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3月, 2012の投稿を表示しています

秩父巡礼

秩父観音霊場三十四札所巡礼が終わりました。今回は三回目で、震災のあった2011年をまたいで、三十四番から逆順にお参りをしてきました。 御朱印帳を開いて、墨の匂いを感じていると、いろいろと思い出します。 震災犠牲者供養のためのお写経用紙をいただいてきたので、書いて納めます。震災で被害を被ったのは人間だけではないことを考えないとなりません。 第一番札所四萬部寺にて

震災後

3月10日に高野山真言宗東京別院で東日本大震災の法要がありました。松長有慶猊下もいらっしゃっていました。南相馬の保育園の方のお話もありました。法要が終わる頃には雨もやみ、青空も見えていました。 今日は東京大空襲とチベット民族蜂起の日でもありました。 そして3月11日には同じく、宮城で法要がありました。Ustreamで中継されていたので1時間ほどネットから参加しました。松長猊下はこちらにもおいでになっていました。 大震災から1年という時間は、過ぎてみれば早かったです。 昨年は年が明けてから幾らもしないうちに、人間はこうも悪業や煩悩を溜めてしまうものかと思っていましたが(そしてその後の震災)、今年は、テレビを見ていたり、ふとしたことに触れて(おそらく他の人は何にも感じないであろう些細なことですが)、今までの生き方が間違っていたのではないかと思うことが多々あります。

早春

今日はお墓参りへ。朝から音が少ない気がしますが、お墓までの道程ではたくさんの人々が歩いていました。早いもので今年ももう3月ですが、今年は(今年も?)まだ寒い日が続きます。うちの近所では梅はまだ咲いていませんが、お墓の紅白の梅は咲いていました。  月日の流れを感じていると、「月日は百代の過客にして…」という言葉が頭に浮かんできます。いろんなことが夢だったのではないかと思う、夢と現は紙一重、表裏一体なのではないかと思う、どんよりとした空の早春の一日。