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ゲド戦記

 ジブリ映画『ゲド戦記』を見ました。映画『風の谷のナウシカ』や文庫『シュナの旅』を感じる映画でした。どちらかというと『シュナの旅』の方でしょうか。
 龍の存在がいまいちよく分からず、話のつながりもよく分からないところがありましたが、これまでのジブリ映画にはなかったような、全体を覆っている暗いイメージ、街や風景の描写(色使い?)も素晴らしいと思いましたし、夜の草原を風が渡っていく風景などとても印象的でした。
 映画の最中、何故だか本を読んでいるように見ている自分に気付き、途中で適度に間を置きながら見る観賞方法が自分には合っているような気がしました。例えばテレビでの30分枠の連載になっていれば多分毎週見るのではと思いました。
 『ゲド戦記』は原作とはまた違った映画になっているそうですが、原作の方も読んでみたいです。

 同じくジブリ映画の『猫の恩返し』も見ましたが、こちらは製作者が楽しんで作っている雰囲気が伝わってくるような明るい作品でした。『耳をすませば』の続編?だったんですね。

 新作映画『崖の上のポニョ』はどんな内容なのか全然知りませんでしたが、予告編を見ていると面白そうですね。

コメント

  1. ちょうど市の図書館から娘がゲド戦記のDVDを借りてきて見入っていました。映像・音楽と、あらゆるジブリにはまっているようです。転げまわって笑ったり、涙を流していたり、感受性がとても豊かなんでしょう!

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  2. 感受性が豊かだと、作品のメッセージが素直に伝わるのでしょうか。そんな心を大切に守っていきたいですね!

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