スキップしてメイン コンテンツに移動

富士山ぐるり一周巡拝

富士山ぐるり一周の旅。2007年に行った富士山ぐるり一周ふたたびです。富士山を中心に時計回りにぐるっと一周。このコースは、朝日に照らされる富士山~日中の富士山~夕日の照らす富士山と、ちょうど富士山を順光に見ながら走れるコースです。

今回は、白糸の滝は大雨(台風?)の影響で近くまで行けないとのことで、行程はちょっと変えました。実際の行程は、道志みち→道の駅すばしり→水ヶ塚駐車場→富士山新5合目→宝永火口→陣馬の滝→道の駅朝霧→山中湖→道志みち


今日はまず道志みちから道の駅すばしりへ直行。休憩した後、富士山の山肌をじわじわ高度を上げながら走っていきます。

 水ヶ塚駐車場にて。富士山が近くに見えます。宝永火口と宝永山もよく見えます。

 富士山新5合目~宝永火口へ。写真の上に見えているのが富士山頂です。富士山は近すぎると何だかちょっとよく分からないことになっています。上の方で歩いている人が何人かいました。

南側には箱根や伊豆方面の山々が望めます。今日は海は見えませんでした。

富士山新5合目~宝永火口の道。雲が出ているちょうど下あたりが宝永火口です。火口から煙が出ているみたいに見えました。今回は宝永噴火口(第一)の底まで下りてみました(宝永火口の様子は別の投稿をご覧下さい。動画も入れてみました)。

富士山を覆う石。

霧に覆われる宝永山(2,693m)。

左下が宝永火口。南側(写真右側)の斜面から風が吹きつけ、火口から上がってくると雲が出来ていました。山の天気は変わりやすいといいますが、やっぱり午前中が勝負なのでしょうか(この写真は12時頃)。

宝永火口はまるで煙を上げているよう。

富士山の南側には雲が湧き立ち、下界は何も見えなくなっていました。空には強烈に輝く太陽が。

新5合目駐車場のあたりから見た富士山頂。霧に覆われたり晴れたりと変わりやすい天候です。

富士山新5合目からずいぶん離れて、富士山の西側の朝霧高原付近(猪之頭)です。田貫湖に近い陣馬の滝を見に行きました。写真はその駐車場より。このあたりは湧水が豊富でまたその水はとても綺麗で、水路にはたくさんの水草が川の流れにそよいでいます。

陣馬の滝。源頼朝と関係した滝だとか。滝壷まで行ってみましたが、とても清々しい滝でした。水が綺麗で淀みなく流れているところはいいなといつも思います。

陣馬の滝の駐車場付近にあった桜の木(畠山重忠の駒止桜)。

道の駅朝霧の裏手にある展望台からの富士山です。月も出ていました。富士山の下の方は次第に雲に覆われ、山頂まで見えなくなりましたが、暗くなったあとでまた出てきたようでした。星も出ていました。空がすっきり晴れれば星はよく見えそうでした。


山中湖から見た富士山です。肉眼では何となく見える程度でしたが、長時間露光で写してみました。星はあまり見えませんでした。
そして道志みちへ。道の駅どうしの裏を流れる道志川は、夏に訪れた時には川の近くまで下りられましたが、大雨か台風のために流れが変わった(?)ようで、手前を水が流れていて、川原に下りられないようになっていました。


雪が降ってしまうと、今回巡ったコースはうちの車では行けなくなってしまうので、また夏の富士山は交通規制をするので、今の季節か春先が、富士山を見るにはいい季節かなと思います。富士山にもう少し雪が降るとまた違った表情になっていいですね。

コメント

このブログの人気の投稿

星のカケラ

星のカケラ 小惑星  先日、日本の小惑星探査機が小惑星から持ち帰った星のカケラを見てきました。  探査機はやぶさが小惑星イトカワから、探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰ってきたものです。  どちらも顕微鏡サイズの粒子ひと粒で、モニターに映し出されたものを見学していましたが、火星のあたりの軌道を公転している小惑星から持ち帰ってきたものだと思うと、ごく微細なものながら、そこにはロマンが、そして学術的に貴重な情報がいくらでも詰まっているように感じます。  はやぶさ2は、サンプルを地球に落としたあと、そのまま次の小惑星に向かっているそうです。 技術の進歩、シンギュラリティ  人が実際に火星に降り立つ未来が見えつつある現在に自分がいることを考え併せると、将来から見たら宇宙開発のごくごく黎明期なのかもしれませんが(逆に宇宙開発がとどまることのないようにそうであってほしいと思います)、この時代にいて技術の指数関数的な進化を感じられ、実際に映像で見ることができるなんて、なんてラッキーなんだと思います。  ついでに、シンギュラリティがどうなるのか気になるところですが、未来から見て過去のある時点でシンギュラリティが起こったというようになるのか、それとも現在進行系で感じられるのか、楽しみでもあり何が起こるかわからない恐怖も感じます。  ひとり天文部の部活動でした。

写真の加工について

写真の加工について 写真の色とは? 最近はスマートフォンで写真が簡単に編集できます。 それで、やろうと思えばいくらでも加工できてしまうけれど、たとえば色の加工をどのくらいやるのかといったときに、それは自分がどれくらいまで許容できるのか、ということなのかなと唐突に思ったりしています。 人それぞれ見えているものの色は完全に一致しているわけではないと思うし、写真を撮った時点でデータは加工され、それはフィルムであっても同じでプロの写真も(プロだからこそ?)魅せるように加工されていたし、そもそも今は印刷物ではなくモニタや画面で写真を見る機会が多いと思うけれど、それらの機器の色の設定や見え方はバラバラだし、もはや印刷物や作品として仕上げるのでなければ、色のこだわりは、自分の撮影や再生環境の設定の中で自己満足するものでしか成り立たないのではないかと思ったり。 ゲームの世界 一方で、近頃のゲームは絵が綺麗で、実際の風景の写真でなくても、画面のキャプチャー画像で十分美しいと思えるほど。逆に実際の風景をゲームっぽく加工したらそれは綺麗だと思えるのだろうか、その違いってなんなのだろうと思ったりして、これは受け取る側の問題なんだろうと思うと、やっぱり自分が作るものも見るものも、自分でどれくらい許容できるのかということになるのかなと思っているところです。 現実と仮想現実のはざま 現実と仮想現実の境界はどんどん曖昧になっていて、脳はすぐ騙されてしまい、けれどそれが悪いということではなく、ただそういう特質があるということだと思うので、科学技術でよい方に騙して騙されていけば、今あるものとはまた違った進歩の道も開けてくるのかなと思ったり。 こんな加工は…? ということで、試しに今までやったことのないくらい加工をしてみましたが、これくらいやってもこれはこれでいいような気がしてきました。 ずいぶん強めに加工した写真 フィルムがメインだった時は、写真を加工するなんてことはほとんど考えられなかったけれど、今は加工前提で写真を撮っているし、おまけにスマートフォンで簡単にしかも高度に加工できるようになったおかげで、こんなことを考えるようになったのかもしれません。

青空の西新宿

青空の西新宿 スマホ片手に  用事ついでに久しぶりに好きな西新宿へ。  カメラではなくスマホ片手にビル群の間を少し歩いてみました。 西新宿 西新宿 西新宿 西新宿  コクーンタワーの近未来的な建物が好きで、世界にあるこの手の建造物を見てみたいと思ったりもするのですが、それにしても悔やまれる?のは、国立競技場の当初の案のザハさんの作品を見れなかったこと。当時はザハさんの名前すら知らなかったけれど、たまに思い出すたびに、なんだか残念だったなと。  都心は常にどこかで大規模な工事をやっているイメージで、新宿駅は改装工事で東側が見えて変な感じですが、西新宿もそのうちにまた再開発が行われて、違う風景になるんでしょうね。今の近未来な感じではなくなりそうな気がしますが、どんな景色になるのでしょうか。  スマホの写真アプリの超広角を使ってみて、風景なんかだとそんなに違和感を感じないけれど、ビルは斜めになってみたりしてやっぱり超広角で人工物を撮るのは難しいです。 都庁の展望台へ  歩いていると都庁がすぐそこにあり、時間があったので足を伸ばしてみました。  展望台は混んでいるのを確認して帰ろうかと思ったら、意外と人は少なく、2台目のエレベーターで乗れました。 都庁 都庁の展望台から 都庁の展望台から  展望台はやっぱり海外の方が多いですね。都心方面、東京湾から丹沢の山並みや富士山も見えて、いい思い出になっていればいいですね。  おそらく風で建物自体が揺れている感じがするのですが、東日本大震災の前の週に登っていたのを思い出します。  ここで写真をちょっと強めに加工してみましたが、これはこれでそんなにおかしくないかも? 都庁の展望台から おまけ 東新宿(歌舞伎) 東新宿  新宿駅からこのあたりも海外の方が多いですね。遠くにゴジラを見つけて楽しそうにしていました。