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東日本大震災七七日法要

 護国寺で行われた七七日法要では、ダライ・ラマ法王も日程を変更してご来席され、チベットのお経と日本のお経とで行われました。チベットのお経は冊子を見ながらでした。  法要のあとにはダライ・ラマ法王のお話もあり、第二次大戦からも立ち直ったのだから、この震災からも必ず立ち直れるとおっしゃって下さいました。また般若心経をお唱えしましょうとも。  晴れていた空も、お話の途中からは大きな雨粒が落ちてきて、私の服も濡れましたが、ダライ・ラマ法王がお堂を出て帰ろうとした瞬間にやみました。  そして、お帰りになる時に倪下の手に触れることができました。とても柔らかかったです。

桜の里

これまで何度も訪れている秩父ですが、桜の季節にはじめて訪れました。 秩父観音霊場札所29番長泉院にて。お堂で観音経(普門品偈)をあげて境内を見させていただきました。入口の大きな枝垂れ桜はもう散っていましたが、他にも桜の木は何本かあり、ツツジやその他の花々が咲き、とまどってしまうほどの、静かでとても穏やかな春がここにはありました。 長泉院から歩いて枝垂れ桜で有名な清雲寺へ行きました。こちらも数日前の強風で古木の枝垂れ桜の花はほとんど散ってしまったということでしたが、桃色の枝垂れ桜や白い染井吉野(?)はとても綺麗に咲いていました。多くの人々が訪れていました。 清雲寺の隣にある若御子神社は例大祭だそうで(?)、今日はお神楽が奉納されていました。 清雲寺の本堂と枝垂れ桜。このお堂で東北などで不自由な生活を余儀なくされている方々のためのチャリティー写経というのを納めてきました。一枚(般若心経一巻)500円を義援金に当てていただけるそうです。また写経は建長寺へ納めていただけるとのことでした。 ちょうどお昼のラジオから流れる被災地のニュースを耳にしながら、“能、除、一、切、苦”と書き進めていると、外の音は何も聞こえなくなり涙が出そうになりました。そしてそのあとに続く“真実不虚”であって欲しいと思っていました。 そして清雲寺より、少し離れた場所にある昌福寺へ。ここは人影がほとんどなく、暖かく静かで穏やかな春の情景が広がっていました。遠くには秩父鉄道が走っていました。 レンギョウやツツジやサクラの花々の競演は昨年訪れた福島の三春町を思い出します。