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月の光に惑わされて

 まだ2月だとは思えない日差しの暖かさ。北風が吹いていなければもう春なのかと思ってしまいます。あちらこちらの車の屋根には白い灰が積もったまま。

ここからは月の光にあてられた妄想です。
 「世界に一つだけの花」という歌が、「オンリーワン」というフレーズとともに何年も前に流行り、この歌の歌詞について恐山院代の南氏が著書でも書かれていたのですが、先日テレビのスイッチを点けるとたまたまこの歌が流れていて、初めて歌詞をちゃんと見ました。
 見ていて思ったのは(南氏の書かれた事とかぶる所があるかもしれませんが)、歌詞に書かれている「オンリーワン」と世間で使われていた(いる)「オンリーワン」には意味に温度差があり、世間で使われているのは、みんな違いがあるから個人をそれぞれ敬って大事にしようね、という意味が、個人自由奔放主義のようなものに偏って使われているのではないかということです。それぞれがオンリーワンを目指すなら、それぞれのオンリーワンというナンバーワンを目指すということでしょうか。そもそもオンリーワンとは?
 努力してナンバーワンを目指すということは私はいいことだと思いますし、そうしないと人類の発展も無いような気がします。問題なのはそのナンバーワンを目指す方法であり、ひとりひとりが尊敬し合うというオンリーワンとは別の問題であることを、一緒にしてしまっているのではないかと思います。
 ただオンリーワンが“もともと特別”だというのは人が勝手に与えた価値観であり、人間としてのおごり、執着の心があるのではないかとも私は思います。花が綺麗かどうかを判断する価値基準は人間が勝手に決めたものだから。

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