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眠り猫

 昨年末には日本百観音のひとつである秩父三十四観音霊場(埼玉県)の札所巡礼を、個人的なものと、故人の菩提を弔う意味を添えて終えたのですが、大晦日からの断食にはその締めくくりの意味もあったのかもしれません。


 東京地方は今日は快晴、しぶんぎ座流星群(アストロアーツより)が見られそうです。多ければ1時間に50個ほどの流星が見られるとか。人々の活動のレベルも低いはずなので、空もいつもより暗いかもしれません。大晦日の昼からずっと眠っていたテレビを久しぶりにつけると、画面がすっきりクリアーになっていて、これもお正月で余計な電波障害がないおかげかななどとも思いました。
 ただこの流星群はいつが極大になるのかが分からず、しかもその極大を逃すと急に見えなくなってしまうそうなので、月の沈む夜の22、23時頃から一晩中、北東を中心とした夜空を見上げていなければならないのかもしれません。
 もしご覧になる方は、寒いので体調を崩されないようにお気を付け下さい。

(追記)
 今年はアポロが月に行ってから40年ですね。本当に月へ行ったのか?という話がありますが、まあ行ったのだろうと私は思います。日本の打ち上げた月周回衛星“かぐや”で、人類が月に降り立ったというその痕跡は見つけられないものでしょうか。今月公開の『ザ・ムーン』という映画が気になるところです。そして今年は世界天文年2009。

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