立秋を過ぎた日から何となく涼しくなってきたような気になり、そしてまた、夜中に鳴く蝉の声が秋の虫の声に取って代わってきたが、それでもまだ蒸し暑い夏は続く。空を見上げて秋の青さが感じられると少しほっとする。 暑さに慣れてきたと思っていても、立っているだけで汗が出てくるとはまさにこのことで、この時ばかりは道路沿いにずらっと並ぶビルが作る日陰がありがたい。 暑さ寒さの秋彼岸まではひと月以上あるが、しかしその頃には稲穂が頭を垂れ、畦道には真っ赤な彼岸花が咲いていると思うと、夏はやはり短いものなのか。
花、空、山、旅、スナップ写真を中心に、思ったことなどを書き綴っています。