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ツチクジラの解体

 千葉県は房総半島の南にある和田浦へ、ツチクジラの解体を見に行く。  少し前から解体を行っている外房捕鯨(がいぼうほげい)の方のサイトをチェックしていたが、鯨を一頭捕獲し、本日(22日)午前4時から解体を行うとの情報が更新されていた。今シーズンで初めての解体だそうだ。日程が合わなければなかなか見る機会はないので行くことにする。前日の夜に出発し、首都高・アクアライン・館山道を経由し、道の駅和田浦WA・O!に着いたのが1時30分頃。2時間ほど仮眠をとる。  4時前に解体を行う施設へ着くと、すでにクジラは陸へ上げられ、10人ほどの人が取り囲んでいた。関係者以外は施設の外からこの解体を見ることになる。解体されるクジラはツチクジラというクジラで、口がイルカのように尖っている。このクジラの体長は10mほどになるそうだが、この個体もこれくらいの大きさだったのではないだろうか。  体にお酒(お神酒?)がかけられ、解体が始まる。大きななた(もしくは包丁)のようなもので切り進んでいくが、この刃物はとても切れ味がよいようで、スッスッと体に入っていく。そしてまた肉に穴を開け鎖を通し、ウィンチで引っ張りながら肉を剥がしていく。解体された肉は小さく切り分けられ、氷水の中に入れられていた。すべての作業が手際よく行われ、解体は1時間半ほどであらかた終わったようだった。解体された肉は一般の人も買えるようだ。  道の駅ではクジラ料理を食べることができ、刺身と竜田揚げとカツの乗った丼ぶりを注文した。クジラの肉は固い、まずいと耳にすることがあるが、ここの竜田揚げの肉は厚いにもかかわらず柔らかく、そして全体的にまずいということもない。  クジラを解体している写真も撮ったが、今回は掲載はしない。上の写真は、道の駅和田浦WA・O!に吊ってあったツチクジラの模型。万祝の柄だろうか?

梅雨の中休みに

 土曜日は長野へホタル観賞に行く。ただ駐車場が混むそうなので、ちょっと別の所にも寄り、早く行くことにする。昼には中央自動車道を下り、昨年行った茅野の蕎麦屋で昼食をとる。次に山下清放浪美術館へ行くが、ここが良かった。いろいろな作品が展示してあり、また解説もしてもらったので、とても興味深かった。今回はここが一番良かった。暗くなる前にホタルのいる公園へ行き、ホタルを見て帰る。  ここ最近、中央道を家に向かって走り、事故のあった笹子トンネルを通るたびに鳥肌が立つ。トンネルを入ってすぐから続くコンクリートが剥き出しの天井がとても気味が悪いし、場所によって変わるアスファルトが事故現場を思わせる。毎回ここを通るたびに本当に鳥肌が立つが、それは怖いという感情ではなく、誰にでも起こりうる事故であったし、こんなひどい人災に遭い、亡くなった方々はさぞ無念だったろうという思いから来ているように思う。  日曜日の今日は、護国寺でチベット佛教の勉強会。すっかり夏の陽気だ。

梅雨入り

 梅雨入り宣言のあと大雨になる。6月ひと月分の雨がここ数日で降ったそうだ。  「地球が温暖化すると気象現象が極端になり、例えば、台風の数は減るがその勢力は強くなると考えられている」というようなことをテレビで聞いたのは、10年ほど前のことだっただろうか。その予想された未来にいるのか、気象が極端になっているのかどうか、実際のところは分からないが、ここ数日は飽きもせずに長く降っていた。  夕方、久しぶりに青空を見る。

構図

 梅雨が近づいてきて、ようやく花粉症もおさまってきたようだ。  ところで、前から思っていたことだが、写真をモノクロにすると、同じような構図のものばかりだということが自分でもよく分かる。たまに意識して違ったように撮ることもあるが、根本的に違う視線が必要だろう。