、下関には大きな水産物の市場、唐戸市場があります。今回初めて訪れました。  下関といえばフグ(地元では“ふく(福)”と呼んでいるようです)ですが、市場に入ると大きなフグの置物がありました。お祭りとかに使うのでしょうか?  市場の中にはいろいろな店があり、店先で握りずしをばら売りしているお店が何軒かありました。自分が食べたいものを選んで食べるというスタイルが流行っているらしく、私も3つ選んで食べました。  まだ時間が早かったのでお客さんはそれほど多くはありませんでした。ここのお店では、発泡スチロールのフタに座り、椅子をテーブル代わりにしています。  普段食べられない珍しいものを、と選んだのは、左から、くじら尾の身、まぐろ脳天、フグとうとう身です。左のふたつはカロリーが高そうでしたが、どれもとても美味しかったです。  市場は関門海峡に面した場所にあります。海の向こうは北九州の門司です。