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初薬師に日向薬師へ

 初薬師の今日、神奈川県の伊勢原市にある日向薬師(宝城坊)へ行きました。ここは源頼朝にもゆかりがあり、お寺は山の上の方にありますが、麓は彼岸花で有名な場所です。
 高野山真言宗のお寺で、ご本尊は名前の通りお薬師さま(薬師如来)です。宝物殿には大きな阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像と日光・月光菩薩が、そして四天王や十二神将像など多くの仏像が安置されています。本堂は茅葺屋根のお堂で、建物はだいぶ傷んでしまっているそうなので、これから7年間かけて再建されるそうです。久しぶりにこの朱塗りのお堂を目の前にして、(原風景ということではなく)自分がここ何年か生きてきたその原点に帰ってきたような気がしました。

 11時ごろから薬師粥というお粥をいただき冷めた体を温めて、その後、宝物殿でご本尊のご開帳と和尚さんのお話がありました。
 いろいろと面白いお話を聞かせていただきましたが、特に次の二つを書き記しておきます。
 「私たちの食べている食べ物は、(動植物が)その命を犠牲にして与えてくれているんですよ」という言葉に、普段から米粒一つ残さないようにと心がけていますが、それだけでは足りない、さらに先へ、もっと食べ物を大事にしろと、そして生きものを大切に思うならばその数限りない布施されたいのちに見合った生き方を目指せという事を教えられた気がして、この言葉を大事に胸に刻みました。
 また「不安になったり緊張したらお薬師さまのご真言を唱えれば安心できる」とおっしゃっていましたので、どうぞお試し下さい。最初は時間がかかるけれど、なれればすぐに落ち着けるとおっしゃっていました。ご真言は日向薬師のサイトに書いてあります。和尚さんのお言葉・ご真言は“真実不虚”ということでしょうか。

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