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海が見たくて

 江ノ島へやって来た。  薄曇りの白い空が眩しい。  日本海とは違って、湘南の海は明るいというひとがいたが、確かにそうかもしれない。  観光客で賑わう江ノ島は、誰もがみな明るい表情をしているように感じる。  洋上には海上保安庁の船が佇んでいたが、船首をこちらへ向け、“風の谷のナウシカ”のワンシーン、大きな王蟲がこちらをじっと見つめている様が頭をよぎる。

今年の桜

 今年の春はなんとなく天候不順。暖かい日が続いて桜が一気に咲いたものの、そのあとは雨や曇で気温も低め。そのせいか花粉症もまだそれほどひどくない。  桜を見に遠出するタイミングを逃してしまい、買い物ついでに、道路の脇に植えられている花を見上げながら写真を数枚。

お台場と新宿

 あるイベントに参加するためにお台場に行く。お台場は十数年ぶりだろうか。以前は空地ばっかりだった記憶があるが、少し賑やかになっているような気がした。  イベントの終了後、南極観測船を見に行こうと海に向かって歩いていると、途中にガンダムが置いてあった。そんな存在はすっかり忘れていたが、そういえば数年前話題になっていた記憶がよみがえってくる。等身大のようだが意外と小さい印象だ。観光客がたくさん来ていた。  船の科学館の施設のひとつとなっている、南極観測船「宗谷」。無料で中を見ることができる。最初の航海は、今から60年も前の話だが、こちらも思っていたより小さな船で、  その後、新宿エルタワーのニコンへ行き、カメラのローパスフィルターの掃除をしてもらう。1時間待ちとのことなので、携帯端末を片手に西新宿の街をうろうろとして時間をつぶす。まだそれほど遅い時間ではないため人通りもある。夜のビル街も好きだ。  カメラを受け取り、せっかくなので少しだけ写真を撮ってみる。夜のせいもあるが、まだまだ使いこなせていない。 (ローパスフィルターはとても綺麗になり、青空の写真を思いっきり絞って撮ってみたが、怖いくらいにゴミが写っていなかった。)

Tokyo, Jan. 17th

 夕方の光が好きだ。今の季節は空が綺麗で、なんとすがすがしいことか。  西新宿の高層ビル群は好きな景色のひとつだ。この無機質で寒々しい(実際に風が吹いて寒かったが)様が、別世界にいるかのように感じさせてくれる。コクーンタワーが加わり、南口も再開発が進んでいる。

第五福竜丸 つづき

 昨日訪れた第五福竜丸。昨日とは違う写真を掲載する。  第五福竜丸は一時期はほぼ捨てられていたそうだが、こんな立派な建物の中で残されて本当によかったと思う。当時を生きていない自分にとって、やはり実物があるのとないのとでは、感じ方がまるで違う。  また静かだからだろうか、この場所にいるととても落ち着く。『原爆の図』の丸木美術館もそうだが、悲惨な現実を直視させられる場所でありながら、とても穏やかな感じがする。 第五福竜丸の船尾 白い死の灰(放射性降下物) ガイガーカウンター 生活が感じられる品々 船の側面 船首から。岡本太郎氏の『明日の神話』に出てくる船は、確かこんな船だったような気がする。思い違いかもしれないが、錨を下ろす穴が記憶に残っている。 第五福竜丸の模型 大漁旗 外に置いてあるエンジン 第五福竜丸展示館。この中に第五福竜丸がすっぽりと入っている。左端に少し見えるのがエンジン。