図書館で本を探していると、天台宗の大阿闍梨でいらっしゃる、酒井雄哉氏の写真集『行』がありました。写真には、千日回峰行の間いっしょについて歩いていたという黒い犬の影も写っていました。いろいろな場面の写真がありましたが、座った子供が両手を合わせ、道路に頭が着くほどに丸まってお辞儀をし、お加持をいただいている姿がとても印象的でした。そして酒井氏の優しく暖かなまなざし。
星のカケラ 小惑星 先日、日本の小惑星探査機が小惑星から持ち帰った星のカケラを見てきました。 探査機はやぶさが小惑星イトカワから、探査機はやぶさ2が小惑星リュウグウから持ち帰ってきたものです。 どちらも顕微鏡サイズの粒子ひと粒で、モニターに映し出されたものを見学していましたが、火星のあたりの軌道を公転している小惑星から持ち帰ってきたものだと思うと、ごく微細なものながら、そこにはロマンが、そして学術的に貴重な情報がいくらでも詰まっているように感じます。 はやぶさ2は、サンプルを地球に落としたあと、そのまま次の小惑星に向かっているそうです。 技術の進歩、シンギュラリティ 人が実際に火星に降り立つ未来が見えつつある現在に自分がいることを考え併せると、将来から見たら宇宙開発のごくごく黎明期なのかもしれませんが(逆に宇宙開発がとどまることのないようにそうであってほしいと思います)、この時代にいて技術の指数関数的な進化を感じられ、実際に映像で見ることができるなんて、なんてラッキーなんだと思います。 ついでに、シンギュラリティがどうなるのか気になるところですが、未来から見て過去のある時点でシンギュラリティが起こったというようになるのか、それとも現在進行系で感じられるのか、楽しみでもあり何が起こるかわからない恐怖も感じます。 ひとり天文部の部活動でした。
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