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The seven seas

昨日は久しぶりに葛西臨海水族園へ行きました。風があって空気が冷たくて寒かった。晴天で光も入っていたので東京湾も綺麗なのかと錯覚してしまいました。

 水族館は建物の上の方から入って、下に降りていくような感じになっています(沖縄の美ら海水族館もそんな作りだったかな?)。広くて浅い池(?)が作られていて、東京湾との一体感を感じられます。

 エスカレーターを降りて最初にあるイワシとサメの水槽。ハンマーヘッド(シュモクザメ)が何匹かいて、こんな海には入りたくないと思います。
(水族館はさすがに暗くて生き物もよく動き回るので、持っていったカメラでは限界がありました。最近は高感度で綺麗に写るカメラが出ているので 、それだともっとよく撮れるかも?)

 この奥のスペースでは、杉浦千里さんの展覧会をやっていました。ウルトラマンの怪獣のデザインなどをされていた方で、エビやカニの精密画がすごく綺麗です。何度か見ていますが、見るたびにすごいなと思います。

 このあとは小さなマグロやカツオの水槽、世界の水槽と続きますが、人が多かったのと、写真が絶望的に撮れなかったので写真はありません。世界中の海にはいろんな生きものがいるんだなという感想と、カリブ海って意外と地味なんだなという感想です。

 これはタチウオ水槽。前に見たことがあるのかもしれませんが、そんなことはすっかり忘れているので、暗い水槽の中で立って泳いでいるのがとても新鮮でした。

 マグロ水槽。マグロはデカイ!

 屋外にあるペンギン水槽(?)。数はけっこういると思いますが、狭苦しくなくていいです。

 ガラス越しでペンギンを間近に見ることができます。足とかけっこうごついですね。人間に慣れているようで、この辺りで餌をやっているから寄ってくるのでしょうか??

 アメリカのモントレー湾の海を再現した水槽。ジャイアントケルプの水槽には巨大なタコが入っていました。ジャイアントケルプの海はラッコも有名ですね。葛西臨海水族園はモントレー湾水族館(http://www.montereybayaquarium.org/)と提携(?)していると書いてありました。
 モントレー湾水族館といえば、昔、macintoshのパソコンについてきた付録CDに水族館の写真が入っていて、クラゲの写真が何とも神秘的で、一度行ってみたいと思っていました。

 小笠原の方(?)の海を再現した水槽もありました。物影に隠れている魚。

同じ水槽の、(確か)アカイセエビ。

 たぶん同じ(?)アカイセエビ。イセエビ巨大です。海の王者といわれる所以を実感します。
 驚いたことに、これらの水槽の海水は八丈島の方から持ってきているそうです。確かに東京湾の海水だと……と思いましたが、それだけろ過して成分も調整しているのかなと思っていましたが、持ってきていたんですね。

 アオウミガメです。小さいウミガメかわいいです。水槽は大きさに限りがありますが、ウミガメの泳ぐ姿を見ていると、このまま外洋に通じているような気になりました。

 そして、この水族館の建物を出て、出口近くにある淡水の建物が渋くていいです。川の中を横から見た作りになっていて、ガラス越しに聞こえてくる水の音を耳にしていると、夏になったらまたどこかの渓谷に行きたいなと思いました。

 葛西臨海水族園には、イルカやオットセイなどの哺乳類はいませんが、イルカなどは飼うだけでも大変そうだし、その分、展示に手間隙を掛けることが出来るのかなと思いました。水槽を上から見ることが出来るコーナーもあるのですが、水槽の中をそれらしく見せるためにいろんな創意工夫があるんだなと、展示の裏側を垣間見ることが出来るのも楽しいです。それぞれの水槽も生物に対して適度な大きさを保っていて、個人的にはとてもいい水族館だと思っています。大人700円という入場料もいいですね。

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